2003年06月12日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
もったいない太り



 「もったいない」という語はしだいに死語となってゆくのだろうか。現に娘の口から「もったいない」という語を聞くことは、まずない。もったいない、とは思わないと言う。それでも自分のうまいと思うものは、残さず食べる。それで我が家では「うまいものは○○(娘の名)に聞け」ということになっている。娘の口が、うまいか、うまくないか、即断を下す。うまくないものは決して食べない。

 さて問題は、自分がうまいと思わない場合や、量が多くて余りそうな場合である。もったいないからと言って口に運んでいると、いつしか「もったいない太り」の体ができあがる。我が母然りである。当然、我が家で一番「もったいない」を連発するのは母である。家族の体重は、この「もったいない」の回数に比例しているように思う。

 ところで八年前、中国の南部を旅行したが、みごとに太った人には一人も会わなかった。政府の要人の中には太った人もいるようだが、そういう人には会うこともなかったので。九億以上の人口をかかえる国である。町中には人が湧き出て、何時を言わず、ボールのような食器をかかえて、中華どんのようなものを箸でかきこんでいる。この国には食べ物を「もったいない」と表現する語は、まだないのではないかと思った。

 我が家に話を戻せば、三代の女は「もったいないから食べる」母と、「もったいないけど食べない」私と、そして「もったいないと思わないから食べない」娘とで成り立っている。あなたの家ではどうだろうか。本当に「もったいない」が死語になりきる時はくるのだろうか。町で「もったいない太り」をした若いお母さんの姿を見ると、まだまだ大丈夫だと思ってしまうのだが・・・・・。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年06月12日 13時44分22秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

鶴亀彰@ Re:50年前のビデオ(2)(08/08) 突然のメールで失礼致します。私はカリフ…

バックナンバー

2026年09月
2026年08月
2026年07月
2026年06月
2026年05月

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: