7月16日「迷わず打てよ打てばわかるさ」（続編） | リコのスロット日記＋α

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2004年07月19日

果たして誰が最初にボーナスを引くのか？
張り詰めた空気の中１番最初にボーナス確定の画面を出したのはおにい。
ところが…残念ながらオバケだった。
しかも闘魂注入ナシ、１つも当たらず。（うるせぇ！Byおにい）
その直後見事１番乗りにＢＩＧを引いたのがＣくん。
やっぱり地元人は違うネ、田舎から出てきたオラたちは到底敵いま…
と思ったら、続けておにいがＢＩＧ。
わーん、リコひとりだけ出遅れた！
慌てていると、不思議なコトにすんなりチャンス目を引きボーナス確定～

しかも押し順を１回だけ当てるという中途半端なコトをしてしまった。

その後200Ｇ回したところで、ようやくリコ初ＢＩＧ。
よくよく考えると猪木のＢＩＧをやるなんて久しぶりだよなぁ～
１回めと２回めのジャックゲームの音楽がすごくイイ。
このＢＩＧ終了後70Ｇ経過した頃…
何の演出もなく適当にリールを止めた時、どこからか猪木の小さな声が聞こえてきた。
「ん？」
気のせいかな…と思ってリールを見てビックリ！
上段にいきなりボーナス絵柄一直線！！
「うわぁッ」
おどけていると、隣でおにいが「確定だーって言ったんだよ」と教えてくれた。

猪木自身が前作の猪木と変わって、高確中にＢＩＧを引いても、
ちゃんと50Ｇ以内の高確は上乗せされるようになっているので大丈夫。
前作の猪木やサラ金の時は、ＢＩＧ後ひと桁代でまたＢＩＧ引いて泣いた夜もあった。
ＢＩＧ終了後、緊張した面持ちで高確を迎えるリコ。
集中集中！今日は５時間しか勝負できないんだ、

高確はずれを引くんだ！引け！引くんだジョー！（明日のジョー？）
…と精神統一していたら、ホントに引いてしまった。
ＢＩＧ後わずか20Ｇで、高確はずれを。(･∀･)ﾃﾍ
「見て！リコついに引いたに！」
おにいたちに、中段ベルテンパイのベルはずれ目を見せびらかすリコ。
「おぉ！」「おぉ～！」
えっへんと威張りながらも、
いやッ、まだボーナスかはずれかわかんないし…と、
ドキドキしながら次のゲームを回し始めた。
まずはクマと闘う猪木っつぁん。
負ける。
フェイク演出かぁ～、どんどん来い！
熱い演出…来いッ！
「シーーーン」
ん？
「シーーーン」
オイ…？
「シーーーン」
もしもし？
もしもし！！
クマが１回出たっきりで、それ以降全くフェイク演出すらナッシング。
そんなぁ…
「まぁ猪木自身は６でも高確はずれから闘魂入るの２分の１だからな」
がっくりと肩を起こすリコに、おにいがそう励ましの言葉をかけてくれたものの、
これはショック。
どのくらいショックかというと、好きなお菓子を食べていて、
最後の一口だと知らずにその最後の一口を食べてしまい、
それが最後の一口だったコトを知った時くらいショックだった。
（相変わらずスケールが小さい人間のリコ）
ＢＩＧ引いて高確はずれ引く…という手順まではちゃんとやったのに、
闘魂に当選せずなんじゃ、また１からやり直しじゃないか。（泣）
長い道のりだよな～ホントに猪木の４５６出るのかな…
気が遠くなるよ。

