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2005年05月08日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: Essay
 久しぶりに会った友人と、小部屋で盛り上がった。

 四人も入れば、きゅうきゅうするくらいの狭さなのだけれど、定員は四人だとか。
 二人で差し向えば、つい妖しげな雰囲気になりそうなくらい席は接近している。

 最近の外出はほとんど着物だというRさんに合わせて、本当に久々にわたしも着物姿だ。
 着慣れてないので仕上がったときは汗だくだくで、甚だ落ち着かない。
 帯が気になり、着崩れが気になり、途中で引き返してしまいたいくらい。
 それでも出掛けに

 という長女の言葉に助けられ、居直ることにした。

 その小部屋の丸窓を背景のRさん。
 縞模様の紡ぎが実によく似合って、素敵である。
 さりげない着こなしが感じられ、短時間によくぞここまで、とわたしはいつも感心しているのだ。
 「紫苑さんのスタイルは娼婦だよ。黒って男をそそる色なんだから。そのワンレンのヘアースタイルも真っ赤な口紅もすべて、娼婦のアイテムだ」
 と、Rさん。
 「えー!そんな風に思って黒じゃないけど。ずっと若いときから黒が好きで…」
 「いいかげん自覚しなよ。自覚したらまた違った展開が訪れるから」
 すると横からKさんが続ける。
 「そうなんだよね。下着も黒でしょう?」
 「もちろんそうだけど。でも誰も誘ってないけどなー」 

 色の中には、そんな潜在意識があるのか……。
 いや、あるにはあるだろうと想像はつくけれど。
 二十代からひたすら、黒と赤しか身につけてこなかったわたし。
 どうやらひたすら男をそそっていた、らしい。
 今更ほかの色には馴染めないけど、でもどうして黒を好きになったのだろう。







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最終更新日  2005年05月10日 11時43分42秒
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