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2005年06月21日

友達Ｙちゃんの結婚式が遠方であるというコトを知って悩んでたリコに、
迷わずそう言ってくれたＳちゃん。
そう…先日の日記【緊急募集～栃木県情報～】で書いた通り、
去る7/2～7/3の２日間をかけ、友達Ｙちゃんの結婚式に出席するため、
Ｓちゃんと一緒に栃木県は小山市へと行ってきました！　ヽ(･∀･)/
カキコ＆メールにて栃木県の情報を下さった方、ありがとうございました☆
ホントに急な予定だったので、たった１週間の間で頂いた情報を元にネットで色々下調べをし、
リコ＆Ｓちゃんの２日間のプランを計画。
メインは結婚式出席とは言っても、場所が栃木県なんて言ったら…もうプチ旅行だよ。
Ｓちゃんとの「旅行」と言えば…
去年９月の当日台風が上陸した伊豆旅行、去年の大晦日大雪で見舞われた八景島への旅、
今年の３月決行し２人でボコボコになって帰って来た花の都大東京ツアーなどなど、
とにかく波乱な旅ばかり。(･∀･)ﾃﾍ
そのため心配なコトばかりのリコは、
リコが式に出ている間Ｓちゃんにはパチンコ屋さんで待っててもらおうと思っていたため、
小山市内のパチンコ屋さんをたくさんピックアップして、Ｓちゃんが困らないよう準備。
そんでもって聞いた情報から行きたい場所を見つけて、それも一緒にピックアップ。
それを元に東京ウォーカーならぬ…「コブウォーカー」を作ってみたよ！　ヽ(･∀･)/
これでもう今回の旅は怖い物ナシだに！

当日7/2（土）の朝、８時過ぎに目を覚ますと、
なぜかリコは昨日帰ってきたままの格好で、隣にはＳちゃんが爆睡していた。
いつも寝る前はオブーに入ってパジャマを着て寝るのにナンデ！？
昨日の夜はＳちゃんとみかん姫とおにいと４人でＢ店へ行って、
その帰り道に通称「バカ殿」でみんなで夕ご飯。
（ちなみにその「バカ殿」とは、リコがそのお店の名前を言った時にみかん姫が「バカ殿」と聞き間違えたのが由来）（爆）
その後Ｓちゃんと旅行中車の中で見るためにＤＶＤを借りに行ったり、
実家に着物を取りに行ったりと大忙しで、
その日の朝お弁当を作るために５時起きしたリコは、12時過ぎＳちゃんとおうちに帰ってくるなりぐったり…
栃木への旅のための支度もせずに、どうやらそのまま寝てしまったみたい。（汗）
「首都高混むから早めに行こうぜ！リコ、オブー入って来い！」
「Ｓちゃん先入って来い！」
「リコ…入って来なさい！」
｡･ﾟ･(ﾉД`)
そんなこんなで２人ともオブーに入り、
全く何も支度をしていないリコが慌てて準備をしていると、
Ｓちゃんはひと足先に実家へ愛車を取りに出て行ってしまった。
支度を終え、まだ戻ってこないＳちゃんに電話をしてみると…
「これから洗車しに行ってくるよ！」とのコト。
ホントに車を大事に乗ってるＳちゃん、出かける日の朝や前日はいつも洗車するのだよ。＾＾
「リコも行くぅ～！」
…ってコトで、もう９時過ぎだってのに洗車へとガススタへ。
洗車をおまかせして待ってる間、これからお出かけのリコはすでに大はしゃぎ。
ここのガススタのロビーと言えば…スーパーファミコン！
「Ｓちゃん、スーファミやるかァ～！」と、Ｓちゃんと一緒にゲームを始めるコトに。
マリオカートを見つけてやったんだけど…
Ｓちゃん強すぎ、10戦中１０対０でリコ全敗！！
やったコトのある人にしかわからんかもしれんけど、
赤いカメのコウラ持ってＳちゃんを一生懸命探してると、
いつの間にかＳちゃんにそのコウラが取られてたり、
リコがやるとバナナを地面に投げるつもりが海に投げちゃったり…
とにかくうまくできない。　ヽ(`Д´)ノ
わーわー言いながらマリオカートで盛り上がってるうちに洗車は終わったんだけど、
レジで店員の女の子に「仲良しですね」って言われちゃった。(･∀･)ﾃﾍ
結局洗車やら何やらやっているうちにどんどん出発時間は遅くなり、
結局地元を出たのは午前10時半近く。
いつものように「おなかすいたー」を連呼するリコに、
Ｓちゃんが高速に乗る手前でコンビニに寄ってくれたのだけど、
Ｓちゃんの愛車と言えば…
「いいかリコ、朝ご飯買ってもイイけど～
　ボロボロこぼれる物とか、車の中で散らかる物はダメだに！」
「わかってるわかってるって～」
注意事項が10個近くあるので気をつけよう！（そんなねーよ）
ちなみにブリトーは許容範囲ギリギリでＯＫとのコトなので、朝ご飯はブリトーで。（笑）