ちょうどその頃だったか、大事件が勃発した。
隣のおにいが「あっ！」と言った直後に、
その横から「うわぁぁ」というＣくんの奇声が聞こえてきた。(笑)
何ゴトかと思って見てみると…Ｃくんの台のリールの部分が消灯して止まったままになっている。
その液晶は真っ暗で、それを前に口をいつもの３倍くらい大きく開けて、
リコたちの方を向いているＣくん。
ちょっと待って！もしかすっと、もしかすっと…道デスカ！？
その驚き様はまさかチャンピロンロードの方デスカ！？
我らが猪木っつぁんが、道を朗読中ナンデスカ！？
そりゃ大変だ！Σ( ﾟдﾟ)
「この道を行けばどうなるものか…」から始まる詩が画面左横から流れ、
Ｃくんは何を思ったかポケットから携帯を取り出し、
どこかに電話をかけ始めた。
「引いたよ、チャンピオンロード！！引いちゃったよ、今！」
後で聞いた話によると、同じ店内にいる友達と今日猪木を打つ前に、
チャンピオンロードを引いたら引いてる最中に連絡して呼べと契りを交わしていたらしい。(^^ゞ
そんなでかい約束してたんかい！(笑)
「今さっきチャンス目引いてさ～、そのＲＴ中に…」
熱心に電話で話すＣくんの隣で、Ｃくんの台に耳を近づけるおにい。
そのおにいが「あれ？」という顔をした。
その表情を見て、気になったリコが声をかける。「何？」
「なんか朗読してないような気がするだけん…」
「えッ、マジで！？」
まだ電話で話しているＣくんの横で、
顔を見合わせもう一度Ｃくんの台に頭を近づけてみるおにいとリコ。
その様子を見ていたＣくんが「え、何なに？」とリコたちの方に話しかけてきた。
「朗読してないっぽいに。何も聞こえんだよ」
「え、マジで！？嘘ぉっ…」
Ｃくんもまさか！という顔で、まだつながったままだろう携帯を片手に耳をすませる。
その直後電話の相手に向かって…
「ゴメン、朗読してなかった…」
な、何ィィッ！？
確かにお店の中がうるさくて、朗読してるのかしてないのかリコからの距離でも微妙にわからない。
それでもＣくんのその言葉を聞いて、
あぁやっぱり朗読してなかったのか…とがっかり。
だって、チャンス目の後の７Ｇ以内に引いたんだに！
それで「この道を行けば…」なんて始まったらチャンピオンロードだと思ってしまうよなぁ。
ただＣくんも慌て過ぎて、朗読を確認するのを忘れたんだろう。
フリーズが終わり、ただのＢＩＧを揃え静かに消化するＣくんの背中が、
とても小さく見え、そのへこみ様を見ていられなくて仕方なかった。(^^;
さっきまであんなに元気にはしゃいでたのに…
でも、Ｃくん本人もこのあまりの出来事に笑ってしまっていたので、
リコたちはなんて言葉をかけてイイかわからず、とりあえず一緒に笑っておいた。（ダメじゃん）

それにしても…
チャンス目引いた後の７Ｇ以内に道演出のＢＩＧ引くなんて、
よっぽどそっちの方がチャンピオンロードより確率低いと思うんですケド。(笑)
まぁチャンピオンロードも早々引けるものじゃないしネ。
しかし！！
その偽チャンピオンロード事件の直後に、
さらにありえないアクシデントが起きてしまったのダ。
しばらくしてまた隣の方から「あぁッ！」というＣくんの声が聞こえてきた。
今度はなんだ！？(笑)
今度こそ本物のチャンピオンロードか！？(^^;
…と、声の聞こえた方を見て唖然！！
「うわぁぁ～！」
さっきと同様、リールが真っ暗になってる！
フリーズしてる！
液晶が真っ暗になってるよ！
し、しかも…
「この道を行けばどうなるものか…」
うるさい騒音の中、かすかに聞こえる猪木っつぁんの声。
ほ、ほ、本物のチャンピオンロード！！
「すげぇ～！！」
正真正銘、本物のチャンピオンロード引いちゃってるよ！
…Ｃくんの隣の台が。
つД`)・ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡
隣の人かよ！！
それを見て聞いて、また忘れようとした過去を思い出し、
今にも泣き出しそうに笑うＣくん。（どんな顔だ）
またまたなんてコメントをしていいかわからないリコとおにいは、
もう笑うしかなかった。
オイオイ…
偽チャンピオンロード引いたＣくんと言い、今本物を引いた角のお兄さんと言い、
みんな引き強いなぁ～
その２人の横にいるリコとおにいは、ＢＩＧもろくに引けずにいるというのに。

