憂色 ~Love is you~

憂色 ~Love is you~

2006.08.12
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カテゴリ: 小説
僕は

急に彼女にこう言った

「君に出逢えてよかった…」

彼女はとてもビックリしていたが

ゆっくりと頷いた

僕があって

君がここに居る

君があって

僕がここに居る



彼女

いや、君に

出逢えてなかったら

僕はどうしていただろう?

このような満足感には

満たされてなかっただろう

ましてや

人に対して

このような感情が

込み上げてくる事も

無かっただろう



彼女は僕に暖かさをくれた

今度は

僕が彼女に「幸福」の

二文字をあげた

そうしたら



落とした

僕にはそれが

何を意味するのか

わからなかった

また一滴

また一滴と

心に突き刺さってくる

それは

暖かくはなく

冷たかった

そして

なによりも

痛かった

心を突き通すような

勢いだった

彼女が雫を

落としきった時

僕は

目の前が滲んだ

何かで世界が見えなくなった

床に落ちる

水のような物

抑制をかけても

止まらない

この気持ちはなんだろう…?

寂しい…

虚しい…

悲しい…

気づけば

君も僕の世界から見えなくなった

僕はひたすらに探したけど

見つからなかった

僕の周りは静寂に包まれた

何事も無かったように…

こうして

君と僕は

彼女と彼氏の関係では

無くなった

二人が会う事も

無かった

あの時

僕の心に落ちてきた

雫は何だったのか?

僕には

永遠に

わからなかった

でも

ひとつ

たった一つだけ

わかった事がある

ありがとう

本当にありがとう

心から感謝している事

もし

また巡り会えたら

この言葉を言いたい

「出逢えてよかった…」





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最終更新日  2006.08.12 03:28:40
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