戻っておいで 私の時間

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2007年12月20日
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カテゴリ: 特集

でも今日は、前回のお約束通り、ジョン・レノン・スーパーライブ
Dream Power レポートの続きです。
まずは、今年の参加者をご紹介


忌野清志郎 with 仲井戸麗市

奥田 民生

木村 カエラ

くるり

斉藤 和義

The Sunday Drivers

Chara

Bonnie Pink

吉井和哉

Love Psychedelico

樹木希林

クラウス・フォアマン



前回にも書きましたが、私の座った席は、北西2階でした。
分度器を弧を上にして置くと、ステージは弧の部分にあたります。
客席は、普通、直線部より下ですよね。ところがどっこい、私の席は弧の一角だったのです。角度にして30°ぐらいかな。
いわば、スーパーライブのはみ出し席から見たレポートです。


12月8日、午後6時開演。
ビートルズやジョンの曲をBGMに、ジョンの幼少時から1980年までのスライドショー。
私の席から見えたのは、最寄りの壁に張り付いたスクリーンと客席のみ。階下のステージは、普通席用の白い幕で遮断され、何も見えない号泣
もしや、このままフィナーレまで我慢大会ですか?全席均一料金なんですけど・・・
さしずめ、ドッグフードのお皿を前にして「3時間待て。」と言われたポチの心境(なぜ日本人は犬に ジョン という名前をつけるのだろう?友人にもジョンの飼主がいるが、ポールはいない。)


でも、スクリーンに 2007 と表示された途端、お預けの幕はさっと落とされ、視界が開けました。大笑い 小さな幸せだワン。(直線席の人には知る由もないが・・)


Yer Bluesのイントロに続き、ステージ上の3人組が、 Dig a Pony を歌い始める。黒っぽい帽子にラベンダー色の長いジャケットの長身男子が、超格好いいハート
でも、全員、後ろ姿。なんせ30°、誰が誰だかわかりゃしない。
ご近所のスクリーンで、宝石ジャラジャラの席から見える姿を確認。
「紫のバラの人」ならぬ、ラベンダーつながりのお方は、 吉井和哉 様。
ものすごいスターのオーラを感じ、思わず「カッコE~」とつぶやいてました。


普通人っぽい (「自然体」と呼んだ方がいい?) 奥田民生 さんに
斉藤和義 さんが、 I've got a feeling を歌う。奥田さんがポール、斉藤さんがジョンのパート。う~ん、上手い。
3本立てで何度も見た「Let it be」でのアップルビル屋上(ルーフトップ)セッションを思い出す。


次は I want you の重厚なアルペジオの間奏と共に誰かが登場し、客席がどよめくが、見えないってば。壁のスクリーンさんに正体を教えてもらうと、そこには、喉頭癌を克服し、この日が2年ぶりのステージという
忌野清志郎 さんの姿が。お帰り、ベイビ~。All you need is healthハート


オレンジ色のスーツに黄緑色の靴、カメレオン色のシャツ(って何色だよ?)という、一人仮装行列みたいなファッションに、オレンジ色のラメに茶系のライナーが付いたマント。(このマントは、SmapxSmapの歌コーナーでも登場)もちろんアイシャドーはばっちりだぜ、ベイビー。いけないルージュマジック。


ジョンがヨーコを歌った Don't let me down を熱唱。
とても病後とは思えない、強い喉と迫力の歌声に、清志郎魂を感じ、ゾクゾク。
「武道館へようこそ!ご機嫌だぜ、ベイビー」 の言葉を残し、退場。 客席一同、感動で大歓声。 「僕の好きな先生」の頃から目を付けていたというY君(11/29登場)はえらいっっ。


ステージが暗転し、ごそごそと楽器の入れ替え。再度明るくなり、 くるり 登場。バッキンガム宮殿の衛兵みたいな、白いマッチ棒の頭みたいな、お揃いのふわふわ帽をかぶった京風アクセントの二人組。学生時代、剣道部だったので、日本武道館は憧れだったと述べ、初めて武道館に立つ自分に酔っている。(息子も剣道部なので、武道館へはコンサートではなく、実力で行きたいと言ってた。初心者だけど、いっちょまえに同じ発想だと感心。)


She said she said と、 Nowhere Man (コーラスが一人足りない分は、トリビュートバンドが完璧にフォロー。)を歌い、「おおきに。ありがとう。」と去る。


お次は Bonnie Pink ピンクと名乗ってはいるけど、着ていたのは紫のワンピースで What you got を歌う。小学校の頃、ビートルズの曲が入った兄のカセットを、テープが伸びるまで聴いた話や、中学時代、下校時間に「Hey Jude」が流れていたので、今でもこの曲を聞くと、家に帰らなきゃ、と思う、というパブロフの犬的な話などをした後、 Starting Over 。味のあるヴォーカルに前向きな歌詞が、あの悲劇と重なり、泣けてくるが、ここで大きなことに気が付く。私の席から、歌詞のモニター(アンチョコ)が見えるではないか双眼鏡で確認。間違いない。やったぜ、ベイビー。もう一つの楽しみが見つかった


