9月18日「旅費稼ＧＯ大作戦」 | リコのスロット日記＋α

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2004年09月09日

秋だし、たまにはおいしい料理食べて温泉でゆっくりするのもイイかなって。＾＾
こんなコトはめったにナイだろうし、どうせ行くなら超贅沢旅行にしようと、
１泊ひとり37000円というリコにしてはべらぼうに高い旅館を予約した。
各部屋に絶景露天風呂付きの旅館！
最低でも６万くらいの旅費がかかりそうなカンジ。
そこで、スロッターなら誰しもが思うはずだろう。
「旅費を稼ごう」（笑）
これはもうスロットで稼ぐしかナイでしょう？
こうして、今週末はいつも以上にはりきってＳ店朝いちに挑むコトとなった。
目標は２日でプラス６万だ！！

旅費稼ＧＯ大作戦１日めの今日。
（ちょっと待て、いくら何でもその名前はダサすぎだろ！？）
気になるおみくじイベント対象機種は、北斗の拳とトンちゃんのパチスロオレイズム。
また北斗かよ～（´A｀)
先週の１週間あまりにも北斗を打ちすぎて、
今週はほとんど平日打ちに行かなかったリコ。
今日辺りまた吉宗でイベントやってくれるかなぁと期待してたのに、北斗とトンちゃんだなんて…
ん？トンちゃんか。
「リコ、トンちゃんの大吉探しにでも行ってみよっかな？」
一緒に並ぶおにいにそう相談してみると、「それもアリだろ」とのコト。
ほとんど打ったコトのないトンちゃんだけど、ベルに設定差があるため結構判別しやすいらしい。
トンちゃんの６は割と普通に５千枚くらい出るって話も聞いたし…
でもなぁ、リコ嫌いなんだよね。
トンちゃんってなんかチャラチャラした男ってカンジで。
しょっちゅうおっぱいパブに入り浸ってるし。（怒）
（おっぱいパブじゃないだろ！？）
でも、この２日間はリコの旅行がかかってるんダ。
勝つためには台の好き嫌いなんて言ってられない、
「リコ、今日トンちゃん行くわ！」
ところが…
シャッターが開き、一目散でトンちゃんの島に駆け寄り、
何の予想もしていなかったため、アドリブで適当に台を確保したリコ。
そして辺りを見渡して、とんでもないコトに気づいた。
だ、誰もいない！！
トンちゃんの島誰もいないぞ、オイッ！？
(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
その後少しして、店内に入ってきた何人かがパラパラと座ったくらいで、
ほぼ７割が空き台に。
（って言うかトン10台しかナイからリコ含め３人しか座ってない計算になるのだが）
これはキツイかもしれない。
臨機応変な立ち回りをするためには島にある程度の空き台は必要だけれど、
ここまで空いていると、ヘタをすれば大吉を探すためにひとりでそこら中の台を打つハメになって、
大吉ゲットうんぬんよりも先に、そのための莫大な費用がかかってしまうコトが予想される。
６で平均５千枚くらいの期待収支らしいトンの６を見つけた頃には、
投資に10万使ってた…なんてコトになったら、元も子もない。
やっぱここは手を出さずに北斗にしようかな～
確保したトンを１周を回さずに北斗の島を覗くと、まだ３分の１くらいが空き台だった。
急遽作戦変更、やっぱり北斗で大吉探そう。
「トンちゃんやっぱやめとくわ～」
おにいはすでに朝いち高確の台を探すべく、島内をウロウロしている。

