sionMEWnoブロ愚

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ハルカ~ハジマリの日・1~


そんなこと考えた…なんか悩んでるみたいやけど…
こうゆう時素直にいってくれないんだな~みっちゃんは。
「…はるやん、ここでまってて」
やっぱり。一人で解決しようとしてる。
「…わかった」
そういったとたん、突然走り出した。
もちろん、待てといって素直に待つ私じゃぁない。
…ついていくうちに変な違和感があることがわかってくる。
(あれ?この道ってこんなにながかったっけ??)
「ふりかえるな」
「…!?」
突然声がする。ふりかえるなっと言われたら…ふりかえれんけどきになるやん!!
「誰?ドコにおるん??」
「………」

電柱が揺らいだ…ように見えた。
大きなフード付きの長いコートを着ている。

「…ここは少し汚染されている。」
「ここにいることは危険だ。」
急にあたりの景色がなくなる。
「<オレだけをみろ!>」
少し振り返りそうになった…
「…怒鳴ってゴメン。」
あら、謝った。
「確か、さっきも言われてたと思うんだけど…」
「……」
「僕らの仲間になってはくれないだろうか?」
戦う…仲間ってこと?
あれ?なんでこのヒトみっちゃんのこと知って…
「僕の名前は…こっちではヨミっていいます。」
…こっちではヨミ?
ゲームとかの話??
「え…ヨミって“黒一族”のヨミ!?」
「現実の名前では長谷部といいます。」
もっと衝撃。
「長谷部先輩やったの!?」
「…先輩…そうなりますね」
と突然先輩の姿が消えた。
「?」
後ろに気配を感じた瞬間…
ぎゅっと。
「!!!」
耳元で囁く。声が透明な。
「……悪いな…蟲がつかないようにとね」
意味が分からなかった。
…蟲??

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