小さなかえるの大冒険

小さなかえるの大冒険

何故か?オマケの?クサビフグ!?


Ranzania laevis (Pennant)
D 21; A 22; C 19~20; V 8+10=18

形態

孵化仔魚の体長(以下略)は、1.80mm、頭胴部は球形で皮嚢を被り尾部は露出し、
露出部は約54%である。
胸鰭は大きく上半部に鰭条がある。2.0mmの仔魚には頭胴部と腹面にピラミッド形の
体棘の原基が認められる。
1.95mmの仔魚では皮嚢は消失し、背中線に4、腹中線に2、眼上背側線に4、眼下腹側線に
4本の鋸歯縁がある巨大なピラミッド形の体棘が生じ、頭胴部は球形で金平糖状を呈するが
尾部には棘はなく、背・臀・尾鰭が分化し、臀鰭にだけ数条の鰭条原基がある。
胸鰭は大きく11条がある。2.5mmの仔魚では背中線第1棘と第4棘、眼下背側線第4棘、
眼下腹側線第1棘と第4棘が著しく大きい。背・臀鰭に鰭条原基があるが尾鰭にはない。
胸鰭に13条がある。体棘は変態することなく3.7mmの時期に最長に発達して以降萎縮し
一部を残して消失する。3.9mmの仔魚の背・臀・胸鰭は大きく発達しほぼ鰭条定数に達しているが、
尾部は体軸に対して下方に垂れ曲がり萎縮し始めており、尾鰭は著しく萎縮し鰭条がない。
5.08mmの仔魚の尾部後端は背・臀鰭の両側から内側にむかって鰭条が発達し後縁は
鰭条で覆われるが中央部は大きく凹入している。腹中線上の2本の体棘は萎縮し
腹中線の全面に骨質の小棘が出現し竜骨を形成している。
体長11.05mmの固体は後部にむかって体高が低くなっているがほぼ短形をなし、
尾鰭もほぼ完成し稚魚期に達している。

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