まきこんのこの頃

まきこんのこの頃

ファーストプライオリー


著者名:ファーストプライオリティー
出版社:幻冬舎

感想:
 31歳の31作品が載っている作品。一編一編が短いので、とても読みやすい。
 いろいろな人の心理が描かれているので、どこかにあてはまる人がいるような気がする。
 山本さんの作品はどれも、現実にありそうな話の中に、フェクションをいれて、おいおいって思えるものが多いのだけれど(『処女』や『嗜好品』『うさぎ男』など)中には『空』や『庭』のような不思議な感動感があるものもある。
 最後の作品『小説』は山本さんの体験談?と思えるような話で、山本文緒フリークの私は、すごくはまる作品でした。
 今までの作品は、落ちこむ話が多かったけれど、今度の作品は、元気付けられるような内容になってました。

点数:90点
スリル  ☆☆☆★★
泣ける  ☆☆★★★
ドキドキ ☆☆☆☆★


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