パープルレッド

2004 日本-マリ

国際親善試合 U-23日本代表-U-23マリ代表

2004.06.01 札幌ドーム (日本)1-1(マリ)





初めての国際試合観戦にも、いまいち実感が湧かないままドームへ着いてしまいました。
国際試合っていうよりは、「青ユニ着てる啓太と山瀬と那須見る!」という目的の観戦なんですけど。すいません、不純で。

あいにくワタクシは代表ユニなんて持っていないので唯一の代表アイテム、ニッポン放送プレゼンツ「ウルトラニッポンTシャツ」を着用して行きました。
背中に思いっきり「1242」と入っていたので、ちょっと恥ずかしかったんですが、川淵キャプテソタオルマフラー巻くよりは恥ずかしくないと思って。
ワタクシの後ろ姿を視界に捕らえてしまった、バックスタンド大型ビジョン真下に席を取ってしまって「おいおいここかよ!」と顔面蒼白になってしまったアナタ!に一言申したい。
別に私は12番の北本くんと4番の那須くんと2番の闘莉王さんが好きだから全部合わせてみたという意味のTシャツを着ていたわけではないです。
AMは1242ニッポン放送で、という意味の1242だったんです。そしてニッポン放送の回し者でもないです。


試合前のアップで、先発組はモニ・お那須・北本・阿部・啓太・山瀬・根本・駒野・サンキュー坂田!・高松(+キーパー誰か)と分かり、プラマイゼロって気分でした。
(゜∀゜;) < えー、サンキュー坂田!かよ。どーしても私に「サンキュー!」って言わせたいわけ?  ←そのあ。
(゜∀゜) < キャー☆根本が先発組!目の前のコーナーで蹴ってくれないかなー!ちょっとアンタ、ちゃんと根本写しといてよ!  ←カーチャン。
これまでママンが、ナオが見たい!達也見たい!ジミーちゃん見たい!根本見たい!闘莉王見たい!と言っていたら、みーんな怪我しちゃった中で唯一生き残った、根本くん。
ある意味で強運です。しかし油断して札幌のピッチで怪我しないようにしてもらいたい。


さて今回の観戦ミッションをいくつか挙げてみましょう。
・ 目の前で啓太と山瀬と那須とモニを見る。
・ モニのファンタジーをもう一度アゲイン。
・ キャプテンには啓太がダメでも那須でお願い。
・ マリとは如何に。
・ 我が家のビデオデッキが作動しているのかがすごく気がかりだ。

数日前に欧州CL録画予約しといたんですけど1ミリも録画されてなくて、今回のマリ戦も同じビデオテープに予約してきたんで作動しない可能性が40%ほどあります。
そんなビデオ入れてくんなよ、と言われるとそれまでなのですが。



選手入場。
キャプテンマークを着けていたのは啓太さんだったので、とりあえずミッションのひとつを達成。
と意気揚々マリの国歌を聴いてたら、日本の国歌は椎名純平(こんな字でオッケー?)だよ。
しかも独自のアレンジ利かせまくりかい!
国歌……なのかなぁ、これ。ホントに君が代?
密かに、着物着た女性演歌歌手が出てきてその美声を披露する姿を期待してたんだけどなー。期待はずれは的はずれ。
最近では東アジア選手権の時の、石川さゆりの独唱が一番よかったなーと思っている。



試合が始まってファーストシュートは、啓太さん。
いやなかなか、よいシュートだったと思いますよ。打ち上げるよりいいです、あぼーんシュートよりよかったです。枠にも入ってたし。


開始直後は左から右から真ん中からといくつかのチャンスも作り上げていた日本なんですが、ホントに数えきれるほどで終わっちまいました。
それからすぐ、日本のFWは「ゴールが眩しい!目が眩む!」という症状に陥ってしまわれたのか、「あっ!空振り」とか「あっ!枠すら外した」とかばっかで。


前半にあった高松の枠外シュートは、キーパーにぶち当ててでも枠内に狙ってほしかったよ。
枠の外かよ、みたいな。
せめてポストだろ、みたいな。
その前に決めてるだろ 、みたいな。
まだサンキュー坂田!なら許せたが、高松くんだとなぁ。それとなく期待してるからこんなシュートは困っちゃうよ。


とくに右サイドの駒野くんからはよい突破もあったりしていたので、そこでゴールに繋げられたらよかったのになーという場面がちらほら。
いや、その前にいいクロス上げてくれという方が先なのか……突破するところまではよかったんだけどな。


啓太さんもよかったです。
変なミスしなかったし、安全プレーっていうか安心プレーっていうか、パスミスからドキドキしちゃうようなシーンも皆無で。
と思ってママンに「今日の啓太はパスミスも(まだ)なくていいよね」と言ったところ、今野くんがミス。
いや…別に啓太さんがミスパスしなかったからってキミがそれを引き継ごうとしなくてもいいんだよ……。


マリの選手が怪我で倒れてから、ゲームが再開された途端、

啓太パスミスキタ━━━━(;゜∀゜)━━━━!!??

なにオマエ!今ここでしなくてもいいだろ!?
私が見たかったのはモニのファンタジーであって別にキミのファンタジーまで見たかったわけではないんだよ!こら!
ああっ、ほら!ずるずると下がってきちゃって、いつのまにかコーナーキックだよ。
ここで点入れられたら最悪だよな…と思ったら

マリゴルキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!

あらあら、そんなに踊り狂ったらカード出ちゃうわよマリのみなさん。
それにしても見事な飛び出しで、黒河くん。あそこまで出たらせめてボール触ってくれよ。なんのために飛び出したのさ。おかげでゴールががら空きじゃないか。


まぁ、なんつーても、啓太さんのミスパスから起きた末のコーナーキックからのゴールですが。なにか。

そして交代ですが。なにか。


松井さん投入は嬉しいけど、啓太さんアウトはそのあ的にもアウト…。
浦和のみんな(っても山瀬と啓太の二人しかいなかったけど)大した活躍もしないまま終わっちまうのかい!
いやでもね、パスミスの前まではよかったんだよ。
なんかあんなパスミスした後だから嘘くさく聞こえちまうかもしれないけど、本当にプレスとか効いてたんだよ。
とくに後半から出だしたボランチの位置からのサイドチェンジとか、よかったよ。
あんな正確なパスを一試合に何本もポンポンと出せたなんて、知らなかったよ。一試合にミスパス何本も出せたのは知ってたけど(痛)


松井さんが入ってからというと、実はあんまり覚えてないんです。すいません。
坂田からのパスで大久保のシュートなんかはよかったですね、展開が。あ、これって松井さんinの前か?
でも相手キーパーが片手でセーブしていたのが、シュート以上に凄かったです。片手かよ、と。
さすがアフリカのスパイダーマン(とこの時名付けた)ですね。
本当にマリの選手は足が長いとかいう次元じゃなくて、体のありとあらゆるところが伸びてきてます。
マジで人間なのかも疑わしい。もしかするとパスコースが1メートルくらいずれても足が届いちゃうんじゃないかと思っちゃいます。なんか埋め込んでる?


後半開始直後のセットプレーでは上がってヘディングらしきところまで行ってた今野くんも、今は大人しく下がって守備のスタンバイしてました。
その間の日本のコーナーで、松井さんがポストに当てちゃったシュートなんかの惜しい場面も作りつつ。
今野からのパスを受けた松井さんが、体をくねらせてマリのDFラインへスルーパス。

大久保ゴルキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!

でも遠いコートでの展開に、なにがどうなって結局誰が決めてドーム内の歓声に変わったのかしばらく「きょとん」としたままなそのあ。突然のことに立ち上がれなかったのもお約束。
(゜∀゜;) < えっなに!?誰!まさかサンキュー坂田!が決めるわけないし、うそ、大久保かよ!  ←そのあ。
(゜∀゜) < いやー!大久保だね、ゴール決めたの!  ←ママン。
ますます温度差が広がるそのあ親子。
そのあは大久保というかサンキュー坂田!も含めた日本の前線は全く無視状態で試合を見ていたので(辛うじて松井さんは見ていた)、大久保がゴール決めたという事が分かんなかったです。
でもママンは見てたみたいです。




まぁ、そんな感じに試合は終わりました。
日本の得点シーン以降は全然覚えてないので省略させていただきます。
選手が挨拶に一周し終えた後に、ヒーローインタビューを終えた大久保がエース気取りで手を振りながら場内一周。
更にその後に松井さんが、手も振らずにとりあえず一周。
選手大勢が挨拶にきたとき松井さんがいなかったので、えっまた下痢!?と思ってしまったんですが、どうやら大久保と同じくインタビューでも受けてたみたいですね。



振り返れば、
・ モニはそのあの願い通りに自陣ペナルティの中でずっこけあわや失点という場面を演出し
・ 同時に、モニの相方には北本!という方程式を成立させ
・ ここに闘莉王いたら速攻で説教されてたな…と哀れんでみる
・ 啓太さんと那須くんと山瀬とモニは無事先発出場し、あまつさえ啓太さんはキャプテンになり。
・ でもミスパスから失点しちゃって、攻撃力アップのために途中退場。
・ ベンチで戦況をみつめるゴマ団子坊主と、その斜め後ろでマイクを握りしめて佇んでいたピカピカ川添さんが視界に映り続けた。
・ 前半半ばに、マリの15番がそのあの目の前である右サイドを根本くんに気付かれることなくダーッと駈け上がっていったのが怖かったけど、そこから大した攻撃にはならなかったのでちょっとガッカリ。
・ そのマリとは、カメルーンとのアテネ出場決定試合で交換したカメルーンのユニフォームを今回着用していたのかと錯覚させ、さすがに身体能力はすごかったけど結構DFはザルだった。
・ でもそんなDFを破れなかったサンキュー坂田!には未だ「サンキュー!」と言えず終い。
・ 高松くんはきっと前の試合でレッズにぼこぼこにされたことが悔しくて今回ゴールできなかったんだなと納得してみます。





ついでに、今回も札幌ドーム入場記念にトイレに行ってみました。前回のオールスター戦のときには行ったのか忘れちゃったので今回はしかと覚えておこうと思いながら。
座席の狭さに比べてこのトイレの広さはどう計算して設計したんだ!と文句を5分ほど言ってしまいなくなるような、広さでした。
座席にもこの面積を少し分けてほすいよなーと、トイレで何考えてたんだ自分。





思い出の一枚。
国家斉唱の少し前くらい。 真っ暗で全然見えない上に隣の男性の手が写っちゃっててすまないね。
ここからあの先制点が。 折角啓太さんが近くに来てたことだし一枚撮っておくか、と撮った写真が最後の写真。そしてこれから約5秒後にマリのゴールが生まれました。


掲載日 2004.06.23


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