大英家族博物館

大英家族博物館

Part2



あれよあれよという間に準備も慌しく日本を出発した我らまるちゃん一家。
ロンドンの地に降り立ったのは去年の夏のことでした。
最初は会社の用意してくれたフラットにて
メイドさん付きの快適な生活を開始。
荷物が届く約一ヶ月の間に自分で住む所を決めなくちゃぁいけません。
とは言え、右も左も分からないロンドンで
何処に住むなんてもうさっぱり…

なので、会社が用意してくれたサーチエージェントの人に
こんなところに住みたいわetc
と述べておうちを探してもらいました。
ところで、このサーチエージェントなるものは
とってもロンドンチックな代物でしょう。
このサービスはエージェントに自分の希望する物件の概要と予算を言うと、
エージェントが沢山の不動産屋にあたり複数の該当物件を探し出し、
不動産屋にアポを取りスケジューリング。下見に同行。
それぞれの物件の良し悪しのアドバイス等してくれるのです。
もちろん交渉も決定後の契約書類の法的確認、
電気水道等の手続き全てエージェントがやります。

このサービスの主な利用者はもちろんお金持ち。
もしくは忙しい人や、我々の様な右も左も分かりませんと言う人。
面倒くさがり屋。
転勤族のような社用の人でしょうか。
なので、一体いくら位かかるのかしりませんが、
そこはロンドンプライス。
きっと高いに決まってます。

3日間色々見ましたよ。めちゃくちゃな家から素敵なお家まで。
でも、どれも恐ろしい金額でした。日本の2倍は軽くしますね。

さてさて、それでも一応住むフラットも決まり、
仮住まいをチェックアウトしようとしたその時!
一つ目の悪夢が…

電話料金 50万円也!!!!

はぁぁぁぁぁ????

たったの一ヶ月別に大した電話もかけてないのに?
しかも料金体系は普通の家庭電話と一緒って会社からの説明だったのに?
明細書を貰ってびっくり10秒で1パウンド(約200円)など等。
ここはダイヤルQ2ですか?

こうして一つ目のバトルが切って落とされたのです。

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