2002年07月03日
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テーマ: 京都。(6429)
カテゴリ: カテゴリ未分類
清水寺を出ると、さっき登って来た参道だと思ってしばらく歩いていたのだが、何か様子がおかしい。確か修学旅行生で混雑していたし、あったはずのバスの駐車場も見当たらない。思わず「あれ~、何か変だぞ~」と声に出てしまった。すると白人の男性と一緒に前を歩いていた日本人のお嬢さんが振り返って、「一本違う道ですけれど、心配ありません。同じ所へ降りますよ」と親切に教えてくれたので、そのまま行くことにした。

そこは「ちゃわん坂」というらしい。いろいろな店にそう書いてある。他にはほとんど誰も歩いていない。どこにでも売っているような観光土産をいっぱい並べた店ではなくて、陶器や、八つ橋、染物など、それぞれ専門に扱っている落ち着いた感じの店が多い。藍染めの店もあって、オシャレな暖簾を飾ってあった。家内はあっちこっちの店を覗いていたが、tetywestはその間は外で待っていた。

しばらく坂を下ると、人力車の車夫の格好をしたお兄ちゃんに呼び止められた。今からどこへ行くのかと訊かれたので、思いつきで三十三間堂へ行くと答えた。すると、その前に人力車に乗って、この付近を散策しませんかと誘う。tetywestはまったくその気がないので、かなりそっけなく断ったのだが、向こうもかなりしつこい。とっておきの石畳の路地があるとか、人力車には二人で乗れるとか、30分くらいしかかからないからとか、一緒に付いて歩きながら色々と話しかけてくる。tetywestが相手にしないのがわかると今度は家内に話し掛けている。当然家内も断ったのだが、東大路へ出るまでに3人の人力車に声をかけられた。3人目などは「ここが最後のチャンスですよ」と言っていたが、本当にそれが決め台詞だと思っているのだろうか。一言勧誘するのは許せるが、こちらが明らかに乗る気がない態度を見せた場合はアッサリと引き下がるのがマナーというものだろう。せっかくの京都のイメージが観光人力車のために悪くなるのは何とも残念だ。

坂を下りるまでにわかったことが一つだけある。京都といえば陶芸の世界では清水焼なのだ。そしてここは清水寺の参道、その名も「ちゃわん坂」。そういえば陶芸ギャラリーのような店も、陶器の卸屋さんのような店もある。値札をつけてショーウィンドーに飾られている皿などは、興味がある人にとってはたまらない品物なのだろうが、tetywestは「ゼロが1個多いんじゃないの?」くらいの感想しか思いつかなかった。

バス停まで下りて来る間に、次の目的地は口から出まかせの三十三間堂に決まった。二人とも行くのは初めてだった。






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最終更新日  2002年07月09日 21時46分22秒
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