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買い物弱者を さらに追い込んだ震災
こちらに来て痛感したのは車社会と言うこと。車がないと買い物もままならず、駅へ行って何処かに出かけることもできない。車が欠かすことのできない生活の一部になっている。
だから車の運転ができない高齢者は、普段でも離れたスーパーや店に買い物に行けず買い物弱者となっている。そうした高齢者の一部は、スーパーや生協の「個人宅配・共同購入サービス」を頼りとしている。
私も週に一度の「コープ福島」の個人宅配サービスを買い物代わりにしていた。ところが震災後、まったく機能しなくなった。それも再会するまでに二か月ほど時間がかかった。車があってもガソリンが売られていないから買い物もできない。幸い昨年作った米や味噌、ジャガイモ、沢庵、梅干し、ラッキョウ漬け、買い置きの缶詰め等々があって飢えることはなかった。
だが、こうしたストックがないお年寄りはどうしていたんだろう。生協の店舗は、さほど遅くない時期に、他の大型店舗と同様に再開していた。店舗が開きながら、個人宅配サービスは一向に再開の目途が立たない。生活協同組合の主旨からいって、買い物弱者への心配りが余りに欠けているように感じた。
生協本部に確認すると、店舗と戸別配達は別組織であるとのこと。大手コンビニエンスストアのローソンが全国ネットを活用していち早く本部の指示で全国的に東北のローソンの各店舗を支援していることをニュースで知った。生協は全国組織でなかったのか。協同組合だからこそ店舗と個人宅配サービスとの連携、大手コンビニエンス組織と同様に、いやそれ以上に全国津々浦々のネットの輪が広がるのではないかと訊ねるが、各県の生協は独立採算のため横の連携が取れてないという。理念と現実のギャップに気落ちさせられた。
昨夜、仮設住宅での孤独死がニュースで取り上げられていた。同時に、買い物弱者の報道もされていた。阪神淡路大震災の教訓を生かそうと繰り返し言われてきたが、どこま活かされたのだろう、掛け声だけに終わっていたのならあまりに悲しい。
簡単なパン焼き
米を作りながら朝食はパンが多い。ふた月パンが食べられなかったのはきつかった。自衛手段というわけでもないが、自分でパンを作ろう! 時間はあまるほどあるし。てなわけでホームベーカリーを買い込んだ。セットに5分、焼き上がるまで4時間半ほど。強力粉やドライイースト、スキンミルクも半年~1年間分をストック。焼き上がる香ばしいにおいが何とも言えない。焼きたてのふわふわ、もちもち感 そしてモーニングコーヒー 美味いなぁ!
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