殿上人日記

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2008年12月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

木曽の夕暮れ2

      おしめ人 入日を山の 名にしおふ
               ひきゆく駒の すくる光を

  長野県の木曽谷から秋から冬にかけて望む、白雪の
  駒ヶ岳連峰が、夕日に映え赤紫色に輝く様をうたった
  ものであるとか


木曽の夕暮れ3

  江戸時代、木曽は徳川御三家の一つである尾張徳川家の
  領地であった。尾張中納言徳川宗勝の頃に近江八景に
  なぞらえた木曽八景を、尾張藩の書物奉行の松平君山が
  作ったそうだが、尾張の俳諧師の横井也有という説も

  駒ヶ岳の夕照の他に、徳音寺の暁(晩)鐘、御嶽の暮雪
  棧(掛橋)の朝霞(霧)、寝覚めの夜雨、風越の晴嵐
  小野の瀑布、与川(横川)の秋月などがあるそうだ


木曽の夕暮れ1

  12月22日の夕刻に、娘を家に連れ帰る時に、道の駅
  日義木曽駒高原から眺めたものだ。ちなみに、この旗印は
  清和源氏が競って家紋とした「笹竜胆(ささりんどう)」で
  朝日将軍(旭将軍)、木曽(源)義仲の家紋である


木曽の夕暮れ4

  父の源義賢(源義朝の異母弟)が、義朝の子の源義平に
  討たれ、幼少であった義仲は、信濃(長野県)に逃れて
  木曽の豪族の中原兼遠の庇護下に育ったそうで木曽次郎
  とも呼ばれていたそうだ。都への挙兵、静御前とのロマンス
  などなど、平家物語には欠かせない人物である


木曽の夕暮れ5

  最近は国立大学などでも、独自の商品開発や販売を
  行っているのだが、信州大学に23年前にもたらされた
  山ぶどうを品種改良した「農学部産山ぶどう」を使い
  「五一わいん」で有名な塩尻市の林農園に、醸造を
  委託をされた「山ぶどうワイン」だ

  県外からも購入希望者が、発売日の朝には行列を作り
  昨年も販売翌日には売り切れてしまったので、今年は
  ハーフボトルのものも増やす程のものを、ゲット出来
  たので、お正月に飲もうと思う


馬籠の年の瀬4

  「今年は秋に雨が少なく良質なブドウが育った」そう
  なので、お味も期待が出来そうだ。クリスマスケーキは
  懸賞でいただいたもの(写真は↑から馬籠での撮影分)


馬籠の年の瀬5

  たぶん2008年度を締めくくる最後の日記になるので
  地元の馬籠宿の紹介でも・・・というか、単に散歩に
  出かけたいという娘の言葉に釣られて、旦那と三人で
  暖かな午後の昼下がりにてくてくと


馬籠の年の瀬1

  さすがに年の瀬の最後の日曜日は、これが馬籠かと
  思うくらいに閑散としており、土産物屋も開いている
  所が少ない


馬籠の年の瀬2

  以前から娘が食べたがっていた巨大な「栗ふく」をぱくっ
  大判焼きのような生地の中には甘い栗のあんこと、栗!


馬籠の年の瀬9

  もう終わってしまったのだが、秋から12月末まで
  あの国民的アニメ「サザエさん」のオープニングで
  家族を残したサザエさんは、岐阜県各地を気ままに
  一人旅。馬籠で栗きんとんを美味しそうに食べていた


馬籠の年の瀬7

  天正12年、徳川家康と豊臣秀吉が戦った小牧山の
  決戦で、木曽路を防衛をする豊臣方は、今の馬籠宿の
  西方に位置する小高い山にある馬籠城(砦のようなもの)を
  島崎重通に守らしていた


馬籠の年の瀬6

  対する徳川方は、7千もの軍勢で木曽に攻め入って
  その一部が馬籠城を攻略すべく、今の馬籠宿の上部に
  陣を敷いたそうで、「陣場(じんば)」と地名で残る


馬籠の年の瀬10

  ぶらりとのぞいたお土産屋さんには、木曽の地酒
  七笑のゼリーやおまんじゅう。馬籠宿では木曽や
  信州のお土産はもちろん、飛騨地方のものなどや
  中津川の和菓子なども販売をされていたりもする


馬籠の年の瀬8

  間近の恵那山を眺める娘と、旦那。短いようで長い1年

  アメリカ行ったな~(旦那)。成人したな~(娘)
  社会人になったな~(息子)。ドアラ活躍したな~(私)と
  いろいろありました


馬籠の年の瀬3

  この一年、つたない旅日記を読んでいただいて
  誠に有難うございました。来年もまた、日本内外
  あちらこちらに出没をしたいと思っています

  来年もまた、またよろしくお付き合いのほどお願い
  申し上げます     夢 穂  ( 空 帆 )



馬籠の年の瀬11

        木曽駒の夕暮れは、平成20年12月22日に撮影
        馬籠の年の瀬は、平成20年12月28日に撮影






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最終更新日  2008年12月30日 22時59分20秒 コメント(58) | コメントを書く


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