意識不明


待っている間もピクリとも動かない・・・。診察室へ勝手に入り、「様子が変なんです」と、訴えた。看護師さんがすぐに見てくれて、「こっちにつれてきてね」「先生すぐ見てくれますからね」と・・・。 この時点で、すごくいやな予感がした。
先生は、話を聞いてくれながら、処置している。酸素マスクがつけられ、レントゲンの装置が運ばれ、写真を撮る。20分ほど処置が続き、病棟に運ばれた。小児科病棟の処置室に入れられる。私たちは外で待った。
途中「パジャマ切ってもいいですか?」と看護師さんが出てきた。でも、怖くて何も聞けなかった。
何時間たったのかわからないけど、午後になって、里奈は病室に移ってきた。たくさんたくさん点滴をつけて。
先生は「痙攣がとまりませんでした。途中で自発呼吸も止まってしまいました。今は、人工呼吸器をつけています。今は、自発呼吸もできていますし、痙攣も治まったので、CTを、とりに行きますね。でも、今夜がヤマだと思ってください・・・。」  どうしよう どうしよう 里奈が死んじゃうよ
 死んじゃうよ・・・。そればっかり、考えてしまった。
CTの写真を見せられ、もう一度説明を受けた。
脳が隙間のないほどに、腫れているらしい。「夜中におそらく痙攣していたんでしょう。」とのこと。 あぁ。あのときガンガンしてたのは、里奈が痙攣してたのかもしれない。電気をつけて、里奈の様子を見ていれば、ここまでひどくならなかったんじゃないか・・・。一瞬のうちに考えた。そして先生に伝えると「この病気は、早いんですよ。半日もしないうちに、深刻になるんです。」「お母さんのせいじゃないですよ。」
とにかく今夜がヤマだから。と再度告げられ、二人で里奈の元へ戻った。
泣けて泣けてしょうがない。旦那の目も真っ赤になってる。
里奈のそばに座って、ずーっと手を触ってた。冷たい手。熱が出てきているので、アイシングされていても、体は熱い。でも、手は冷たい。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: