スローなお茶の時間

そろそろミルクティー

そろそろミルクティー

■ポットの中で作る 基本の濃いミルクティー

1. あたためていおいたポットにカップ一杯(150ccくらい)につきキャディースプーン山盛り一杯はかりいれます。
2. よく沸騰させた水道水(ミルクの分をひいた量)を注ぎ、4分むらします。
  この時お好みでティースパイスを加えて!
3. 時間がたったら温めたミルクをポットに加え2分むらした後、カップに注いでできあがり。
  (注意!:ミルクは高温になるまで温めないようにしましょう。)

<お湯とミルクの比率(あわせて150ccくらい)>
3:1 セイロンなど
2:1 キーマン・アッサム・フレーバーティー
1:1 アッサムのC.T.Cタイプ(☆)のもの

☆リーフ状でなくコロコロと丸い粒状をしたもの。茶液が抽出しやすい。
 濃く出すとき、スパイスを入れるときにおすすめ。Crush(押しつぶす)・Tear(引き裂く)・Curl(丸める)の略です。


■カップの中でつくる 軽い味のミルクティー

1. あたためていおいたポットにカップ一杯(150ccくらい)につきキャディースプーン山盛り一杯はかりいれます。
2. よく沸騰させた水道水を注ぎ、2~4分むらします。
3. カップに適量のミルク(カップの20%くらい)をいれ、そのうえから紅茶を注ぎます。ミルクは常温で。
  冷蔵庫に入っていたら、少しあたためたほうがいいです。

<ミルクが先?紅茶が先?>
ミルクティーを飲むとき、紅茶を先にカップに入れて、そのあとミルクを入れてますか?それともミルクが先?
お店で頼んで、もうカップに紅茶が注がれているときは、もちろん後からミルクをくわえますよね。自分でいれるときはどうでしょう?
ミルクを後で入れたほうが、色で量が判断しやすいという意見もあります。

ここではミルクを先に入れる入れ方を紹介しました。
少し難しい話なのですが、ミルクティーのコクは紅茶の渋みとミルクのタンパク成分(ガゼイン)が混じり合って生じるものだそうです。
熱い紅茶の中にミルクをいれると、ミルクの温度が急上昇してカゼインが紅茶の渋み成分と混じりあう前に変性してしまうため、コクが出ない、ミルク独特のにおいがする・・・というようなことがあるそうです。
最初にミルクをいれて上からゆっくり紅茶を注ぐとミルクの温度はすこしづつあがるため、そのようなことは起こりにくいようです。
また最初にミルクを入れたほうが、カップに茶渋がつきにくいんだよと、イギリスの方がおっしゃってました。

長々書きましたが、むつかしいことは抜きに、いちどためしてみて、やりやすいほう、おいしいほうで入れてくださいね。
決まりはないのですから!


※ここまでのところ紅茶のお店カレル・チャペックの山田詩子さんの本を参考にしました。
見て楽しい本、読んで楽しい本、本がとても好きです。
ひとりのお茶の時間に読む本 でお気に入りの本を紹介していますのでよかったら見てください。



ミルクティーにおすすめ!

ミルクティーセット
ミルクティーにあう紅茶5種類セット


一回分づつのミニッパックになってます。
こういうので自分のお気に入りを探してみるのもいいかも。

アイリッシュクリーム(リキュールフレーバーティー) 50g袋
アイリッシュクリームフレーバーティー


カレルチャペック キャラメルティー  山田詩子さんのイラスト缶がかわいい!  
カレル・チャペックキャラメルティー



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