結局そのままダラダラとした状態が続いた末、
おにいは途中からＢＩＧを全く引けなくなり、５万近く使用してボロボロ、
リコはまだＢＩＧを普通に引けているものの、２回めの高確はずれをスカってしょんぼり。
まわりを見れば、いまだにＢＩＧ０回や１回などと言う恐ろしい台もあるものの、
その他のほとんどは何かしらで闘魂に入っている。
その中でリコとおにいの台だけ、まるで低設定のＧＯＧＯジャグラー。
闘魂チャンスって何？状態。（トホホ）
ところがＣくんはリコたちを裏切って(笑)、
角台のチャンピオンロード（本物）（←しつこい）を引いたお兄さんに紛れて、
オバケの押し順当てて闘魂入ったと思ったら、いきなりそれが100だし(爆)、
おまけにその後上乗せでもしたのか、ずーっと連チャンしまくり。
やっぱりあの偽チャンピオンロードも、今日の引きの強さを物語っていたんだよ。
「ダーダーシャー！ダーダーシャー！」
「ダーダーシャー！ダーダーシャー！」
その隣でおにい共々自分たちの引きの弱さに目頭を抑えた。
「なんでこんな出ねぇんだよ…」
「出ないね…」
惨めだった。(;_;)(;_;)

そして開店から４時間経った夜９時過ぎ、
諦めたリコたちは２人とも500枚程度のコインを＄箱に入れ、換金。
結局おにいは大ハマリの後数回ＢＩＧを引いたものの高確はずれを引けないままで、
リコは最後の最後に引いたオバケで押し順を２回当てて闘魂を引いたけれど、
５Ｇと10Ｇの２連でおしまい。
５Ｇなんて…いらねぇよ！何の生きる糧にもならんわぁぁ！！（激怒）
それでもリコは２万使って１万交換で１万負けだったからまだマシ、
おにいは５万使って１万回収の４万負け。（痛）
今日のこの４５６イベントにおにいを誘った身としては、
申し訳がなくて頭が上がらず、おにいにドン叱られる覚悟でＴ店を後にしたのだが…
「ダメだったね、リコ」
「う、うん…」
「俺なんか高確はずれすら１回も引けなかっただに」
「う、うん…」
「俺ってこんな引き弱いのかや…」
おにいが怒らない！
「テメーのせいで負けた！」といつもみたく冗談交じりに怒鳴ったりもしない。
(((( ;ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
逆に怖いんですケド…（泣）
「おにい、ゴメンね。リコが誘ったモンで…リコのせいで…」
「あ？リコ別に悪くないよ、引きの弱い俺が悪いんだよっ！」
おにいが優しい！！
超怖いんですケド…（号泣）
相当おにいが猪木の４５６で負けたコトでショックを受けているんだと悟った。
「俺、ダメ人間ですわ…」
「リコもダメ人間ですわ…」
ＢＧＭにドナドナを流しながら、駐車場に向かい、
リコたちは高速に乗り、帰って行った。

これだから4.5号機は嫌いなんだよ！
出るまでの手段が気が遠くなる程大変で、
その上一発逆転の期待値は低いし、なのにリスクは高いままだし！！
もう今後一切リコが猪木を打つコトはナイだろう。
ダイッキライだーー！ヽ(`Д´)ﾉ
何が「迷わず打てよ打てばわかるさ」だってんだ！
あぁ、わかったよ。
ＡＬＬ４５６のくせに、猪木の島の半分以上の人が負けてたモンね。
どれだけ出ないかが、迷わず打って痛い程わかりました！
さようなら猪木、こんにちはケンシロウ。
もうあの人帰って来てるかな？
今日ナイショで他の男の人（猪木っつぁん）に逢っちゃったコト正直に話して、
素直に謝ろう…
猪木の４５６なんかより、よっぽど旦那の方がイイわ。
余所見をして、旦那の大切さがわかるなんて…あたしってば妻失格だね。
ゴメンなさい。

ちなみに…
リコたちが帰った後も闘魂爆連させまくってた角台の人は万枚オーバー、
Ｃくんもあのまま7000枚強を叩き出したそうです。
まいりました！！

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