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今朝届いた新聞を開くと、居酒屋「村さ来」の1面広告がドーンと掲載されてました。現在の香港は、日本の有名居酒屋チェーンである「和民」や「笑笑」が展開している他、日本風でないちゃんとした居酒屋も数多く存在しているので、日本人サラリーマンが仕事の憂さを晴らす店には事欠きません。また、いずれの店も結構繁盛しています。どうも、香港人には、小さな皿でいくつも頼めるシステムが飲茶スタイルに似ていて、少ない量で何種類も食べられるところが受けているようです。そんな繁栄の陰に埋もれていたのが「村さ来」です(ひいきにしている方がいたらゴメンナサイ!)和民の次くらいに香港進出してきたのですが、実は、あまり存在が知られていません。開店が決まったときは、結構期待していた人も多かったのですが、なぜかいつの間にか皆の居酒屋リストから消えていました。しかも、経営が順調なら次々と店舗を増やすのが香港スタイルなのですが、進出して約1年たった今でも最初の1店舗のみ…経営してるのが「加ト吉グループ」なので、料理は冷凍食品ばかりだとか、美味しくないとかいう噂があったので、私も何となく敬遠しているうちに、いつの間にか存在すら忘れていました。しかし、今回の宣戦布告とばかりの1面広告!香港居住者の中には、これで存在を思い出した人も多いはずです。村さ来の巻き返しなるか??注目です!
2006.03.31
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久々に街で見つけた面白グッズの紹介です。香港でバスや電車に乗るときに重宝するのが「オクトパス」です。日本で言えば「SUICA」と同じですが、これ1枚でタクシーを除く全ての交通機関に乗れる他、自動販売機・マックやコンビニで買物もできる便利なアイテムです。香港でバスに乗るときは、専用運賃箱にカードを触れさせれば、自動的に運賃が引かれるシステムになっていて、下の画像のように、運転席の横に設置されています。先日、このオクトパス運賃箱の玩具を街中でみつけました。オクトパスをタッチさせる場所にカードを当てるとセンサーが反応して「ピーッ」と本物と同じような音が鳴ります。本物でオクトパスの残高が表示される部分は、アラーム付時計・カレンダー・温度計になっています。微妙にデザインは違っていますが、知っている人が見れば、ニヤッとする代物、価格は「83香港ドル(約1,300円)ですが、変わった香港土産にいかがでしょう?
2006.03.30
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楽天の新しいサービス「楽天広場リンクス」が始まりましたね!でも、唐突に始まったこのサービス、イマイチ仕組みが理解できません。友達申請とか、果たして何の意味があるのだろうか?って感じです。きっとmixiみたいなソーシャルネットワーキングを意図してるんだと思いますが、今更って感じがしないでもないですね!とりあえず、何気なく「友達申請」の項目をクリックしたら、何人かの方から返信が来て、無事に友達になっていただけました!ありがとうございます!嬉しかったです(笑)私がこのブログを始めたのは2003年11月だそうです。いつの間にか、2年以上もコソコソとやってたわけですが、最終的に、このブログというツールは、どういう方向に進化していくんでしょうか?ちょっと楽しみです!
2006.03.28
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香港に遊びに来られた「rose-pinkさん」とオフ会をしました。本当は、仕事で来港されている「田舎市場さん」も一緒の予定だったのですが、仕事の都合でシンセンから香港に戻れず、急遽roseさんとお母さん、当方と家内の4人でのオフ会となったのです。夜7時に待ち合わせ、尖沙咀にある「家宴厨芸」という私房菜に出かけました。私房菜というのは、ビルの一室や自宅を改装したプライベートキッチンで、最近香港でちょっとした流行りのスタイルです。このお店は、小汚い雑居ビルの15階にあるのですが、お洒落な内装と愛想の良い店員さんで感じが良く、料理も、やや西洋風にアレンジされた創作中華料理でとても美味しかったです。合計8品で1人250香港ドルは、かなりお得でした。初対面であるroseさんは、キュートな可愛い女性で、マイペースが面白いお母さんと良いコンビでした(スイマセン!)当然、2組とも初対面だったわけですが、以前からの知り合いのように盛り上がって楽しい時間を過ごすことができました。しかも、お土産までいただいちゃってスイマセン!ありがとうございました!香港好きのroseさん、明日も予定が一杯のようですから、きっと朝から晩まで、精力的に香港中を走り回っていることでしょう(笑)ただ、1つショックだったのは、私が結構老けていると思われていたことです(泣) まぁ、今年で40歳ですからね、今更若さを売り物にする気はないですけど、roseさんがイメージされていたほど老け込んでいませんよでも、こうやってブログをやっていなければ、決してお会いすることなど無かったわけですからね、ホントにネットって凄いと思います!これからも、いろいろな人と交流を深めていきたいものです!PS田舎市場さん、次の幹事はお願いしますね!
2006.03.27
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この週末は、台湾の男性アイドルグループ「F4」が香港でコンサートを行うということで、何千人もの女性ファンが日本からやってきたそうです。そう言われてみれば、土日となぜか日本女性のグループを多く見かけたような気がしました。中国返還前の香港に来るお得意様といえば、日本人観光客が一番でした。ですが、返還後は何となく敬遠され、やがて発生したSARSが決定打となり、劇的に観光客が減っていきました。そして現在、日本・韓国観光客を押さえてとトップに躍り出たのが「中国人観光客」です。現在、香港にくる観光客の半分は中国人で、その消費金額は400億香港ドル(約6000億円!)で、1人当りの消費金額は4,500香港ドル(約6万円!)だそうです!旅慣れしてきた日本人が、お金を使わないようになってきたので、香港でもあまり相手にされなくなってきたのは当然の話しですね…今の香港の通りを歩けば、各種ブランドの紙袋をたくさん抱えて歩いたり、ショップでお大尽な買物をしてるグループは、間違いなく中国人観光客です。ホントあやかりたいものです(笑)
2006.03.27
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摩天楼で有名な香港ですが、街中には、まだまだ古い建物が健在です。私は、そういう建物が味があって好きなので、見かけるたびにカメラに収めてきたのですが…先日、いつものように写真を撮ろうと通りでカメラを構えていたら、向かい側から歩いてきたおばあちゃんに、「こんな古くて汚い家を撮らないでよ!」すごい剣幕で怒られてしまいましたスナップ写真だからと気軽に考えていましたが、住んでいる人にとっては、面白くないことなのかも知れません。今後は気を付けて撮影しようと反省しました。上の写真は「沙田」というところで撮影したものです。長屋風に連なった家屋がいい感じです。
2006.03.26
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現役警官による警官射殺なんていう物騒な事件があったためか、最近は、警察への信頼回復と市民の不安一掃のために市内の警備が強化されているようで、街中でも警官の姿が目立ちます。ただ、正式発表はないものの、先日の事件の際、どうやらもう1人の共犯者がいたのではないか?という疑惑がメディアを中心に起こっていて、私は、その「幻の共犯者」を捜索しているのではないだろうか?と疑っています。先日、それを裏付ける警察行動を見かけました。市民が通勤に使用するバスは無数にあり、毎日300万人が活用しています。昨日の朝、いつものように通勤のため、バス停に行くと、いつもと違って複数の警察官がたむろしていました。やがてバスが到着すると、乗降客はもちろん、バスの2階まで警官が入って、乗客のIDカードをチェックを始めました。香港では、市民全員がIDカードを持っていて、常に携帯を義務付けられています(私も持っています)。また、街中で不審人物を警官が見つけると、IDチェックを行ったりします。もちろん、バスなどの交通公共機関も例外ではなく、不法滞在者の抜き打ちチェックなど行うらしいのですが、私が住み始めて5年間、一度も乗客全員チェックなど遭遇したことがありません。私は、やはり共犯者がいて、警察はそれを密かに探しているんだと思ってます(笑)
2006.03.24
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香港には、市街地から小型船で気軽に行くことができる島が多いです。中でも有名なのは「長州島」と「南Y島(ラマ島)」の2島で、中環埠頭から小一時間ほどの距離にあります。これら離島の楽しみは、ハイキングや海水浴に適していることなんですが、私の感じる一番の魅力は「海鮮料理が安くて美味しい」という言葉に尽きると思います。香港には、無数の料理店が存在しますが、価格は「やや高め」です。ところが、離島では、目の前の海で捕った魚介類を、ささっと調理してお客にだすだけなので、市内の50~60%程度の料金で済んでしまうんです。私は、今まで「長州島派」だったのですが、たまには違う島に行こうということになり、先日「南Y島」に出かけました。(ちなみにYは、英字ではなく漢字です)中環埠頭から、よく揺れる小型船で30分弱のところに南Y島があります。この島の定番は、2つある港の片方に降り、もう片方の港を目指して、約1時間半のハイキングを行い、休憩がてら海鮮料理を食べて市内に戻るというものです。ですが、我々は時間がなかったのでハイキングは端折り、有名な「天虹海鮮酒家」というレストランに直行直帰というコースを選択しました。ここのレストランには、専用の送迎船があって、予約すれば中環や尖沙咀まで無料で送迎してもらえるんです。レストランでは、水槽内の魚を選びながら調理方法と価格を店員さんと相談します。でも、料理方法も煮るか焼くかしかないので、ほぼ店員さんの言われるがままでした(笑)さて、気になる「味」の方ですが…やはり美味しかったです。一緒に出かけた同僚達も好評でした。ただ、物価が高かったですね。長州島に行けば、恐らく半額程度で納まったはずですからと言うことで、私の長州島びいきは、まだまだ続きます(笑)
2006.03.23
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先日の現職警官が起こした警官殺害事件の興奮は冷めず、話題は、なぜ彼が事件を起こしたのか?という動機の部分に移ってきています。新聞等の報道によれば、川を泳いだり、山野を走り回ったりといった奇行もあったとのことですが、何せ肝心の犯人が射殺されているので、想像するしかなく、それが余計に謎を深めているわけです。中には、署名の筆跡から性格判断まで掲載しているものまであったりします。かつらで変装し、至近距離からいきなり発砲した犯人は、犯行後近くに泊めたレンタカーで逃げることを考えていたようです。しかしながら、襲われた警官の必死の抵抗で、犯人は射殺…命を犠牲にして次の反抗を防いでくれた殉職警官の冥福をいのるばかりです。======================先日、この事件を書いたときに「治安の良い香港での事件が意外」というコメントを多くいただきました。確かに、スリや置き引きなどを別にすれば、香港の治安は良い方だと思います。夜中まで普通に通りを歩くことが出来ますし、5年住んでいて危険な目にあったこともありません。警官の絶えず市内を巡回しています(今回は、これが標的になったわけですが)変な好奇心で裏通りを歩いたり、目立つ行動をしなければ、基本的に全く問題ありません。でも、今回の事件を通して、外国に住んでいる事を忘れて、慣れきった行動をしている自分を反省し、少しは気を付けようということを再認識しました。
2006.03.19
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比較的平和な香港で、昨日とんでもない大事件がありました。3月17日深夜1時15分頃、尖沙咀の地下歩道で、突然銃撃戦が発生!約10発の銃声の後、驚いた人々が駆け寄ると、下記のような凄惨な光景が飛び込んできました。そこには、警官2名(死亡と重態)と男性1名(死亡)が倒れており、回りは血の海という状態です。現場の状況から、至近距離で3人が撃ち合ったことになり、また、死亡した男性が、実は、現職警官であったことから、事件は意外な展開を見せ始めます。詳しい状況は不明なのですが、徐々に判明してきた情報だけを整理してみます。死亡していた「徐歩高」という男性は、優秀な警官でしたが希望した配属には「性格の問題」を理由に叶いませんでした。その後、何度も配属試験を受けるものの結果は同じ、徐は、警察内部に強い不満と恨みをもつようになります。そして、彼は警官でありながら「悪魔の警官」となり、失意の超転落人生が始まります。まず、彼は2001年3月に同僚の警官を殺害し、その拳銃を奪取。12月には、その拳銃を用いて銀行強盗を行い50万香港ドルを奪取した後、警備員を射殺して逃走しました。(今まで、2つに事件は未解決で、今回の現場に残されていた拳銃から実態が判明しました。)今回、なぜ3人が銃撃戦に至ったのか理由は不明です。しかし、香港は治安が比較的良いので、映画のように銃撃戦が行われることは、まずありません。深夜とはいえ、繁華街で起きたこの事件、メディアでも大きく報道されており、市民の関心も高いです。
2006.03.18
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数日前は、気温10度ととても寒い日が続いたのですが、今日は23度と蒸し暑い天気になっています。でも、晴れてはいるものの、気温差と湿度の関係で霧が発生していて、珍しいことに、市内も軽く霧がかかった状態です。昨日、出張してきた同僚が「NINTENDO DS Lite」が欲しいと言って、会社近くの店で1,750香港ドル(約26,500円)で購入してきました。恐らく正規流通ではなく、何らかの組織が手に入れたものに金額を上乗せした並行輸入品だと思います。正規価格は16,800円ですから、約1万円のマージンということですね。何とか手に入れたいという方には、香港で買うという手も残されているわけですが、大手のトイザラスとか有名店には置いてありません。でも、ショッピングモールの電気屋など、小さな店を探せば、結構簡単に見つける事ができます。今すぐどうしても欲しいと言う方は、香港で探してみてはいかがでしょう?=======================私はPSP派なので、DSには興味がないんです。PSPに映画などをDLして飛行機とかの移動時間に活用しています。画質を落とせば、1GBのメモリースティックで3本位の映画が入りますから、ちょっとした暇つぶしには便利なんです。
2006.03.16
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年1回の定期便、豪華客船「Queen Elizabeth 2」が来港しました。前回の寄港は、ちょうど1年前の3月7日でしたから、いつの間にか1年の月日が経っていたわけです。うーん、1年なんてホントあっという間です…(泣)なぜか「この1年間、自分は、何をやってきたのだろう?」なんて感傷的な気分になってしまいました以前、年始めに1年の目標を立てるという方のブログを読んだことがあります(名前は失念してしまいました、スイマセン!)、何かそういう事は必要ではないか?とか思ってしまいました。ただ、私の信条は「計画的ではなく、その都度面白そうな方向に転がっていく」ですから、きっとこのまま適当に生きていき、来年の今頃「Queen Elizabeth 2」を見上げながら、また、何をやってきたんだろうと反省するんだと思います(笑)
2006.03.15
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日本のマックでは、特別キャンペーンと称して期間限定バーガーを販売したりしてますが、香港でも同じように限定バーガーがお目見えすることがあります。今まで、これと言ったインパクトの強いモノは無かったのですが、最近出回り始めたこのバーガーは、ちょっと紹介したくなる代物でした!「飯(ファンと発音)tastic」と名づけられたチキンライスバーガーなんですが、中身はこのようになってます。日本でもライスバーガーはありましたが、こちらのバーガーは、ライスのボリュームが違っていて、1つ食べるとお腹が一杯になってしまいます。(チキンとビーフがあって、ビーフは、すき焼きバーガーみたいになっています。)皆さんの香港訪問記念に1ついかがでしょうか?という感じですが、そもそも、コレに使われるビーフは、どこが原産地なんでしょうか?今朝の新聞には、狂牛病の危険部位である背中が香港政府の検査で見つかったというニュースをやってました。香港は、日本と違って、過剰に米国産を制限したりしていません。私も、中国ビーフは、美味しくないので、わざわざ米国産を選んで食べているくらいです(笑)こちらでは、報道されるかどうかというくらい、扱いの低い話題なんですよ。
2006.03.14
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市街から電車で20分、沙田にある「香港文化博物館」に行ってきました。ここは、書物や絵画などが展示されている博物館で、簡単な香港の歴史などを学ぶことができます。期間限定でいろいろな特別展示をやっているのですが、現在は「シルクロード 新彊からの宝物展(3月19日まで)」を開催しています。東西交易の中心であった新彊ですが、その後、砂漠に埋もれてしまい、現在では、当時の賑わいを知ることができません。そこで、いろいろと発掘された品物から当時の繁栄ぶりを偲ぼうというのがテーマです。残念ながら撮影禁止であったため、画像で紹介することはできないのですが、1点だけ拾い物の画像をのっけてしまいます。彼は、約3000年前に葬られ、既にミイラ化した男性です。しかし、保存状態は最高で、まるで居眠りでもしているかのように見えるくらい自然な状態に見えました。これ以外にも「楼蘭の美女」と呼ばれる4000年前のミイラや各種宝物類がありました。館内のBGMが、なぜかNHKでシルクロードの喜太郎のテーマソングだったのが面白かったですが、展示内容には、十分満足の1日でした。その他にも常設展示として、九龍半島側の歴史展示物が陳列されています。香港歴史博物館に比較すると、少し貧弱ですが、京劇の展示内容など充実していたので、少し変わった香港を探してみたい方にはお勧めです。
2006.03.12
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4月4日に予定されていた「U2」日本公演が、メンバー家族の病気の看病ということで公演延期になってしまいました…実は、私、この公演のチケットを入手していまして、1泊2日の弾丸ツアーを考えていたとこなんです。もう少しで航空チケットを買ってしまうところでした。おかげで昨日1日は脱力状態。ホントに大ファンなので、もうガッカリで…まぁ残念ですが、諦めるしかありません。再演日が帰国できる日程であることを祈っています…
2006.03.11
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近所の中華料理店に家内と夕食に出かけました。そこは、ガイドブックにも掲載されている有名なお店なのですが、少し分かりづらい場所にあるので、個人客よりもツアーコースで来る人が多く、個人客は、それほど多くありません。シェアテーブルには、日本人の3人の女性の先客があり、ガイドブックを見ながらいろいろと相談しています。日本語で話す我々を見て、どうやら同じ日本人と気づいたようで、露骨なまでに凝視した後に「日本人ですか?」と聞いてきました。最初は、あまりの露骨な態度に、良い感情を持たなかったので、挨拶だけしかしませんでした。でも、どうやって市内まで帰るのか判らないところに、日本人がきたので、安心したんだと言うことが判明したので、私らは、その市内までの道順を教えてあげました。その3人組は、私達に丁寧にお礼を言ってくれた後、次の目的地へと急いで出て行きました。感謝されたいとは思わないのですが、やはり「ありがとう」とか言っていただけると嬉しいです。====================外国に住んでいると、こういう経験をする外国居住者は多いと思います。やはり見知らぬ土地で、同胞に助けてもらえば安心だと私自身思ってますから、私は、聞かれればいろいろ教えてあげるようにしています。でも、ちゃんとお礼を言ってくれる人は少ないんです。「あーそう」「そうなの?」とか独り言を言いながら、目も合わせず黙って去っていく人が実に多いんです。先日、あるお店で日本人旅行者が21香港ドルの買い物に対して、20香港ドルと100円玉をレジに出しました。当然100円玉は使えないのですが、彼女は「これでいいでしょ?」と日本語で繰り返します。日本語を解さない店員は、困った顔で英語で使えないと説明しています。見かねて自分の1香港ドルを「使ってください」と差し出すと、彼女は「あら恥ずかしい」と言ったきり、買い物を済ますと逃げるように去っていきました。たった1香港ドルで、お金が惜しいわけではありませんが、私は、お節介した事をすごく後悔しました。旅先で余裕が無くて慌てていたのかも知れません。でも、お礼もまともに言えない同胞人を見るとホントに恥ずかしくなります。
2006.03.08
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不人気に悩む香港ディズニーランドですが、今夏の集客効果を狙って、新アトラクションを建設することになりました。と言っても夏までには時間が無いので、比較的簡単に作れるものばかりです。でも、香港政府は、これらが完成すれば、入場者は10~20%増加すると豪語しています。果たしてその思惑通りになるんでしょうか??以下が、新アトラクションの紹介です!==================「ステッチのグレートエスケープ」2004年にフロリダに完成したものの移植版です。ゲスト参加型のシアターショーらしいです。==================「オートピア」カリフォルニアにあるものと同じゴーカートです。TDLのものよりもディテールや音響に凝ったものらしいです。==================「UFOゾーン」これはアトラクションと呼べるものかわかりません。煙や声を発するロボットが置かれたゾーンで、ゲストは、これをよけながら遊ぶものらしいです。
2006.03.07
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中国の協力工場で行われた新年祝賀パーティに行ってきました。中国では、旧正月が終わって平穏が戻った頃に、従業員や取引先を集めたパーティを開くのですが、その規模はマチマチで、大きな工場ほど規模も大きくなります。今回された工場は、従業員数5,000名ほどの大企業で、招待者総数が1,000人以上という大規模なものでした。日本であれば、乾杯の音頭や挨拶などキッチリとした「型」がありますが、中国では、最初の社長の挨拶があった後は、特に決まったイベントもないので、料理が終わった頃に、みんな適当に帰ります。日本の式に慣れた我々には、最初の頃どうも落ち着きませんでした(笑)その食事の間に行われる催しとして、工場の各部門有志による出し物があります。グループで歌ったり、振り付けをしたりして、練習の成果を披露するんです。今回は、プロの興行師を雇ったらしく、ライオンダンスやマジックなどのショーがありました。しかし、彼らの出し物は、一生懸命やっているのですが、詰めが甘く失笑が起きるくらいイマイチなものでした。上の左側は、子供がかぶった箱の上からナイフを刺すというマジックだったのですが、もう途中からタネがバレバレ…(笑)右側の女の子は、座っている筒に身体が通るくらい身体の柔らかさをアピールした演技だったのですが、途中から「彼女達は学校に行ってるんだろうか?」などと言い出した出席者の一言で、うちのテーブルは、とても静かに…その後、3時間くらい続いた宴会が終わると、やはりみんな適当にバラバラと帰り始めました。こういうパーティは、あちこちの工場で、年数回行われます。決して楽しい時間とはいえないのですが、出ないと不義理を欠くので、出席しない訳にはいかないんです。ホント駐在員泣かせの習慣です(笑)
2006.03.06
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最近、テレビや新聞では、目覚ましい中国の発展ぶりがクローズアップされています。特に上海の夜景に象徴されるような、一般市民の生活レベル向上は、本当に驚くべきものがあります。 私が仕事で赴く広東省は、まだまだ田舎で生活レベルも高くありません。一握りの金持ち以外は、大勢の貧しい人々が本当につましい生活をおくっています。協力工場がある広東省の地方に行くと、下の画像のような粗末な掘立て小屋のような家に住んでいる家庭も多いんです。この家は、その工場の近くにあるのですが、可哀想なくらい貧しそうな一家が住んでいます。しかし、経済特別区のシンセンを抱える広東省は、この2,3年の間にインフラ整備を含めた開発が急激に行われるようになり、都市化の波は破竹の勢いで広東省全土を多い尽くそうとしています。その開発の波が今、この粗末な家を襲おうとしています。工場敷地か道路建設のため、この家の運命は風前の灯火です。既に裏山は、ほとんど崩されてしまい、間もなく池も埋め立てられると聞いています…不法居住者である彼らは、きっと強制的に補償もなく追い出されるんだと思います。彼らとは面識もないのですが、数年ほど見慣れた光景であったので、何かとても切ない気分になりました。
