Sleeping Sheep

Sleeping Sheep

「生きる」は難しいので



  梅雨も始まったある日に書き出した駄文.




-------------------------










 生 とは何か。







それを考えるから難しいのだ。


では、死とは何か を考えよう。





生と死の 死 とはまず、肉体の生命活動 或いは 肉体の生命の維持活動が停止すること。永遠に停止すること。二度と動かないこと。

肉体が活動している状態というのは、
心臓が自ら鼓動し、血液を身体全体へと循環させていること。
それによって酸素が全身に運ばれ潤滑していること。
簡単に云えば、そう、その個体のみの力によってその個体に酸素が満たされていること。

それが 生命の維持活動。
それが可能でなくなった場合、その生命体は活動の終了を迎え
死ぬ。


――死とは何か。

それは肉体の肉体のみによる生命の維持活動が停止することである。









死とは何か。


他の場合(パターン)を考えてみる。


精神の死 とは何か。

精神、俗に云う 心 というものである。
心理、とは精神が生(活)きていてこそのものであるので、これは違う。

精神、心が死ぬ という表現がある。
この場合、肉体は生きている。それも比較的健康という状態に近い場合が多い。
肉体は生き、精神は死んでいる。

肉体が健康という状態の場合、
精神は、原因から直線的にダメージ(=衝撃)を受けている傾向が強い。
肉体が 健康に遠い状態にある場合、
精神は、その状態になったきっかけを原因と死、それを媒介にして、間接的にダメージ(=衝撃)を受けている傾向が強い。

精神の死は肉体の状態に関係なく、訪れることが可能である。が、
後者の場合、肉体が健康に近づくほどに、精神も死より遠い場所(=状態)へと移る可能性が高い。しかし前者の場合、
精神は直接的にダメージを受けている傾向が強いため、原因が回復してもその衝撃が緩和されることは難しく、可能性は高くない。
精神の死は肉体の状態に関係なく訪れる事が可能ではあるが、
精神が死から遠ざかる場合には、肉体の状態に関係なく、
とは一概に云えるものではない。


――精神の死とは何か

肉体との結びつきの強弱に関せず、訪れるものであり去っていくものである。
丹生k対の死とは違い、生き返る(活き返る)ことが可能である。
肉体の死とは違い、一見して解かるに限らない。
精神は死んでいるが肉体は生きているので、この世 において
しがらみが発生するであろうことは避けられない。
状態は 肉体の死よりも複雑である。





そして、

本人とは離れたところにある 死 について考えてみる。

よくある表現に「あの人は私の心の中で生きている」
というものがある。

この場合、当の本人は死んでいるにもかかわらず
第三者の心の中では生きているのである。

しかもこの場合、その第三者にあたる人物は当人が肉体的に死んでいることを理解していることが大半である。いや、ほとんど といってもいい。
この場合、当人の肉体、生ける肉体は死んでも、その当人の存在は活きているのである。

第三者の人物にとっては 当人の肉体は死んだが、当人の精神は生きている。
この場合の“生きている”は“死んでいる”状態になることはない。
死ぬ、というより 生きている を跳躍したものとなる。
当人の精神は第三者の人物と同化し、第三者の人物の精神の一部として、或いは 吸収されて、存在し続けるのである。
この場合、その第三者の人物が肉体の死を迎えない限り
第三者の人物の精神は存在するので
第三者の精神が 先に述べた精神の死を迎えようとも
当人の存在は死ぬことにならない。

当人の精神(=存在)は 第三者の人物に吸収されようとも
当人の精神であり、第三者の人物の精神ではないからである。

そして、この第三者の人物が肉体の死を迎え、この第三者の人物の中に存在する当人の精神が消えることになろうとも、さらなる第三の者の中で存在する事が出来れば、
当人は“死ぬ”ことがないのである。

例を挙げると 歴史上の人物などがそうである。

当人は 死 に、直接的な関係を持つものが 死 んでも、
精神は、受け継がれる という表現をもって生き続けるのである。


――本人とは離れた、全くの第三者の手による 生 について、

この場合、本人の肉体の死は完璧なまでに理解されているが
本人の精神は、消える ことはあっても 死ぬ ことはなく、極まれに
永遠に近い 存在を続ける ものもある。






 ・・・・・・・ あ。 死 について、だったのに。


上記訂正↓


――本人とは離れた 全くの第三者にとっての、本人の死について。

この場合、肉体の死は 周りに完璧なまでに理解されているが、
精神は 消えることはあっても死ぬことはない。(或いは極めて少ない)
しかも、ごくまれに、精神は永遠にも近い長さで生き続けるものもある。




そして。



生きる、 については 生きると活きるの二種類があり、
意味は 生命が、というものと 精神が、というものとに分けられるが

しぬ、については 死ぬ のひとつだけである。

その意味は 何らかの意味を持つ 何かの活動が
停止する、ことの他にないからである。

何かが停止する に、他に含む意味はないからである。
「死」は、あらゆる場合に当てはまる、ということなのだ。








-------------------------




以上の文章は、個人の全くの偏見による理解であり、なんの根拠もないことを ご理解ください。



つ・ま・り・


勝手にぐだぐだ言ってるだけなので、あんまり ま に受けないように(w


ということです。







(20050706up)



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: