Keep Smiling

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kind of diary 2



9月29日

日本の友人Tからメールを受け取った。
「最近あなたの日本語おかしいよ」って。
これはかなりショックだ。
将来、文字書いて飯を食ってこうとしている俺としては。
文法がまるで英語でたまに意味がわからなくなるし、読みにくいって。。。何でだろ。
日本語を話すときにどう表現するんだったっけなって思うことはあるけど、文章書く上ではあまり変わってないつもりなんだが。
むしろいろんな書き方ができるようになってきたって感じることはあっても。
確かに俺の文章はなんというか、ある意味読みにくいだろう。
勝手に自分の言葉で、自分の世界を築いて思うままに書いてるから。
尊敬する作家はいても、特に書き方を勉強したわけでもなく、意識したわけでもなく。

推敲した言葉は美しい。
けど、文章ってのは勢いっていうか、一種のパワーがいると思う。
綺麗なだけじゃ、飾り物と一緒だ。
眺めてるだけで心の芯まで伝わってこない。
荒削りでも、この身に響いてくるようなもの。
そんな文章が書きたい。

空気をつたって視覚や心に届くまでに、言葉の意味が薄まらないような文章。
いつか、そんなものが書けるようになるんだろうか。
でも、書いていきたい。
ただ、自分に書かれた文字たちに力が備わってるのを信じて。




9月30日

昨晩、金縛りを体験した。
生まれて初めてのことだったのでものすごく恐怖だった。
何かすごい力によって自分の身体を動かそうとされて、でも自分はそれに逆らいたいのにできなくて。
何かの気配を周りに感じて、でも目がしっかり開けられない。

普通金縛りってのは自分が動きたくても動けないって印象があるんだが、俺が体験したのは、自分が動かしたくないと思った腕や身体を無理矢理大きな力で動かされた感触。
いや、反対だったのかもしれないけど。
無理矢理身体を起こされ、どうなることかと思った。
でもしっかりパソコンからトーフルのリスニングが流れてるのは聞こえたし、自分の意識はしっかりしてたんだよな。
しっかし怖かったー。
何か精神的なものが影響してかかるっていわれてるけど、やっぱ体験した人は違うようにとらえちゃうよな。
ああ、もう嫌だ。
最近滅入ることばっかり。
ヒッキーになっていたせいか心労からか、少し痩せた。
何人かの友人に「痩せた?」って。
自分では意識してなかったけど、昨日一ヶ月ぶりに泳いだとき体重を計測してみたら思っていた以上に減っていた。
それはそれで嬉しいことだけど、素直に喜べないのはなんでだろ。
まあなんにせよ。。。
今日はトーフル。
思いつきで受けること決めたから何の対策もしてない。

ただ、何かすることで、考えることを一時的にでもやめたかった。
いろんなこと考えすぎて、脳みそがおかしくなりそうだ。
人を励ましたり、優しくすることはできるけど、自分に優しくなるのはやっぱり難しいなあって思う。
そんなに追い詰めなくてもいいのにって自分で客観的に思ってしまうくらい。
でも、楽観主義に切り替えてやってかないとな。
「なんとかなるさ、明日には明日の風が吹く」って笑 
ほんと自分の性格がわからんわ。
とにかく数時間後に控えたトーフルを頑張ろう。
今はそれが俺にできること。しっかり寝ないで集中して^^





10月10日

夏休みも終わりをつげた。
また学校と言う名の現実が始まる。
現実に引き戻される前に少し考え事をした。
いまちょっとくらいそうやって逃げたって寛容な神様はきっと許してくれるだろう。
最近性格診断やホロスコープにはまっている。
その結果に一喜一憂する人はいるけど、俺は「いいこと」だけ信じる。
たとえ悪いことが書いてあっても、「これも一つの形にすぎない」って思って軽く受け流す。
それが一番効果的な使い方だと思うんだ。その結果を見ていろんなことを考えるきっかけにもなる。

特に気になるのがやっぱり「恋愛」についてかな。
恋愛ってなんだろう。
片思い、両思い、恋から愛への過程。。。
そして自己満足のベクトルを他人へ向けて放出すること。それを受け入れ、返すこと。
自分勝手なものだ、恋愛なんて。その罰なんだろうか、どうしても自分の弱さに対峙することになる。
相手に気持ちを知られるのが怖いし、でもだからといって相手に嫌われることも怖い。
相手にどう思われてるかを知るのが怖い。
何よりもそれで自分が傷つくことが怖い。
でもだからって自分の気持ちに嘘をついて、楽になれるのか?
目を逸らして、なかったことになんてできるのかな?
どんどん好きになることで怖いことも増えるから。臆病になってしまう。

どうせ傷つくなら傷の軽いうちに引いてしまおうなんて考えてないか?
そんなのは傷ついてるうちに入らない。
自分で傷ついた気持ちになってるだけ。
自分で自分を責めて、傷つけるのは楽なんだよな。決定的に深くならない
ように自己防御できるし。
人に傷つけられることはもっと痛いもん。
それが好きな人ならなおさらさ。

好きになるのが怖いってのは、自分が傷つくことから逃げていることに置きかえれる。
恋愛ってのはそれを乗り越えて、傷ついてもいい、それでもその人のこと知りたい、一緒にいたいって相手のことを思えるかどうか。
目の前にあるものには、触れて感じてみないと確信はもてない。
見えてるようで見えてないことなんかいっぱいあるんだから。

一歩は、自分で踏み出さないと。
立ち止まって考えてみたところで、答えはもう自分の中にあるんだよ。
じっとしてても、待ってても物事は自分の思うようには動いてくれない。
だったら素直になるしかない。
今まで同じ失敗を繰り返すしてきて、苦しかったわけだから、いつかは素直にならないといけない時期があるんだよ。

「ちょっとだけ後ろから背中を押してくれる自分、ちょっとだけ前から手を引いてくれる自分」を作らないとね。

ちょっとだけでいいんだ。
一度動き出せば、重たい自分を動かすことができれば、今までと何か変わるのがわかる。
怖さよりもっとでっかいものが身体を突き動かすはず。

どーせ自分じゃ駄目だ、とかきっとうまくできない、なんて誰が決めたの?諦めが早すぎるのは、駄目だった時の自分への逃げ道を作ってるってことに気づいてる?
初めから期待しなければ、それだけ傷も浅いから。
でもそれで本気になるのを避けてるのは悲しい。

逃げるその前に何か努力はしましたか?
逃げて、自分を押し殺しても楽にはなれないよ?
後悔の材料を自分で作ることはない。弱くても、勇気が出せなくても、いっぱいできることがあるでしょ?
精一杯気持ちをぶつけるだけだ。
それができる全て。
だから後悔しないためにも自分の気持ちには責任と自信を持たないといけない。
一つの選択をするってことはそれだけでも大きな一歩になりえるんだから。
少しずつでも前に進めばいい。
歩くペースなんてそれぞれだから、自分にできる精一杯を!

積み重ねだと思う。
大きさじゃなくて、量の問題だ。

愛するか、愛されるか、どっちがいいか?
受身になるってことはチャンスを逃すことになるかもしれない。
だったら、自分から歩み寄ったほうがいい。
愛してくれる人を愛すとは限らないし(愛せるかもしれないって思うけど)、大事なのは自分がその人をどれだけ愛してるかだ。
まあ、だから恋愛は自分勝手なのかもしれないけど。
それだけ相手を思えるようになる気持ちってのはすごいものだと思う。
なんだかとりとめもなくなってしまったが、このへんで今回はしめようと思う。またto be contenued ってかんじかな



10月27日

無くしてしまった。
過ぎていった時間はどうにも戻すことができないし、今ここにいる自分を過去に送り込むこともできない。
ただただ後ろを見たときに筆舌し難い思いに圧倒される。
喪失感ってのはものすごい負の感情を運んでくる。

無くしてしまった過去とこれから無くすであろう未来における今この瞬間。
どれだけ思って、どれだけ考えたとしても、いずれその気持ちは薄れてしまったり、無くなってしまうのだろうか。
だとしたら、ちょっと哀しい。

ヒトは欲張りだから、抱えたいものはいっぱいで、その何も失いたくない。でも、しっかりと組んだはずの指の隙間からは容赦なくスルスルと零れ落ちていく。。。
大事な物であればあるほど、気づかぬうちに沢山沢山、取りこぼしているような感覚。
それをどうしようもできなくて見ているだけの自分。
抱えきれるものには限度があるんだろうか。
上に積み上げてはその度に何かが抜け落ちていく恐怖。
消えていく記憶。
薄れていく記憶。。。
留めておきたい。何もかも。
だって、喪失感には耐えられないから。
でも何かを手にするときに、同時に何かを置いていく勇気もいるのかもしれない。
前に進むためにはそれは必要なことなのかもしれない。
でもでも、その先できっとまた同じことを繰り返していくんだろうな。「今」こんなに考えて、想っても、それが「永遠」になるのは難しい。
そうすると、薄れていく事実を認めるしかないのかもしれない。

こう考えよう。薄れないにしても、新しい色々に染めなおされていく。
前の色は残って、その上にドンドンと塗り固められていく。
ちゃんと綺麗な色になっていってるのかはわからないけど。
間違って濃い色を塗ってしまった時にはしばらく新しい色を塗るのに時間がかかる。
でも、時間かかってもいい、前に進むことも大事だけど留まることが必要なときだってあるって思う。
それが次に前に進む力になるのなら。

忘却の恐怖。
この気持ちは、その出来事は、いつか忘れ去られる可能性を持っている。
でも、瞬間瞬間を焼き付けて生きたいと思う。
いいことがあれば悪いこともある。
もちろんその反対も。
その全部全部受け入れて、少しずつでも一歩踏み出せればって思う。

一人であるわずかな時間に、そんなことを考えた

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