2003年07月03日
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大江健三郎に捧ぐ



 ノーベル文学賞おめでとう。マスコミがフィーバーし、書店に貴方の本がずらりと並びベストセラーになった事まことに喜ばしい。また今度は貴方の息子光君を描く映画が巨匠伊丹十三で映画化されたとか、正に飛ぶ鳥を落とす勢いで甲子園の応援歌「ああ栄光は君に輝く」であります。すごい作家がいるものだなあ(名前は知っていたが難解な文章を書くそうで読んだことはない)とマスコミ同様同じ日本人として嬉しく思いましたが、その後に文化勲章を拒否したと聞き、なぜだろうと思い新聞を読むと「戦後民主主義に育った者であり国家と結びついた文化勲章は似合わない」と言ったそうな。国家と結びついたとおっしゃっても、それを決めた内閣は国会で選ばれ、国会議員は国民が選んだものでしょう。その国民が与える賞は拒み外国で出される賞は受ける、貴方いったい何人と聞きたくなった。

 それに貴方のストックホルムでの受賞講演を読み二度ビックリ。全文日本をおぞましく愚かで残虐な国と語り、反対に西洋を輝く素晴らしい国とほめ讃えている。多くの国の人が読み聞くであろう講演にかくも自分の母国を辱める人間が他にいるのだろうか。「破壊の狂信から戦争を始めアジアを侵略して人間の正気を踏みにじった。日本の軍隊の犯した非人間的な行為を苦痛とともに償いその上で和解を心貧しく求める」要約すればその様な事を(まわりくどい言い方なので訳りにくい)彼は言ったらしい。何もかも全て日本が悪うございました、私が心優しい文化的な私が愚かな国民にかわっておわびいたしましょう。こういう論調なのである。それも西洋はその点素晴らしいと西洋崇拝をちらつかせながら。なぜこの男がノーベル文学賞を貰えたのか、すごく疑問に思った。ノーベル賞そのものに対しても。






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最終更新日  2003年07月03日 12時37分10秒
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