2003年06月02日
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テーマ: 中国旅行(487)
カテゴリ: カテゴリ未分類
李さんの論文(6)

5.対策と施策

5.1今後の見通しと、調整の考え方

農業部の「1996年果実生産発展指導性計画」に示された「九五」期間の果実生産指導要領によれば、「面積の増加は緩やかで、質・量は高く、単位面積当り収量と生産効率を上げる」とある。これと、福建省の国民経済増長目標から考えると、果樹産業の発展は、品種構成の調整によって新たな需要が拓かれると考えられる。生産総量が経済成長と歩調を合わせて増加するという前提にたてば、当地の果樹面積の増加速度は3%以下に抑えるのが適当である。そして、発展は質・量と効率を高めることを重点に置く。

1979~1996年、我が国と福建省の果実の平均単位面積当り収量は、世界の平均の2分の1に留まっており、果樹産業は粗放型が主流である。この粗放型を集約型に変えて持続していくことを実現し、更なる科学技術の進歩を取り入れ、同時に品種構成の調整を速やかに行う。高品質果実生産目標を達成し、効率を高め、省力化など優れた総合的な栽培技術を普及させて、速やかに果樹産業の生産力を高める。

5.2合理的に指導を強化し、再び失敗を繰り返さない

社会経済の発展水準から見て、現在の家族経営で分散型の農業生産形態では、品種構成の盲目的な集中が再び起こることは十分考えられる。従って市場経済の発展を基礎にし、政府の方針に従いながらそれを応用する。つまり、市場動向と政府の方針を結合した方式を採用し、市場の発展に伴い次第に市場動向へ重点を移していくのが適当と考える。
品種構成は変動するもので、市場の変化に合わせて優良品種へと常に調整しなければならない。各地の農業主管部門で、品種構成の調整企画が研究されているが、「4つの意識」を強力に推進しなければならない。
つまり、重点となる優良な主要果樹品種を決め、最大の経済効果を確保するために、以下の意識が重要である。

超前意識:市場の定位置を確保し、過去のような盲目的集中を避ける。
資源意識:他の地域に比べて有利な自然条件を利用し、品種を合理的に配分する。
規模意識:果樹の産業化、集約化の促進を強力に指導する。
投入意識:物質基盤を強化して、生産条件を改善し、生産量と効率を高める。

5.3優良品種育苗体制の確立と、今後の有望品種の先行試験及び導入



果樹優良品種の先行試験及び導入は長期的な継続が必要である。短期的な経済効果を量るのではなく、潜在的な効率を高めるために重要な基本的施策として考えなくてはならない。有望な品種の先行試験や導入は、今後の果樹産業発展のために重要な意義がある。近年来、台湾海峡を挟んだ両岸の発展が注目されている。福建省と台湾は非常によく似た気候であり、果樹類も基本的に種類が同じである。したがって、積極的に台湾から優良品種を導入することは、果樹産業の品種構成を速やかに優良品種に更新するために大変有利である。

原文:福建果樹(1999年3月)
和訳:tetywest






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最終更新日  2003年06月02日 12時37分30秒
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