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2009.12.21
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カテゴリ: 読んだ本
2008年1月 理論社より

僕は曾根崎薫、14歳。

愛読書はコミック『ドンドコ』。
ちょっと要領のいい、ごくフツーの中学生だ。

そんな僕が、ひょんなことから「日本一の天才少年」となり、東城大学の医学部で
医学の研究をすることに。
でも、中学校にも通わなくちゃならないなんて、そりゃないよ。

しかし、それがすべての始まりだった。

ひょうひょうとした中学生医学生の奮闘ぶりを描く、コミカルで爽やかな医学ミステリー。

(表紙裏 紹介文より)


主人公の曾根崎薫は「ジーンワルツ」の主人公・曾根崎理恵の子供です。
と言っても、理恵は離婚しているので、父親に引き取られた双子の男の子の方。
父親はゲーム理論における世界的権威者です。

学校で潜在能力を測るための全国共通テストが行われるんですが、そのテストで
薫は優秀な成績を取ってしまいます。
それと言うのも、そのテストを作成したのは父親で、出来具合を息子で試したので
試験内容を知っていたから。

大学で英才教育を受けさせようという文部科学省の教育プログラムに
参加することになります。

行った先は東城大学医学部・総合解剖学教室で、責任者は藤田教授。
どちらかというと中学校の成績も今ひとつ、英語は苦手、医学のことなんて興味もない、
という薫が、オトナの都合(陰謀!?)渦巻く医大の世界に突然放り込まれ、
翻弄されつつも成長していく様子が描かれた話です。

薫の研究テーマは「網膜芽腫」。
薫の行った教室には、薫の前にも1人、英才教育プログラムにより受け入れられた
高校生がいます。
クールで大人びた『佐々木くん』。
最初、彼が誰なのかわからなかったんですが、本名が出てきた時にやっと理解しました。

片方の眼球摘出手術を受けなければならなかった小さな男の子。
他にも如月祥子が小児病棟の婦長として登場していたり、時代の流れを感じさせます。
この時代には、オレンジ新棟に小児病棟と共に存在していた救急救命センターは
既になく。
「潰れた」と言っていたので経営的に持ち堪えられなくなって撤退したのかなあと

ジェネラルの活躍の舞台だったのになあ・・・。

詳細な感想は下記に。ネタバレになるので伏せておきます。


薫の受け入れも予算が欲しいだけのため、薫の才能を開花させようとか育てようとか
そんな考えは全然なし。
裏取りの出来ていない試験結果を、功を急ぐあまり論分として発表。
しかも自分が書いた論文を薫の名前で投稿、論文が認められた時は指導者として
自分の手柄に、失敗した時は自分は止めたのに薫が先走ってやったと
薫のせいにして自分は傷を受けないやり方をします。

薫はオトナの事情に巻き込まれた被害者といった感が強いんですが、
その中で薫は「でも自分も浮かれて『違う』と言わなかった」と、流されたことの
責任を取ろうとします。
記者会見の席で、「ごめんなさい。僕、ごまかしていました」と謝る。
しかウソで塗り固めた藤田教授の発表後、無言の恫喝を受けながら。
偉いと思う、その勇気。

そして、その勇気に応えるようなハッピーエンド♪
藤田教授は薫がウソツキであると決め付けますが、薫の父親が藤田教授のウソと、
息子の潔白を証明できる仕掛けを施しておいたんです。
先の先まで読んだ展開と対応が、読んでいて気持ちいいです。
最後は藤田教授が非を認めて・・・・というところで、助手の桃倉さんが
全ての罪を引き受ける形で藤田教授を庇います。
この教室がなくなったら、網膜芽腫の研究をする場所がなくなってしまう、
才能ある人達(佐々木くんや薫)を埋もれさせることになってしまう、と言って。

一番勇敢なのは、桃倉さんかもしれません。
これから誰に弁明する場所も与えられることがないのに、未来への希望を守るために
誰にも言い訳せずに自分が全部背負っていこうなんて。

今後、薫はどうなっていくのかなあというのが興味があります。
潜在能力テストの成績は問題を知っていたが故、本来天才でもなんでもないのに
医学部で早期教育を受けるわけですから。
研究者としての自覚・意欲が彼を育てるのかな?
そうだといいな。

クールな佐々木くんが、事故を装って藤田教授をぶん殴るシーンはステキでした。
やっぱりそのくらいの制裁はないとねえ。
桃倉さんも言っていたけど「スッキリした」というのが、皆の感想でしょう。(笑)

中学校の友達で結成された「チーム曾根崎」も優秀でした。
医者の息子でガリ勉の三田村と、成績優秀で幼なじみの美智子、ガキ大将の平沼雄介は
「夢見る黄金地球儀」の主人公・平沼平介の息子。
特に  はただのガリ勉ではなく、医療オタクに近い研究肌の子。
将来、本当に薫とチームを組んで研究に勤しんで欲しいものだと思いました。








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Last updated  2009.12.24 12:33:36
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