リコも３台くらい打ったか、その３台めで何やら朝いち高確を匂わせる演出多発！！
レバーＯＮで青缶３個がコロコロ、第３ボタン停止時リンつまづき…
そして極めつけは、ベル揃って光ったランプが赤色。高確確定じゃん！
同じくその近くでまだ高確を探せないでいるおにいにブーイングを食らいながら、
高確のままひたすら回すリコ。
結局全部で１万使ったところだったか、リコの隣の隣で朝っぱらからクリキンを流し出したおじさんの台が、
ホッパーエラーになっているのが視界に入った。
そうあまり気にせずに自分の台を回していると、
おじさんの笑い声が聞こえてきた。
「え、大吉って出るの？」
な、何ィィ～！？
今おじさんなんて…？？
「大吉って出るの？」って言わなかったか？
大吉なんて出るわけナイだろうが～！　ヽ(`Д´)ノ
こっちは大吉でどれだけ苦労してきたと思ってんだ～！　ヽ(`Д´)ノ
…って、反応する方そっちじゃないだろ！！
もしかして、おじさんの台大吉だったの？
「大吉というのは～」と笑顔でおみくじイベントを説明している店員さん。
なんだよ、隣の隣が大吉～？
その一部始終を見ていたリコは自分の台に絶望を感じ、ため息。
その傍で同じようにどうやらおじさんが大吉らしいコトを察知したおにいがプンプン。
「こんなソッコーで大吉わかったら、やる気なくすよな」
確かに。
朝いち高確だったケド、さすがに１台空けて隣に大吉じゃどうしようもナイだろうと、
その台を潔くヤメ。
こうなったらトンキチでも行ってみるか～？
覗いてみると朝いちから30分程経ったせいか、半分くらいお客さんが埋まっていた。
よーし、絶対大吉取ってやる！

はりきったものの、この時点でトンちゃんについて知ってるコトと言ったら…
・モードタイプのストック機
・ベル確率が設定１～５は約1/7で、設定６は約1/6
・趣味がおっぱいパブ
・スロットのやりすぎで親指にタコ
…このくらい。（´A｀)
あ、あとボーナス確率がグンとアップする10Ｇのチークタイムがあるんだっけ？
（勝手にチャンス10に名前つけてるヤツ）（笑）
そんな無知のまま大吉なんて探せるのかしら？と不安なものの、
島の１番角の台に座り、早速ベルを数えながら打ち始めた。
ベルが1/7か1/6の違いなんて言ったらかなり微妙だけど、
分母が小さいだけに、確率の収束を考えても3000Ｇも回せば判別がつくだろう。
打ち始めて５分…
すんげーつまんないんすケド。（´A｀)
しかもホステス嬢なのか風俗嬢なのか知らんケド（なんでやねん）、
おしぼりを渡す時の顔が異様にムカッとくる。
なんでこんなにムカッとくるんだろうってくらい、あの口を見るとムカムカしてくる。（笑）
そしてベル確率も微妙。
１万打ったところで、ようやく初ＢＩＧ。
ＢＩＧ中の音楽がなんかファミコンっぽいな。
ふと見ると、おにいも北斗を諦めたのか同じトンの島で発見。
「がんばって大吉探すか～」
こうして、おにいとのトンちゃん６探しが始まった。

それから４時間が経過。
げっそりしながらトンを打つリコとおにい。
「ねぇ、大吉まだ？」
もう午後２時過ぎだというのに、いまだに大吉見つかっておりません！（泣）
リコの台も微妙、おにいの台も微妙、その他ホッパーが空になったのは２台のみ。
残る８台中に最低１台は入ってるはずの大吉がなかなか見つからない。
ベル確率が1/7～1/6をウロウロしながら、リコの台は変な間隔でＢＩＧが来るため、
その度にちょっとずつ現金投資がかさみ、気づいたらすでに今日４万使用。
もう他の台でもイイから、さっさと大吉判明して～
つД`)・ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡
おもしろくもない台で延々と下皿生活。
はっきり言って、ドつまらん。（激怒）
結果知ってるサッカー試合の録画ビデオをノーカットで見るくらいつまらん。
そして相変わらずおしぼりを渡す顔がむしょうに気に障る。（爆）
どうしよう…
これじゃあ旅費６万を稼ぐどころか、６万負けとかになっちゃうよォ。
その危険を感じたリコは、結局３時前にその散々粘ったトンをやめるコトにした。
時には大事、やめる勇気！
…って言うかこんな出ない台、いくらなんでもリコ粘りすぎだろ！？
かろうじて１番大吉の可能性があるのがおにいの台。
「おにいがんばってよ、リコ先にリタイヤするでの…」
「あぁッ、裏切り者！」
「もうこんな台一生やらんよ」
そう言い放って、おにいをオレ主義ワールドに置いてきぼりにして、
リコ一旦帰宅。
このままじゃダメだ、頭を冷やそう。

その後、あまりにも暇なので漫画でも読んでゴロゴロしようと、
最近リコたちの間で大流行の漫画レンタル屋さんへ出向いた。
最近のぞき屋に引き続き山本英夫先生作品のホムンクルスにハマってるリコ。
あれはヤバイくらいおもしろい！
他に山本英夫先生の漫画を必死で探しているところへ、Ｓちゃんから電話がかかってきた。
「あれ、リコもうＳ店から帰っちゃっただ？」
「うん、やめた。トンちゃんの大吉探してたら４万負けたの！それがさ～」
今日のトンへの愚痴や不満をＳちゃんに全部話し、うっぷん晴らし。
どうやらＳちゃんは今お仕事が終わったらしく、これからＳ店に行こうとしていたらしい。
「今日全然出てないに。行ったら絶対おにいにトンの大吉探せって言われるに！」
「そうか～、じゃあどうしようかな。リコは今からどうするだ？」
「ヒマだに」
「じゃあ、どっか行くか？」
こうしてＳちゃんと「どこかに行こう」というコトになり集合。
どこかって…また原発でオムなんとか見ながらお昼寝か？（笑）
しかし、今日のリコには行きたいところがあった。
車で１時間くらいかかるところにある、Ｓ店のチェーン店であるＧ店。
かれこれ１年前くらいまでＳ店で、良きライバルであったかつての店長。
よく６を掴む常連客であるリコたちをライバル視し、
「今日こそは絶対に取らせませんよ」と、朝ホールに出てきて宣言しては、
取れなかった時には得意気に笑い、
取られた時には悔しそうにしながらも「でも６なのに引きが弱いですネ～」なんて言ってくるような人で、
とにかく設定の上げ下げに強い癖があって、
高設定も半分は常連客に取れるようなところに置き、
半分は一般のお客さんが取れるようなところに置くという優しさもありながら、
時に花百の６やアラジンの６を３台並べたり、やるコトがとにかく強烈で、
リコたちの中ではまさに漫画アドリブ王子に出てくるドラマティック店長。
とにかくリコが知るお客さんはみんな大好きだった。
でも、当時リコたちにサクラ疑惑が浮上してあんな事件も起こり、
その一線でリコたちと何か手を組んでいるんじゃないかと、店側にその店長が疑われているらしいという噂を聞き、
それから少しして、その店長が他の店舗に異動になってしまったのダ。（理由は違うかもしれないケド）
その店長の異動した先がＧ店。
いつかそのＧ店に打ちに行こうと思いながらも、結局今も一度も行っていないままだった。
どうやらＧ店でも、ＨＰを見たり噂を聞く限りではドラマティック店長ぶりは健在らしい。
「Ｇ店行きたい！！」
時刻は５時、今から行って６時か…勝負できるかな？
リコのわがままをＳちゃんがＯＫしてくれて、早速ナビで検索してＧ店へ出陣するコトとなった。
「あ、ちょっと待って！１時間くらいかかるじゃんね？車ん中でＤＶＤ見てもイイ？」
出かける間際、慌ててあのＤＶＤを取りに部屋へ戻った。
そう、あの…白夜書房出版の吉宗プレミアムのＤＶＤ。（笑）
「これ見てテンション上げて行こう！」
早速そのＤＶＤを見ながら、あの店長のいるＧ店へと走り出した。
そのＤＶＤこそがまさに、リコのこれからの夜を変えるコトとなる。

＜つづく＞

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