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2005年05月20日
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テーマ: 吐息(401)
カテゴリ: 紫苑の詩(うた)


 なんだか、さわさわして、胸騒ぎ。
 目を閉じると、大きな二重まぶたが一個だけ見えた。
 多分、女性の左目だな。
 それ以上、見たくないから目を開けた。
 真っ暗な闇。
 ううん。
 少し違うかな。
 廊下の灯りが、一条の光となって入りこんでいたから薄闇だった。

 現実の世界は、眠る前と変わらなかった。
 もう一度、目を閉じた。
 顔も見ようと思ったけど、相変わらず片方だけの目が見えた。

 少し恐くなって、飛び起きた。
 電気をつけてうつらうつらしていたら、朝が来た。

 目を閉じても、もう何も見えなくなった。
 オレンジ色をした陽の光が、まぶた越しに見えた。






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最終更新日  2005年05月20日 14時52分21秒 コメント(2) | コメントを書く
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