Skytrainの香港「起業」日記

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2004.11.07
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テーマ: 海外生活(7809)
カテゴリ: カテゴリ未分類
香港で行われた「27th FILA hong kong half marathon」に参加してきました。

会場は、九龍からバスで30分くらい離れたtai po marketのtai mei tukというレクリエーション広場の公園内でした。そこの海沿いの森の中の道を21.1km走るわけです。

6時半にTSTの九龍ホテル脇からシャトルバスに乗ります。参加者は、既に戦闘体制なのか口を開くことなく、皆静かに座っています。7時にバスが会場に着くと、公園の狭い駐車場には、既にたくさんの人が着替えて、思い思いに柔軟体操をしています。この大会に参加する日本人は少なく、そのほとんどが香港人です。経験の無い私は、皆の気迫に押され、ほとんど余裕がありません。

7時半のスタートに合わせて、スタートラインの後方に並びます。カウントダウンの後に、一斉にスタートです。狭い片側2車線位の道路に1500人が並ぶのですから、自分のペースも何もあったものじゃありません。体や手をぶつけ合いながら、夢中で走り始めます。

スタートした直後から、いきなり長いの上り道が続きます。最初は、元気だった他ランナーも急に静かになって、黙々と足を進めています。それにしても、3kmは続くこの上り道は辛かったですね。息は荒くなり、足は疲れて5kmの看板が見えたとこで、止めようかと思ったくらいです。それでも、回りにはランナーが、それほどバラけずにいたので、気を取り直して、ゆっくりと走り続けました。

このコースは、折り返しなので、こちらが10kmも行かないうちに先頭のランナーが反対側を走ってくるのが見えました。1時間もしないうちに、5kmも差をつけられた計算になります。あまりの速さに呆れるばかりです。

5kmから10kmまでは、先ほど苦しんだ上り道の反対側で、だらだらした下り坂になります。下りの方が疲れるとは言いますが、それでも勝手に足は進むので、この時は、ちょっと余裕でした。でも、よくよく考えてみると、復路は、これを上らなければいけないわけです。(このときになると、反対側のランナーも増えていますから、皆苦しさに顔を歪ませながら、ハァハァと上っています。)とたんに、私の気持ちは、ブルーになり、この下りが、早く終われと願うようになりました。

ようやく10kmの表示が見えてきました。ここで、私の当初の目標は達成です。でも、とてもリタイアできる雰囲気じゃありません。私のこの時の順位は、800~1000位くらいなので、後ろには、それでもたくさんの人が続いています。仕方ない、いけるとこまで行こうと思って、そのまま走り続けました。

折返点のところで給水所がありました。ここで、ちょっと失敗をやらかしました。水を2杯もらい、1杯を飲み、もう1杯をテレビでマラソン選手がやるみたいに頭にかけたのですが、水が多かったのと汗まみれだったのとで、頭がビショビショになってしまい、前が見えなくなってしまったのです。あー!余計なことした!と後悔したのですが、ここでポケットに入れてあったタオルを思い出し、滴る水を防止するために鉢巻きをしてみました。

10km~15kmまでは、さきほど見た上り坂です。正直、これが一番しんどかったですが、この魔物のような3kmの上り坂を鉢巻きパワーで何とか制覇しました。

15km~20kmは、下り坂だったので、快調なペースで…と言いたいところなのですが、この辺りで、足の疲労がジワジワと効いてきました。気力はあるのですが、足が思うように前に出て行きません。道が少しでも上りになると、走ることができなくなってしまいました。歩き&走りの繰り返しです。この間に100人以上は、抜かされたと思います。(どうみても60歳以上というおじいさんにも抜かされました)

この段階で、時計を見ると既に2時間近くに及んでいます。リミットは、2時間半なので、ギリギリ大丈夫かなと思いつつ、少し焦りがでてきました。20kmの看板が出たところで、もうどうせあと少しなんだから、やれるだけやってみようと気を取り直し、頑張って少し走ることにしました。歩きたくても、ここで歩いたら、もう走れないと思い、必死で走り続けます。

ゴール手前500mから100mごとの表示に変わります。ゴールでは、家内が待ってくれていたので、手を振ってゴールとかしたかったですが、最後は、半分意識が無く、前のランナーしか見えませんでした…しかも、あのおじいさんは、とうとう抜かせませんでしたし・・・

でも、無事に何とかゴールできました!本当に自信がなかったので、凄く嬉しくて信じられませんでした!記録は、2時間10分くらいで平均以下だったと思いますが、予想よりは、だいぶ早かったのも満足です。順位とか正式な記録は、後ほど知らされるそうですが、正直あまり興味がありません。自己満足ですが、充実した瞬間でした(少し大袈裟ですね)

完走の商品は、メダルと記念Tシャツです。大したものではないですが、まあ見てやってください。







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最終更新日  2004.11.07 19:40:40
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