樹木希林 さん登場。Dream Powerの概要と、去年のライブで新たに10校建設されたことや、事務局が一年がかりで、受け入れ国や地域を探し、既設校のメンテナンスを行っていることを報告。今年も新しい笑顔が増えるお手伝いができて嬉しい。


The Sunday Drivers が、先月、タイの小学校を訪問した様子がスクリーンに映し出される。音楽や絵で子供達とふれあう中年男子二人組。言葉はいらない。みんな笑顔だ。夢を持ち続けることが大切と話す。Yokoさんからは、どんなことでも10年続けるとご褒美があると言われたとか。継続は力なり。塵も積もれば山となる。千里の道も一歩から。戸締まり用心、火の用心。
Love Real Love の演奏をバックに、タイの子供達のスライド上映。


おっ、外人さんが出てきた。ロマンスグレーのスリムな紳士だ。西ベルリン出身、「Revolver」や「Anthology」のジャケットを手がけ、バングラデシュのコンサートにも参加したベーシストで、ビートルズのハンブルグ時代からの友人、 クラウス・フォアマン 氏。私の愛用するマグカップもこのプリントだぞ。(Tちゃん、ありがとね)この方、たしか昔はブーアマンさんだったが、最近は現地語読みってことかな?
「ミャンマーの竪琴」じゃ、なんか変だけど


彼はジョンのアルバムにも多く関わっており、今回は「Imagine」のレコーディングで使ったベースを持参し、「Rock'n'Roll」で共演した Bring It On Home To Me をワンコーラス歌う。本当は奥さんとデュエットするはずだったが、病気で参加できなくなったとか。残念。でも、自分では弾かず、トリビュートバンドの押葉伸吾さんに、「これでやってちょ」と渡す。押葉さんは嬉しい反面、緊張も大きかっただろうな・・でも、いいなあ。さっさと下がり、あとは押葉さんと、バンマス・和田春彦さんが歌う。さすがプロ中のプロだけあって、座布団を3枚ほど献上したいほどの腕前(え、少ない?)


希林さんが文盲の話をし、ドリームパワー校に通い、字を覚えた子が、祖父母や両親に本を読んだり文字を教えてあげるようになり、笑顔が増えたとの報告。字の読み書きができるって、幸せなことだ。


男女の二人組 Love Psychedelico が出てくる。
去年も出演していた。数ヶ月前、たまたまテレビで見た彼等は、NYでYokoさんと会い、「音楽は愛を届けること」と言われ、深く頷いていた。ジョンの思いはしっかり届いてますよ。
曲は Instant Karma と、 Across the Universe ブラスが入り、少し派手な感じがした。(私は「Let it be naked」のアコースティックヴァージョンが好き。)


白い服の子供達が登場。男の子はネクタイ、ツンツンヘアと、少しとがった耳に綺麗な瞳をスクリーンで確認。モッくんJrだ^^彼が生まれた時、自分の掌に達筆で書いた名前を披露していたっけ。(モッくんは書道の達人だが、最近は宇治でお茶作りにも励んでいるらしい。。。)女の子は波打つロングヘアに白いストール。なんと上品で賢そうな子達だろう。


優しいバアバの希林さんが日本語、彼等が流暢な英語で Imagine を披露。希林さんは慈母のようなまなざし。素敵なおばあちゃんの一面を垣間見て、心が温かくなった。
やがて、私の大好きな Let me count the ways が流れ、優しいピアノの音色とYokoの「Thank you, thank you, thank you」のフレーズに泣きそうになる。


Chara 登場。独特の雰囲気を持った、不思議な人だ。
これまた号泣ソングの Grow old with me を歌う。
「Milk and Honey」に収録されているこの曲と「Let me count the ways」は、ジョンとヨーコの結婚10周年を記念して作った曲だとか。愛にあふれたこのアルバムはお薦めだ。
続けて Give Peace a Chance 、客席の私達も歌に参加



あらま、あと10曲ほど残ってるんだけど、文字数がいっぱいになってしまったよしょんぼり
でも、せっかくオノコードの光を頼りに書いたメモだから、やっぱり省かず伝えたいので、このまま怒濤の第三部・完結編に突入することにします。
今日も長くてごめんなさい。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また折を見て続きを書きますので、お時間が許せば、どうぞフィナーレまでお付き合い下さいませ。では、See you ぞなもし





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最終更新日  2024年09月24日 23時34分32秒


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