積んどく? 読んどく?

PR

×

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2007.08.20
XML
カテゴリ: 感想


 時代の異なる5つの物語で聖マリアナ学園の100年にわたる歴史を綴った連作形式の作品。学園創立の裏話を絡めた「聖女マリアナ消失事件」はともかく、他の4作はいずれも毎年選ばれる王子など女性社会における英雄の存在を中心に、閉ざされた社会での熱病のような熱狂ぶりが描かれています。
 ただし、桜庭一樹という常に少女を書き続けてきた作家にとって、本領を発揮できるのはこうした熱狂する少女ではなく、そこから一歩退いて遠い目で熱狂ぶりを眺めている少女、あるいは否応なしに渦の中心に押し込まれてしまう少女のような気がします。
 本書における主人公は、「読書クラブ」で息を潜めるかのように本を読んでいるような少女たちです。であれば、桜庭さんにとっては当然得意な分野。おもしろくならない訳はありません。そして実際おもしろいのです。

 しかし、読んでいて物語に乗りきれず、物足りなさを感じたのも事実。聖マリアナ学園の100年の歴史という観点から、『 赤朽葉家の伝説 』のような作品を想像していたので、ちょっとイメージとは違ったからでしょうか。あるいは、桜庭さんに対する期待が大きすぎたのでしょうか。おもしろいけれど、桜庭さんならもっとおもしろくできたはず、というように。

収録作:「烏丸紅子恋愛事件」「聖女マリアナ失踪事件」「奇妙な旅人」「一番星」「ハピトゥス&プラティーク」
2007年8月15日読了





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.20 18:15:27 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: