鍋・フライパンあれこれ美味
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”救命信号を聞きつけて”
さんさんと照る太陽。
かなたまで晴れ渡る空。
吹く風はとても爽やかで。
「昼寝日和だな~。」
そう言い、ブラブラと歩いている彼はごく普通の高校生。
「ん?」
「あ~、みず わっ!!」
顔見知りなのだろうか、前方から走ってくる女に声をかけようとしたらそんなことも気にせずぶつかられた。
そして彼女は、知らぬフリをして逃げようとする。
「ちょー、待てコラァ!!逃げんのか!?ひき逃げか、コラァ!!アホ瑞希ィ!!」
「うっさいわね!!道の真ん中のうのうと歩くな、馬鹿圭吾!!」
逆ギレである。
「道の真ん中でなきゃどこ歩けってんだよ!!」
「車に轢かれて死ね。」
ギャァギャァと口喧嘩を始める2人。
彼らは、幼馴染と言う本人達曰くあまり好ましくない関係だそうだ。
「ってかさー、瑞希なんでそんな顔してんの?何かあった?」
「べ、別に何もないわよ。」
「何にもないんだったらそんな顔しないでしょー。」
「うっさいわね、アンタには関係ないでしょ。」
「もしかしてさー、男関係?」
ギクッ
「フラレタとか?いや、瑞希の場合勢いよくフッテきたとか?」
ギクゥッ
瑞希の額からひとすじ汗が流れる。
図星と言う証拠だ。
場所は移り、近くのオープンカフェに。
「で、何があったわけ?」
「え~と・・・
「ご注文は?」
話を聞こうとしたが、店員さんが注文を聞きに来たので中断された。
「俺は、チョコパフェとグレープソーダ。」
「私は、たらこスパとドリアンとストロベリィパフェとチーズケーキとカフェオレ。」
「お前どんだけ食う気だよ。」
「ご注文の確任をします。チョコパフェがおひとつ、ストロベリィパフェがおひとつ、・・・・以上でよろしいですか。」
「はい。」
「では、ごゆっくりどうぞ。」
「ははーん、お前ヤケ食いか?」
「違うわよ。ムカツイたから腹いせに食いまくるだけよ。」
「それを世間一般ではヤケ食いってんだよ。」
「じゃぁ、ヤケ食いでいいわよ。」
「いいとかそんなんじゃなくて。」
話が微妙にかみ合わない2人である。
そこでさっき頼んだ飲み物がきた。
「で、何があったの?聞いてやるって俺が言ってやってんだからさっさと言う!」
「え~。」
「お前の場合わだかまりは誰かに聞いてもらわねぇと、おさまらなかったっしょ?」
「・・・・あ、そうかも。アンタよく知ってんね。」
「何年幼馴染やってきてると思ってんだよ。」
「ん~、じゃ、話そうかなぁ。」
「そうしてくれ。」
さきほどきたカフェオレを飲んだ後、瑞希が話し始めた。
「ん~とね、さっきブラブラ歩いてたら、喫茶店に彼氏がいたわけよ。」
「あー、あの顔だけで選んだような彼氏。」
「うっさいわね。で、何してんだろと思ってよく見ると、向かいに女が2人。」
「2人?」
「そう2人。何してんだと思って中入ってちょーっとこっそり聞かせてもらったわけよ。怪しかったし。」
言い終えた後、口の端がヒクヒク痙攣を起こしていた。
「盗み聞きか。」
「悪かったわね。で、よぉく聞いてみたら、なんか二股かけてたとか。」
「すでに二股じゃねぇじゃん。」
瑞希のこめかみの血管がピクピク痙攣を起こしていた。
「そうなのよ。で、なんつーか、私の性格から。」
「やっちゃったわけね?」
瑞希が黙って頷く。
「ガタッて立ち上がってその3人のテーブルの前で止まって何も言わずに顔面に拳入れてやったのよ。」
「うわぁ。何コイツ。」
「で、その馬鹿男が「み、瑞希?」って言ったから、「気安く私の名前を呼ぶんじゃねぇよ。」って言って、店員さんに「代金はそこの馬鹿男につけといて。」って言い残して喫茶店を颯爽と出て行ったわけ。」
「・・・」
瑞希がニヤリ笑いを全開にしている。
恐い。はっきり言って恐い。
「我ながら、内心「私、最高!!カッコイイ!!こんなのやってみたかったのよね。」とか思ってたし。」
「お前さぁ、仮にも彼氏だろ。無言で顔面パンチして代金払わせてとんずらかくか、フツー。」
「私はフツーじゃないの。」
「そのお調子だと、あんまり三股かけてたことどうでもいいみたいな。」
「ん~、今となってはしょうもない男だったな。としか思わない。ただ単にあんな男ごときとなんで私が付き合わなきゃいけなかったのよって感じ?」
「うわぁ、お前怖っ!!ちょっと変だぞ。」
「そぉ?」
そこでやっと注文した料理&デザートがきた。
「う~、お前のなんか美味そうだな。」
「そぉ?じゃぁ食べる?」
「え、くれんのか!?」
「ただし私のもアンタのも全部半分分けで代金はワリカンね。」
「やった。」
「でさー、その馬鹿男ったら情けない顔でこっち見てたわけー。スイマセーン、餃子とラーメン追加ー。」
「お前食いすぎ。」
「何よ、あんただって食ってるじゃない。」
「うっせぇよ、ヤケ食い女。ってか、俺そんなに金持ってねぇぞ。」
「知ったこっちゃないわよ。」
「おい。」
圭吾がチャーハンを食べていた手を止め、懐かしそうに話し始める。
「お前、昔っからそんなだったよな。」
「ん~?」
「相手に腹立つより自分に腹立つ事が多いってこと。」
「はぁ?」
「なんか騙された事に気付けなかった自分にむかつくらしいよ。」
「ふ~ん。」
「ふ~ん。ってお前が言ってたんじゃん!!」
漫才かましてますよ、この人達。
「ま、でも結局相手に1、2発かましてるけどな。」
「5、6発の時もあるぞ~。」
「・・・・・ま、それはいいとして。俺そろそろ腹いっぱいなんだけど。」
「ん~、じゃ、餃子とラーメンだけ食べよっ。ねっ?」
「しゃーねぇな。」
「しっかし、まぁよく食うなぁ。」
「へ?」
「お前餃子とラーメンだけって言った後からステーキにどんぶりに・・・」
「いいじゃんいいじゃん。ってか、ここってカフェのくせに色々あるよね~。」
「おかしいだろ。」
「おかしいね。」
なんかさっきから食ってばっかりの瑞希ちゃん。
いつまで食い続けるつもりなのか。
「ん~・・・お前ってさぁ、寂しい女だな~。」
「はぁ?何言ってんの頭打った?」
「そんな寂しい瑞希ちゃんと一緒にいてあげてもいいんだけど~。」
「・・・・あ~、そういえば、アンタこの間彼女にフラレたんだっけ~?」
さぁ、かわいそうなのはどちらでしょう。(笑
ってか、キャラ変わってきてるよね。
「ん~、まぁ、そうなんだけどさ。」
「要するにもう誰でもいいって?」
「アハー。そんな感じですか・・・」
「今更言うのなんだけどさー、いっつも一緒にいるよーな気がするんだけど。」
「まぁね。」
「ってか、高校になってまで幼馴染2人で飯食ってるってどうよ?」
「いいんじゃね?」
「ん~、いいかもね。今更だけど私ら2人何も言わんでも一緒にいたよね。」
「あー、そんな感じ?」
「だからさ、わざわざ口に出さなくてもいいと思うのよ。」
「そだな。」
「遠慮のいらない仲ってステキね。」
「ん~?」
やっと幼馴染の神秘に気付き始めた2人。
本当に気付いてるのかとツッコミたくなるほどだけど・・・
「よし、帰るぞ圭吾。」
「おう。」
「えと、会計は・・・ 」
「ん?どうした?」
伝票を見ながら固まる瑞希。
隣からソレを覗き込む圭吾。
次の瞬間
「「ギャー!!!」」
「お前なにどっさり食いやがった!?吐け!!吐いて店にお返ししろ!!」
「そんな汚いもん返してどうすんのよ!!」
1人じゃ足りない
だから俺達は2人でいる
当たり前のように
嫌なことも
楽しいことも
共有して
2人そろえば無敵根性
これからも一緒だよな?
この後2人は、店の外を通った瑞希兄をつかまえて、金をふんだくって払ったそうです・・・
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
オチがしょうもねぇ・・・
最初の方は自分的にも楽しかったのですが、最後の方になると・・・
途中でキャラ変わってる気もするし・・・
あー、最近小説がヤベェ
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