こうして東名高速道路を走り出したリコたち一行。
昨日Ｓちゃんと実家に着物を取りに行った時、
元々埼玉出身のリコのおとうは、ナビがあるってのに、
「あっち行くにはな、首都高乗って～それから△△線へ出てー」
…などなどとＳちゃんに説明をしまくり、かなり心配してた様子だったので、
「今出たよ！」とメールをしたら…
「わかっよーきょうつけていってこいょ」という返事が返って来た！（笑）
おとうが慣れないながらに入れてくれるメールにはいつも和ませてもらってるけど、
「気をつけて」が「きょうつけて」になってるのには爆笑したよ。＾＾
ちなみにＳちゃんのお母さんがＳちゃんに送るメールも、
文の所々に「；」が入ってて、それがどういう意味で入れてるのかわからんけどカワイくて笑える。＾＾
東京まで東名を走る間、リコとＳちゃんはひたすらおしゃべり。
尽きない楽しいおしゃべりであっという間に東京に入り、
田舎っ子たちには恐れ多い首都高へついに突入した。
Ｓちゃんの話によると、この首都高がかなり混むらしい。
「湾岸線の方行くから、お台場とか見えるぞ！」
「ホント！？わーい！」
「あとな、その後…空飛ぶ○○○も見えるに」
「なッ、何ソレ？」
Ｓちゃんの突然のその発言にビックリのリコ、
どうやらＳちゃんが言うには、浅草辺りで空飛ぶ○○○が見れるらしい！
それをワクワク楽しみにしながら、渋滞を抜けた後湾岸線へ。
田舎娘のリコは車の窓から見える東京タワーや国技館に大はしゃぎ、
「○○○、もうすぐだに！」と言われ、Ｓちゃんのお父さんから借りてきたデジカメスタンバイ！
空飛ぶ○○○って何だろう！？
「お、見えた見えた！」
「どれ？！」
「あれだよ！」
「なっ、なんだあれーーーー！！！」
（ﾟﾛﾟ;）

「ホントだ、○○○だ！」
リコ、大爆笑。
「だろ！？俺、昔っから思ってただよ！」
「わははは、ド笑える～！」
そう、その空飛ぶ○○○の正体とは…アサヒビールのタワービルのコト。（汗）
その○の中に入る文字を言ったら、アサヒさんに申し訳ナイというＳちゃんの意向によりあえて伏せておきました。(･∀･)ﾊﾞﾚﾊﾞﾚﾀﾞｹﾄﾞ
でも○○○にしか見えないよ！！（笑）
かなりのインパクト！
リコ、林家パー子並みにパチパチ写真を撮っちゃいました。

「な！空飛ぶ○○○だっただろ？」
「うん！！」
空飛ぶ○○○を見たリコたちは大満足で、その後Ｓちゃんの運転する車は東北道へ。
実は１日めである今日のメインイベントは…なんと、Ｓちゃんの大学訪問なのですッ！！
ヽ(･∀･)/
Ｓちゃんは高校を卒業後、埼玉にある大学へ進学。
そこで４年間勉強をした後、地元に帰って来て今設計士のお仕事をしてるワケなんだけれども、
前々からその通ってた大学に「いつかリコを連れてってあげたい」と言ってくれていたＳちゃん。
その約束が思わぬ所で叶うコトに！（わいのーー！）
しかもその大学の場所を聞いてみてビックリ、
リコが子供の頃から毎年のように遊びに行っていた親戚のおばちゃんの家のすぐ隣町だというコトが発覚！
世の中狭いなぁ…
それを聞いたリコのおとうから「おばちゃんちに寄ってやってくれ」と言われ、
途中で東北道を下りて、懐かしのおばちゃんちへと向かうコトとなった。
ナビの言うまま埼玉県内をしばらく走りながら、思い出を語っていると、
何だか見覚えのあるケンタッキーのお店が見えてきた。
「あ～！ココ覚えてる、よくチャリンコで来てたよ！」
夏休みや冬休みになると埼玉に１週間くらい妹と一緒に滞在して、
両親が静岡にいるのをイイコトに好き放題をやっていた学生時代。
その頃の風景が懐かしくリコの目に映る。
「そこのね、ケンタを右に入るだよ！」
「エ、でもナビもっと先曲がるって出てるけどイイのか？」
「大丈夫大丈夫！リコよくココから神社の方上がってったの！」
記憶を取り戻したリコはナビの案内を止め、リコナビとして買って出た。
ちなみにＳちゃんの車のカーナビ通称ナビ子は、
毎回のコトながらＳちゃんの気を奪ったり、Ｓちゃんに「コイツは頭いいなぁ」と度々褒められているから、
旅の道中でのリコの恋敵！　(・へ・)
たまにリコがしゃべっている最中にＳちゃんに話しかけてきて、
「うるさいに！」とリコがナビ子にプンスカ怒っていると、
「ちょっとリコ静かにして！聞こえん！」と反対にＳちゃんに怒られるから…キライだに。　(・へ・)
でもここからはナビ子なんて用なし、リコが案内するからね！
…と、思っていたのだけれど。
「あれ？おかしいな、こんな細い道だったかな…」
「オイオイ、大丈夫か？」
「あ、そこ曲がって！」
「ココ！？もっと早く言えよ～」
「あれ？なんだこの道…リコ知らんに」
「オイ、ホントにお前わかるのか～？」
曲がる所を間違えたのかリコの記憶が薄れてるだけなのか、
何だかあまり見覚えのナイ場所に出てしまった。
慌てるリコに不安げな表情のＳちゃん。
「たぶんココまっすぐ行くと…ファミマがあると思うんだけど…」（もじもじ）
こんな道だったかなー
しばらく走っていると、左手にコンビニ発見！でもファミマじゃなくてセブンだよ。
「オイ、ファミマじゃなくてセブンだぞ」
「ホントだ…セブンになったみたい」
「そんなワケねーだろ！？そもそも場所が違うんじゃねーのか？」
ヤバイ…
Ｓちゃんのご機嫌がだんだん悪くなってきた。
ナビ子を止めるんじゃなかった！
道、わかんなくなってきちゃったよ…！！
「で、どうすればイイだ？」
「……」
「この交差点はどっち行くだ？」
「……」
「オイ、お前今どこら辺走ってるかわかってるのか？」
「……リコ、こんなトコ知らん」
リコのその言葉に、長時間にも亘る運転で少しずつ進んでいたＳちゃんの時限爆弾がついに爆発した！
「わからんならナビ止めるなよ！」
「…だってわかると思ったんだモン」
「わかってナイじゃん！」
「初めはわかると思ったの！」
「だいたいお前来たコトある来たコトあるって…この辺チャリンコで走ったりしてたのっていつだよ？
　つい最近の話なのか？」
「そだよ、高校生の頃だモン」
「だったらすんげー昔じゃねーかよ！！」
「そんな昔じゃないじゃん！！」
「バカ言うな、もう７年とか前の話だろ！」
ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
ケンカ勃発！
泣きそうになりながら再度ナビにおばちゃんちの電話番号を入れて検索してみると…
現在地がおばちゃんちからかなり離れたトンチンカンな場所になってる！
それを見たＳちゃんがさらに大激怒。
「全然違うじゃねーか、どんどん離れてるじゃん！」
「……」
そんな険悪なムードの中、
「目的地まで、あと４キロメートルです」と、ナビ子がしゃべった。
お前ッ、そんなコト言うなよー！空気読めよーー！！（怒）
「あと４キロ！？もうすぐ着くと思ったのに、なんだあと４キロって！？」
もうヤダよう…
かれこれ４時間以上運転しているＳちゃん、怒るのも無理ナイ。
どうしよう、どうしよう！
｡･ﾟ･(ﾉД`)

＜つづく＞

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