2006.03.04
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通勤のためにバス乗り場に向かったら、20代半ば位の女性がバス停を抱えるようにしてワンワン泣いているのを見かけました。涙ぐむというような可愛いレベルではなく、まさに号泣!普段は好奇心旺盛で、何か変わった事があると立ち止まってじっと無遠慮に見続ける香港人も、あまりの見事な泣きっぷりに圧倒されてしまい、何となく伏し目がちにチラチラ見ることしかできません。何があったのか判りませんが、朝の8時から号泣する女性というのは、可哀相ですがちょっと異常な光景でした。しばらくすると、見かねた中年の女性が声をかけていましたが、泣いている彼女は、それには全く無反応で泣き続けていました。結局、バスが来てしまったので、泣いていた理由はわからずじまいでした…オチが無くてスイマセン!ただ、そもそも香港人は、喜怒哀楽の表現が激しいという傾向があります(単に女性が強いだけという意見もありますが…)前にも書いたことがあるかも知れませんが、数年前にJUSCOで目撃した出来事です。食品フロアで買い物中の若い香港人カップルが口喧嘩を始めました。その内、興奮してきた女性の声が、どんどん大きくなり、周りの人々もチラチラと気になり始めます。すると、今度は、慌てた彼氏が彼女を抑えようと何事か耳元でささやき始めますが、彼女の興奮は収まりません。そして、とうとう彼女は最後の怒りをぶちまけるため思い切った行動にでました。手にもっていた店内用の買物カゴを…どーんと床に叩きつけたんです!!フロアに飛び散ったジュース等の買物に、さすがの店員さんも客も呆然、一番可哀相だった彼氏は、慌てて飛カゴに集めると、スタスタと歩いていってしまった彼女を追いかけていったのでした。今でもそれがトラウマになっていて、香港女性は怖いと思ってしまってます(笑)
2006.03.03
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香港島の銅羅湾からタクシーで20分くらいのところに「鴨利洲」という地名の場所があり、そこの一番外れに「海怡工貿中心(HORIZON PLAZA)」という、冴えない倉庫ビルがあります。ここは知る人ぞ知る隠れたショッピングエリアなんです。何の装飾も無い倉庫ビルですし、決して入りやすい構造になっているわけでないので、初めて来た人は戸惑うかも知れません。でも、そこを乗り越えて一歩ビルの中に入ると、約30階建ての各フロアに大小様々なショップが並んでいて驚くと思います。扱っている品物も、家具、アンティーク、アウトレットのアパレルや雑貨、玩具、絵本といろいろあります。以前は、ブランド物のアウトレットもありましたが、数軒を残して他に移ってしまったようですね。個人的に感じるココの魅力はアンティークにあって、それらのお店をウィンドウショッピングするのが好きなんです。店構えからして、もうそそられてしまいます(笑)普段は、あまり買物をしないのですが、今回は、下の画像の店で気になったものを見つけてしまいました。以前、プーケット旅行に行ったとき、ホテルの中庭に神様模様の象の置物があって、それがずっと気になっていました。でも、実際に購入までには至らず今日まですごしていました。でも、この象には何となく惹かれて購入してしまいまして、先日から我が家に安置されています…(写真だと何か怖く写ってますが)新しいモノを古く見せかけた偽アンティークですが、家内曰く「ずっと前からココにあったみたいに馴染んでいる」との事で、もしかすると、そうなるべく運命として我が家にやってきたモノかもしれません。今のところ、特に大きな変化はありませんが、今後が楽しみです。ちなみに、これの価格ですが「588香港ドル(約9,000円)」でした。高いか安いか判りませんが、まぁ縁起物ですから…ね(笑)
2006.03.01
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