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伐木から仮伏せまで
キノコ栽培は一昨年の春のシイタケづくりが始まりだ。去年の春にはナメコとヒラタケもやってみた。
昨年の秋に結構な量のシイタケが発生したが、2、3日見ないでいると、あっという間に10センチくらいの大きさに化けてしまう。しかも冬近くなると獣の格好の餌場になってしまい、見に行かないとすっかり食われて跡形もない始末だ。今年の秋は、このシイタケに加えて上手くいけばヒラタケナメコが収穫できる予定だ。
今年も3月と4月の始めにかけてシイタケ、ヒラタケ、ナメコのほだ木づくりをした。今年は少し多めにした。一度接種して菌が蔓延したホダ木は、うまくいけば3~4年は取れるというから結構長期間楽しめそうだ。
伐採
昨年の12月に畑の採光の邪魔になっている伐り倒して原木を準備しておいた。それを3月になって1メートル程の長さに切って家まで運んだ。きのこの種類によって原木の木も違う。今回はコナラ、ブナの木、クヌギだ。
種駒の打ち込み
今回の種駒はホームセンターから買ったのものではない。昨年11月に開催された「森林所有者のためのきのこ再チャレンジ支援事業」の『福島県キノコ振興センター』が開発したもの。500駒入って1500円。プラスチックの円筒の容器に菌が白く蔓延したオガクズの中にびっしり詰まっていた。見るからに菌がウヨウヨいそうな感じがする。
ドリルで穴をあける。原木直径の2倍の種駒を目安というが少し多めにする。穴をあけた所に駒種を打ち込む。500駒というと結構の量だ。シイタケ、ヒラタケ、ナメコそれぞれ原木を30本くらい必要とした。
仮伏せ
打ち終わったホダ木を積み上げ、乾燥を防ぎ、シイタケ菌を活着させるため竹枝を上から覆っておいた。今月いっぱい仮伏せしておいて、来月には伏せ込みをする。
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