別に田植え方式のアンカーボルトがダメかって言うと、そんな事無いと思うんですけどね・・・ちゃんとしたタイミングで挿してあげれば、何の問題も無いはずです。でも天端均しには邪魔物かもしれませんネ。
このアンカーボルトは、何種類かの長さがあるんですが、私のところでは特別な場合を除いて400ミリってモノを仕様させて戴いてます。
で、そうするとこんな感じに・・・
べた基礎の上の立ち上がり部分が約300ミリで、土台が105ミリ・・・って事は、耐圧版の上に置くと丁度良くなっちゃうんです。
これを田植え方式でやろうと思うと、下に砂利でも入ろうものなら絶対に予定の深さまで挿す事が出来なくなっちゃうのは想像に難しくないでしょう。
後はタイミング・・・人間の都合じゃなくって、コンクリートの立場?で考えるのは当たり前の事です。
どちらにしても、コンクリート仕事ってのは段取り仕事なんです。型枠の組み立て生コンの配合計画や手配現場での打ち込み計画や養生・・・家を固定する大切な部分ですし、完全な野帳場ですから、お天気なんかも気になって気が抜けません。
どちらにしても、コンクリートを打ち込んじゃってから、慌ててアンカーボルトの位置なんかを出してるようじゃ良い仕事をしてるとは言えないでしょう・・・?
☆段取り八分って言いますよね・・・
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打ち込み計画といえば、この写真・・・(汗)
耐圧版はポンプ打ちですが、立ち上がり部分はネコ押しです・・・
丁度この日は土曜日って事もあり、お施主さんがお休みで仕事の様子を観に来てくれました。
現場に鳴り響く ブィィィ~~ン
ってバイブレーターの音に興味深々・・・(笑)
ちょびっとレクチャーしたら、すっかりはまってしまった様子で、最後までバイブレーター係りを担当して貰っちゃいました・・・(汗)
ちょっとしたことですが、こうやってお施主さんが家づくりに関わって貰えるって事が本当に良い事だと思うんですよね。
手抜き工事だとか、欠陥住宅だとか巷では騒いでいますが、どちらもこうした現場からは想像でき無いんじゃ・・・決してお施主さんが見てるからどうのこうのって事じゃなくて、仕事って普段やっている以上の事は出来ないわけで、先日の配筋検査にしても問題なくOKでした・・・
変わったことといえば、変な法律を作ってくれたおかげで、手続きが大変になっちゃったって事くらいでしょうか・・・(泣)
◆基礎が完成しました
・・・
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