羊の墓場

羊の墓場

他者

世界の構築過程

++ 自分を廻る周辺世界 ++


04.11.10/誰かを思い遣ることは、自分を省みることだろう。

04.11.03/無理して愛されることはない

04.10.20/たとえ君が壊すことを望んでも、君の中に在る孤独は必要なものだ。

04.09.19/家庭は役職で呼び合うことで成り立っている。

04.09.15/美醜観念は、自分がその対象を好きであるか嫌いであるかに左右され易い。

04.09.12/愛情ゆえに奪うこともある。

04.09.09/人に与え続けるなんて不可能。君が奪う日は確実に訪れる。

04.09.05/等しく皆が利己的であったなら調和が取れるだろう。

04.08.25/全ての人に固有の思想が在ると思っていた。

04.08.20/人が異質なものに触れる際、そこには大抵は恐怖か嫌悪しか無いのだ。

04.08.09/“帰る場所”の幻想は要らない。帰らなくて良いのだから。
場に癒される事など、もう無いだろう。自分の心は自分が支配する。

04.08.08/人より優れていても劣っていても利用される価値は有る。
それでも波風立てずに円満に人間関係を築けるのは
どちらかというと人より劣る人間だろう。

04.07.26/ “自分”が“他人”に完璧に理解される事は在り得ない。
たとえその他者が同じ家庭で育ったり、同じ肉体に宿ったりしていても
君がそれを“他者”と見做す限りに於いて完璧な相互理解は存在しない。
それが“他者”の定義だろう。

04.07.25/ ヒトが社会的動物として生きる限りに於いて、
それは傷つき傷つける存在である。
他者との接触とは程度の差こそあれ自他に傷を刻む行為だ。

04.07.24/ 自分が理不尽な傷を負わされたと感じた時だけ叫べば良いだろう。
判りやすく赤い血でも流せば、大抵の人間は君の肩を持つだろうから。

04.07.17/ 「友達になろう」「愛してる」
感情は言葉にしなければ他者には伝わらず、冠すべき名前が見当たらない事もしばしば。
そして零れ落ちることの多いこと。

04.07.13/ 伝達手段としての言葉は四捨五入の繰り返し。
作り上げるものは複雑化し、元から在ったものは単純化される。
言葉は太古の昔より在ったものを瑣末事と切り捨て、排除していく。

04.07.12/ 認識が感情に追いつける程に人の脳は親切ではない。
自ら書き表す事ができる程に感情の乏しい者はそうそう居ない。

04.05.26/ 沢山の人間の住まう世界の中に自分も存在しているつもりで
自分の只一つの頭の中に沢山の人間を住まわせている事を君は否定しますか?

04.05.22/ 愛情を只の愛情のままに保存する事は存外に難しい。

04.04.14/ たとえ相手が誰であろうと、無償の愛情なんて存在しない。

04.03.13/ 先入観も偏見も社会で生きる為には必要だ。

04.02.22/ 何もかも、私で始まり私で終わる。

04.01.12/ 誰もを愛し、誰からも愛されていると思っていたなら私は
立ち止まるどころか後退しただろう。



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