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早いもので2005年も本日で終わりです。でも、香港含む中華圏では、元旦よりも旧正月がメインですから、特に浮かれることもなく淡々と時間が進んでいます。日本式忘年会の予定も全て終了し、年明けと共に日本新年会と香港忘年会のパーティが始まります。また、旧正月が終われば香港新年会と延々と続いていくわけで、1年に2回の忘新年会を経験することになります。日本人にとっては新年会でも、香港にとっては忘年会…何だかよくわかりませんよね(笑)======================私にとって今年1年ですが、仕事面では、多少のトラブルはあったものの、ほぼ順調に進みました。プライベートでも、忙しい仕事の合間を見つけながらですが、いろいろ楽しむことができました。一番の思い出は、やはり、いとこ夫婦を訪ねたドイツ旅行ですね。仕事を休んでまでつきあってくれた彼女夫婦には、本当に感謝していますが、あんなに楽しい旅行が出来るとは思いませんでした。逆に一番悲しかったのは、やはり大好きだった祖母が亡くなったことです。近くても遠いとこにいるせいで、最期に間に合うことは出来ませんでしたが、せめて葬儀には出席したいと飛行機に飛び乗りました。機内で、早く着いて欲しいという気持ちと現実を直視するのが嫌な気持ちが錯綜していたことを思い出します。======================来年がどうなっていくのか全く予想がつきませんが、こうやって香港で頑張っていくんだろうと思います。今年も楽天を通してたくさんの方と知り合うことができました。いろいろありがとうございました!来年もよろしくお願いいたします。
2005.12.31
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昨日の写真なのですが「霧に包まれたホンコン」の風景です。工場煤煙の大気汚染だったら嫌だなぁと思っていましたが、本当の「霧」でした(笑)日本の会社が正月休みに入ったため、電話やメールが極端に少なくなり、オフィスの中が静まり返っています。今年は、珍しく出張で越年するスタッフがいないので、1人静かに年越しすることになりそうです。貯まったプラモデルでもチマチマ作りながら、のんびり過ごそうと思ってます!
2005.12.29
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今日は、ホンハム駅の近くで行われていた「ガンダム・エキスポ(GUNDAM EXPO)」に行ってきました。エキスポと言っても、それほど立派なものではなくて、ちょっとしたイベント・模型展示・即売会というスタイルの催事みたいなものでした。でも、連休中ということもあって、会場は身動きもままならないほどの大盛況!即売場にも限定版を求める人々の山でした(限定版といっても、香港未発売というだけの普通のプラモでしたが…)アジアでは、「ドラえもん」のような日本のアニメの他に、「仮面ライダー」「戦隊モノ」などの特撮も人気です。当然ガンダムも人気で、結構コアなファンも多いんです。私もそうですが「電車男」に代表されるオタクは香港でも健在です。秋葉ファッションと呼ばれる独特な服装の他に、長髪メガネという外観まで同じなのは笑ってしまいますが、カメラ小僧と呼ばれる人たちも日本と同じでした。会場の入口には、ガンダムの模型とコンパニオンが立っていたのですが、彼女を狙ってたくさんの小僧達が群がっていました。1m位の距離から30cmくらいの望遠レンズで何を撮るのか?と疑問ですが、私もちょっと紛れて撮影してみました(笑)年内一杯開催しているようなので、興味のある方は、是非お越しください。
2005.12.27
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クリスマス連休中の香港ですが、特に浮かれる用事も無いので休日出勤してきました。ところが、同じように用事の無い同僚も休日出勤していたので、少し早めに仕事を切り上げ、2人で広東道に先日オープンした「すし廣」に出かけてきました。この寿司屋さんは、銅羅湾にある有名店の二号店になります。香港島に渡るのが面倒な九龍側の住人としては、非常に喜ばしい限りで、久しぶりに美味い寿司を堪能してきました。クリスマスというより忘年会でしたね(笑)=========================しかし、今日の尖沙咀の人出は異常なくらいの多さでした。写真ではわからないと思いますが、ルイヴィトンもグッチも入店希望者が行列を作って待ってましたし、歩道も車道も大渋滞で何度も立ち止まらされるほどの混雑ぶりでした。香港は狭いうえに、人の集まるところは決まっているので、イベントがあると、すぐに人が集中してしまうんです。=========================この時期、クリスマスイルミネーションの定番といえば「ペニンシュラホテルの星」なんですが、何とか人混みをかき分けて撮影してきました。ここは、毎年このようにコの字型の建物の中央に星をぶら下げる控え目な飾りです。周りから比べれば派手さには劣りますが、老舗らしい落ち着いた雰囲気がお洒落で気に入ってます。
2005.12.26
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クリスマスもバタバタと仕事で終わり、気がついたら25日も過ぎていました…でも、香港は26,27日がクリスマスホリデーで連休なので、まだまだクリスマス気分が味わえるんですよ!日本も、そろそろ正月休みに入りますが、先日搭乗した飛行機も、そんな観光客で満席の状態でした。私の座席は、客室乗務員が出入りするギャレーの近くだったのですが、日本から香港までの中間地点あたりで、65歳位の日本人のお婆さんが客室乗務員を捕まえて、何やら話し込んでいました。何か凄く深刻そうな表情だったのが気になって、会話の内容を聞き耳立ててしまったのですが、何とそのお婆さん、搭乗前に入った空港のトイレにパスポートと帰国のチケットを忘れてきてしまったらしいんです!お婆さんは、どうやらこの飛行機は、香港到着後、すぐに成田に戻ると思っていて、パスポートを取りに行きたいから、このまま乗せて欲しいと頼んでいたらしんですね…当然ですが、そんな事ができるわけはなく、香港に入国すらできないというのに、お婆さんは、あまり深刻に考えている様子はなく、さすがの客室乗務員達も困っていました。どうもツアーではなく、香港駐在の子供夫婦のところに遊びに行くところだったらしいのですが、とにかくもう一度荷物を確かめましょうということで、皆で後方に移動していきました。その後どうなったのかはわからないのですが、何か心配で気がかりのままでした。海外旅行は、ホント気をつけないといけませんね・・・と言いたいところですが、私も1つ失敗をやらかしました。私は、日本用と香港用の財布を分けていて、出張の際などは、2つ持って帰る事にしています。いつも気を付けているのですが、今回に限って、香港用の財布を会社に忘れてきてしまいました(泣)香港在住の方ならわかってもらえると思うのですが、現金はともかく、銀行のキャッシュカード、オクトパス、マンションの入館用ID、ジャスコカード、ジムの会員証等、生活必需アイテムが奪われてしまいました・・・家内が年末年始を日本で過ごした後、持って帰ってきてくれる日まで、本当に長い日々が続きます(泣)
2005.12.25
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香港で大騒動に発展したWTO会議が昨日閉会しました。土曜日の湾仔暴動では、慌てた警察が慣れない催涙弾まで持ち出して応戦したのにも関わらず、韓国農民デモを抑えることに失敗!大問題に発展し、メディアでは、警察の失態を攻める論調が目立ちました。最終日の日曜は、土曜以上の大騒動になることが懸念されましたが、前日に1,000人近くが警察に拘束され、それ以外のデモ隊は、会場近くの路上で警察の監視下において動けないようにしたので、韓国農民らによる過激な行動は封じ込められていました。ただ、確かに韓国農民は暴れたのですが、その相手はあくまでも会場入りを阻む警察のみに向けられていて、偶発的な事件は別にして、香港市民、商店、公共施設が襲われるということはありませんでした。なので、同情した香港市民やNGO団体からは警察のやりすぎを非難する声も上がっています。韓国農民に声援を送ったり、支援したりする市民の姿も多く見受けられました。彼らの行動が功を奏したのかどうかわかりませんが、本会議では、日本も強硬に反対していたコメ等の主要品目に対する関税引き下げ問題が先送りとなり、結果的に彼らの主張が通った形になりました。まあ、とりあえず大騒動は終わりました。今日からは普通の平和な香港に戻ります!
2005.12.19
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完全に警官隊の圧勝に終わった先日の抗議デモですが、17日夜になって韓国人を中心とした過激デモ隊が反撃に打って出ました!17時過ぎから始まったデモは、徐々にヒートアップして一部が暴徒化!すっかり油断していた警官隊の封鎖線が、あちこちで突破されかかるという非常事態に陥りました。混乱した警官隊は、秘密兵器である「胡椒スプレー」を大量に噴射して撃退しようとしますが、興奮した韓国人は怯まずにバリケードに向かっていきます。慌てた警官隊は、香港で見たことが無い「放水銃」と「催涙弾」を使って、デモ隊を解散させようと反撃を開始しました。これによりデモ隊は少数グループに分かれて、湾仔地区の各地で散発的に警官隊と衝突するという最悪の展開に陥りました。突然の事態に市民は慌てふためきましたが、暴徒化したデモ隊は、基本的に市民や商店を攻撃せず、逆に香港市民から声援を受ける状況になってました(笑)現在のデモ隊は、1箇所に集まって警官隊と睨みあったままの膠着状態ですが、夜も更けてきたため、今夜は解散になるのでは?という見通しです。先日の圧勝で何となく余裕の表情だった警察が「催涙弾」まで使った慌てかたで、すっかり面目丸潰れ状態になりました。明日も午後1時よりデモが予定されていますが、恐らく銅羅湾から湾仔エリアは威信をかけた警官隊の厳戒態勢下におかれると思います。===========================ただし、この暴動は会場周辺の「湾仔地区」だけの騒ぎです。香港市内全土が暴動状態に置かれているわけではありません!あまり心配しなくて大丈夫です!!
2005.12.17
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先日、クリスマスカードを買いに尖沙咀のYMCAに出かけました。(今年は祖母が他界したので、発送は控えようかと思ったのですが、外国の習慣だし、ご無沙汰が続いている人も多いので、結局今年も発送することに決めたのです。)ただ、今回は、カード以外にも購入したものがあります。カードを買おうと並んだレジ横の特設コーナーが目に入り、そこで売られていたクリスマスツリーを衝動買いしてしまいました。我が家は、なぜかこういう季節モノを飾る習慣が無く、ツリーにしても10cmくらいの小さなモノを何年も前に見かけたきりという状態で、それもいつの間にか無くなってしまいました。今回も、どうしても欲しいと思ったわけではないのですが、140香港ドル(約2,000円)と値段が手頃だったのと、何となくこんなのもあってもいいかなと思ってしまったのです。個人的にはクリスマスらしくていいかな?と思うのですが、大して思い入れがあるわけでなく、家内もあまり興味を示さないので、部屋の片隅で何となく居心地悪そうに納まっています(笑)=======================街中はクリスマスモードなので、あちこちにツリーが飾られています。私のオフィスの周りのツリーはなぜか紫系が多いです。
2005.12.16
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ほんの1ヶ月位まで「香港は寒さもほどほどで快適な気候ですよ!」なんて言えたのですが、ここ数日は冷え込んできて、今朝は、気温が11度しかない本当に寒い朝でした。香港も台風等には気象庁から各種警報が発表されるのですが、今の時期は「寒さに注意しなさい警報」が発令され、テレビのニュースの時など、時間と一緒に下のマークが画面の片隅に映ります。日本であれば冷暖房エアコンが普通ですが、香港の一般的なエアコンには「暖房モード」がありません!なので、本当に寒くて辛いときは、厚着や毛布をかぶったり、ファンヒータを家族で奪い合ったりしながら何とか寒さをしのぐんです。ただ、市民の中には暖房器具が無いという家庭もあります。そういうときは政府が指定した「避寒所」という施設に退避することができます。ここでは、大部屋の雑魚寝ですが、暖かい部屋と毛布が支給され、夜の寒さをしのぐことができます。ニュースによれば、昨晩は280人以上が避寒してきたそうです。気温10度位でも凍死者がでる香港ですから、これは切実な問題なんです。こんなに寒くて震えているのにも関わらず「バス・電車・オフィス・ショッピングセンター」ではガンガン冷房がかかっています…冷房は空気清浄機ではないんですが、そう勘違いしている香港人は本当に多いんです(笑)
