2004年06月22日
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アメリカでは、1991年から「5 a day(ファイブ・ア・デイ)運動」が始まりました。

なぜ「5 a day(ファイブ・ア・デイ)運動」が始められたのかというと、アメリカのガン死亡率が増え続けていた1980年以降、野菜・果実と病気との関係の研究が進み、ガンで死亡する人の3分の1は正しくない食生活が原因だという科学的データが数多く発表されるようになったからです。

野菜・果実の摂取により発生率が低下すると予測される病気は、ガン、心臓病、脳溢血、高血圧、白内障、糖尿病、肥満です。

米国の食べ物といえば大きなステーキやハンバーガーを思い浮かべますが、
「肉ばかりではいけない、いつも元気でいるには大人も子供も、もっともっと野菜や果実を食べなくてはいけない。」ということで、国立ガン研究所の支援を受けているベターヘルス財団というNPO団体が 「1日5種類の野菜と果実を食べましょう」 という運動を展開しはじめました。そしてその運動が始まると同時に ガンの発生率が下がった のです。

日本では現在、ガンの発生率が増え続けています。これを減らすためには、いくら検診を受けて早期発見を心がけてもダメなのです。ガンにならないためには毎日摂る食事を根本から見直さなくてはなりません。「新しい日本型食生活」の創造と定着が大切なのです。

農水省も「食生活指針検討委員会」を設置してこれを検討しています。


●食の外部化・ライフスタイルの多様化等、環境変化に対応した新しい日本型食生活の創造と定着が必要
●食を通じて、日本の文化や農業・農村への理解を深めることが必要

だとし、

○自らの食生活を見直し行動する
○ごはんと多様なおかずで栄養バランス
○食べ残しや食品の廃棄の削減
○伝統や地域産物を活かす
○食を楽しむ

ことを行動目標と定めています。
資料URL:http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/syouhiseikatu/shishin/mate35.html

そのモデルとなるものは1970年代半ば~80年代の日本の食生活です。それは、


●米を中心に、魚介類、畜産物、野菜、果樹の多様な組み合わせにより、平均的にみると栄養的におおむねバランスの取れた健康的で豊かな「日本型食生活」

でした。その結果、

●日本は世界的にみても長寿

だったのです。

1970年代半ば~80年代といえば、もう30年以上前のことなんですね。それを経験しているtetywest・・・・はぁ~・・・歳を実感します。



「果物と健康」についてもっと知りたい方は、ぜひ 「毎日くだもの200グラム!」 のホームページへ。






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最終更新日  2004年06月22日 01時44分03秒
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