2005.12.15
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昨日は、予告とおりWTO交渉の抗議デモが行われ、会場周辺では小競り合いが発生しました。まず会場近くで、会場に乱入しようとするデモ隊と警官隊が衝突です。しかし、ここで何と警官隊は秘密新兵器「胡椒煙霧(PEPPER SPRAY)」と呼ばれる超刺激スプレーをデモ隊に噴射して対抗です!目潰しされたデモ隊は、すっかり戦意喪失で総崩れ!路上のあちこちで真っ赤に腫れた目を洗ったり介抱されたりしています。陸上ルートが阻止されることを考えていたデモ隊は、極秘裏に別働隊を組織!100人以上を海に飛び込ませ、海上ルートで会場突入を目指します!会場が海に面していることを狙ったなかなか巧妙な作戦でしたが、残念ながら最近の香港は寒かったので、海水温度は冷たすぎました。ほぼ全員があっという間に体力を消耗して脱落、ほどなく海上の警備艇に引き上げられ、その中の数名は病院に運ばれていきました…と言うことで、第一ラウンドは警官隊の圧勝でした。
2005.12.14
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香港では、今日からWTO(世界貿易機関)の閣僚会議が「香港コンベンションセンター」で開催されるのですが、なぜか会場周辺や湾仔エリアを中心に厳戒態勢が敷かれているんです。詳しいことは新聞やニュースをみていただくと判ると思うのですが、一番揉めている原因は「農業交渉」なんだそうです。これは、日本などの食糧輸入国と、米国などの輸出国の関税上限をめぐる対立が続いているため、各国内農業保護のための折り合い点を探る交渉が難航しています。ただ、それに拍車をかけているのが各国の農業従事者の抗議活動なんです。特に韓国人米農家のデモ隊が暴動化することが懸念されています。確かに下のように「気合十分」で来られたら、香港政府も対策を強化しますよね(笑)農業以外にも開発途上国の支援を要求するNGO団体の過激行動も警戒の対象になっています。先週の日曜日に行われた抗議デモは混乱もなく治まりましたが、情報によると今日午後と日曜日にも1万人規模のデモが予定されているそうです。その影響で、警備強化のため、期間中の湾仔地区を通るバスやスターフェリー(湾仔往復のみ)は、運行停止措置がとられていますし、その付近の企業も早めに切り上げて帰宅するケースもあるようです。香港のデモは、50万人が集まったときも治安は保たれたくらい平和的なので「暴動」というキーワードに対しては免疫がありません。なので、必要以上にメディアが恐怖を煽っているような気がしますが、18日までの6日間の会議期間中、無事に終わって欲しいと皆考えています。
2005.12.13
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先週末の事ですが、我々香港事務所のスタッフ及び家族の総勢20名で忘年会を開きました。場所は、香港ディズニーランド近くの「HONG KONG DISNEYLAND HOTEL」内にある「Enchanted Garden Restaurant」というバイキングスタイルのレストランです。家族の中には、小さい子供もいるので、忘年会というよりはミニパーティに近いのですが、普段の慰労の意味を込めて年2回ほど行っている恒例の行事になっています。このレストランは、いろいろなディズニーキャラクターがテーブルを回ってサインや記念撮影を行ってくれるというシステムがあって、間近でミッキーマウスに会える他、コミュニケーションも取れるといった特典があるので、子供達は大喜びで興奮しまくっていました。私も何年かぶりにミッキーとかと記念写真を撮りましたが、後で写真を整理してみると、他のスタッフも結構喜んでるんじゃん!というハシャギぶりでした(笑)東京ではどうなのか?わからないのですが、ここでは各キャラクターがサインをしてくれるのです。メモ帳で申し訳なかったのですが、みんな快くサインをしてくれました。正面エントランスには大きなクリスマスツリーが陣取っており、サンタクロースがゲストと記念写真を撮ってくれます。サンタが「ホーホーホー」と言うのは、今までギャグかと思っていたのですが、本当に言うのだと初めて知りました(笑)とにもかくにも楽しい3時間近くはあっという間に過ぎましたが、みんな結構楽しんでくれたと思います。旧正月まで、仕事の先行きは険しいですが、何とか皆で乗り切っていきたいと思います!
2005.12.11
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昨日は暗い話しだったのにも関わらず、いろいろな意見を書き込んでいただいて嬉しかったです。ありがとうございました!今日は、まず綺麗な香港の夜景で明るい気持ちになってもらいましょう!12月8日には、実はもう1つ「JOHN LENNONが暗殺された日」という悲しい歴史があります。彼がNYの自宅前で暗殺されてから25年が経ちました。当時の私は中学生でしたが、遅まきながらビートルズに目覚めた年頃で、毎日のようにビートルズを聞いていました。その頃の楽しみは、毎月のお小遣いで1枚づつLPレコード(!)を揃えていくことで、いつも来月はどのアルバムを買おうということを考えていました。中学生の私は、かなりのビートルズフリークで、ホントに毎日聞いていましたから、今でもほぼ全ての曲の1番くらいは、歌詞をみなくても口ずさむことができます。市のホールで開かれたビートルズのファンクラブが主催するフィルム上映会にも必ず通っていて「ヤアヤアヤア」とか「LET IT BE」をスクリーンで見ては感激してましたね。映画「LET IT BE」では、ビートルズを壊したのはオノ・ヨーコだと確信していて、同じ日本人のくせして何だ!と当時は、結構嫌いな存在でした(笑)今は、全くそんな気持ちはないです。そんな時代をすごし、ビートルズのアルバムがほぼ揃って、メンバーの中でも特に「JOHN LENNON」が気になりはじめたとき、唐突に「JOHN暗殺さる!」のニュースが飛び込んできました… 5年位前に初めて出張でNYに行ったとき、ようやく作った自由時間で真っ先に出掛けたのは、JOHNが暮らしていた「ダコタハウス」という高級アパートでした。タクシーの中で「オノ・ヨーコが出てきたら、何て挨拶しよう」という妄想に真剣に考えてた事を覚えていますし、到着後は、JOHNと同じ空気を吸っているんだという興奮と、ここで殺されたのか!という悲しみで頭の中がごっちゃになって何かホワーッとしてました。今考えるとホントに舞い上がっていたと思いますし、行動はストーカーと変わらないですよね。実際、ウロウロしてたら、敷地に入るな!と警備員にすごく怒られました(笑)ストーキングの後(!)、隣のセントラルパークを歩きました。有名なIMAGINEのレリーフも見てきましたが、踏み絵のようでサークル内に入ることが出来ませんでした。普段は大人しい私ですが、その時の興奮した様子が「滑稽で面白かった!」と、今でも一緒に行った同僚達のネタにされています。彼が凶弾に倒れて25年、享年40歳でした。中学生だった私も、来年は彼と同じ年齢になります。彼のやってきた事に対して全く比較にならない平凡な人生で情けない限りですが、平和を望んだ彼のメッセージだけは忘れずにやってきました。JOHNが生きた時代は「冷戦下」の世界でした。冷戦時代が終わった現代は、民族対立というもっと根深くて困難な問題に直面しています。もし、彼が生きていたら、今の時代にどんなメッセージを発信してくれたのか??ホント残念です…
2005.12.09
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今日12月8日は、「太平洋戦争開戦記念日」です。以前にも書いたことがありますが、意外に知られていないのが、戦争中に香港が日本の占領下にあったということです。60年前の12月8日、広州から南下した日本軍は香港に攻め込み、駐留英国軍を打ち負かした12月25日に香港を占領統治下におきました。まず最初に日本軍が行ったのは、香港にある全ての食料備蓄庫の差押さえと銀行の閉鎖でした。食料備蓄庫の差押さえは、日本軍が自活のためであったのですが、当然香港では深刻な食糧難にみまわれます。銀行の閉鎖は香港ドルの発行を停止して軍票と交換させるためでした。このため香港人たちは全財産を軍票と強制的に換えさせられましたが、敗戦後一万円の軍票は7ドルにしかならず紙切れ同然となり、日本軍政下の間に香港の人々は全財産を日本軍に略奪されたことになりました。住民に対する圧政も続きましたが、真偽不明なことも多いので具体的な事例は割愛します。でも、この占領統治は、日本敗戦までの3年8ヶ月ほど続きました。======================香港では、中国で起きたような過度な反日運動はありませんし、街中で不愉快な思いをすることもありません。以前、アメリカと戦争した事をしらない若者がかなりいるというニュースを見ましたが、私の会社にも中国と戦争していたことを知らないスタッフがいて、かなり衝撃を受けました。戦争の事を必要上に意識する必要は無いと思いますが、諸外国に対して最低限の知識は知っておくべきだと思います。
2005.12.08
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今日もクリスマスの紹介です。先日、会社の裏にあるハーバーシティというショッピングモールに、クリスマスツリーがずらっと並んでいる光景を見つけました。いつもであれば記念写真を撮るカップルや家族連れに占領されているのですが、昼時で閑散としていたため、偶然にも奥の方まで一列に並んでいる状態を撮影できました。このツリー郡のテーマは「Twinkle Love」だそうですが、香港白血病基金の冠がありました。この華やかさには、患者の苦しみからの解放を願い、彼らのための募金を募るメッセージが込められているわけですね。=====================そう言えば、以前に紹介した下の画像のテーマは「Sparkling Love」でした。確かにスパークリングです(笑)
2005.12.06
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昨日、香港では大規模のデモがありました。このデモは、選挙制度改革案の中に普通選挙実施のスケジュールが盛り込まれていないことに抗議する民主派団体主催のデモで、反日運動とは関係ありません。このデモに参加した市民は25万人ですから、ざっと25人に1人が参加した計算になります。ただ、デモは平穏に終わり暴動が起きることはありませんでした。香港は特別区として中国とは一線を画していますが、実は、徐々に中国政府に寄ってきた感じの政治になってきていて、独立区としての意味合いが薄れ始めていました。でも、個人的には、それが香港人の選択なのかなぁと思っていたのですが、やはり民主化要求への期待は高いようです。香港人は、デモが好きなので、中小規模のデモを街中でよく見かけます。香港政府も参加人数を重視していて、その参加者総数で政策を変更したり、辞職騒ぎまで発展することがあります。市民もそれをよく知っていて、反対する政策があれば、家族で参加して抗議します。久々にたくさんの人々が参加したデモですから、政府が普通選挙実施を求める声に今後どう対応するかが注目されています。でも、今のところは、静観の構えのようです。でも、香港は、やはり夜景の景色の方がいいですよね!
2005.12.05
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先日、一瞬だけ帰国したのですが、飛行機の待ち時間を利用して、上野の森美術館で開催されている「GUNDAM 来るべき未来のために」という展覧会を見にいってきました。これは、機動戦士ガンダムのキャラクターを紹介した博覧会ではなく、ガンダム世代のキュレーター、アーティスト、クリエーターの感性を通じ、『機動戦士ガンダム』に描かれていた「戦争」、「進化」、「生命」、そして同アニメが巻き起こした「文化現象」をキーワードに、『ガンダム』は私たちに何を伝えたのか?そこに内包されたメッセージを読み解くというコンセプトなんだそうです。したがって、館内は「ガンダム」のキャラをモチーフにしたポスターや造形が多く展示されています。基本的に私はそういう難しい解釈は苦手で、あまり興味がなかったのですが、一番見たかった「1/1コアファイター」があるので行ってきました。ガンダムを見たことがない人にはわからないと思いますが、主人公が最後に脱出したときの名場面を実物大で再現した模型が展示されているんです。でも、意外に小さくて、コクピットに人が入るのかなぁ?と思いました(笑)話しは反れますが、私には、博物館とか行って実物を前にしたとき、何でも自分が乗れるかどうかが一番最初に気になり、それに身体が入らないとわかると(実際に乗る機会があるわけでないのに!)結構落ち込んでしまうという癖があります(笑)よく「零戦」とか再現されて展示されてあったりしますが、当時の日本人のサイズは小さかったので、コクピットも本当に狭く、今の平均的な日本人の体格だとかなり難しいと思います。あれもちょっと悲しかったです。さて、この「ガンダム展」に話しを戻しますが、館内は人が溢れ、入場するのに30分位並びました。私は時間が無かったので、さらっと見ただけですが、中には何回も通う人もいるようです。1,300円(子供500円)と高額ですが、私と同世代の方々に何か感じるものがあるのか?試してみてはいかがでしょう?ちなみに、私はもう行かないと思います…グッズ販売コーナーだけでもよかったです(笑)
2005.12.04
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ここ数日、忙しくて更新ができませんでした。でも玩具業界にとって、クリスマスシーズンは一番の多忙時ですから仕方ないですね(笑)確かな数字ではないですが、日本で販売される玩具の70%以上は中国広東省で生産されています。なので、香港には大小様々の玩具関連会社が存在しますが、みんなこの時期は忙しそうです。香港もクリスマスを控えて、街中の光が増えてきました。写真でうまく伝えられないのが残念ですが、夜景を見ながら歩くのは、とても気持いいです。日本では子供が殺される痛ましい事件が続いています。商売とはいえ、私達は、子供達がクリスマスプレゼントに喜んでもらえるもの出そうと頑張ってきました。全ての子供達に良いクリスマスが来ることを願うばかりです。
2005.12.03
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