空の独り言

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空のクジャク

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順次アップしていく予定です。



 空のクジャク 

ドライブしてた。
くねくねと山道カーブの国道を走り抜け、
街が近くになってくる。

車の窓から見える景色が好き。
流れる雲。
刻一刻と変わる空の色
日に当たる深緑の塊
滝壺に落ちる小さな白い滝筋
山向こうの小さな村。

青いキャンパスに流される白い絵の具。
雲は風に流れ、形を変えていく。
心地よい疲れの中でボオッと見つめていた。
様々な形に様変わり。
どんな形になるだろう。
次は?
その次は?
帰路についていることを示し、
スカイブルーが夕焼け色に染まってくる。

不意に
目に飛び込んできた白い形。
よく挿絵で見る鳳凰が飛び立つ形。
羽根を広げ、
長い羽尾をなびかせて優雅に飛び立つ絵画のよう。

クジャクにも見える...な。

いつまでも消えて欲しくなくて、食い入るように見つめる。
綺麗なクレパス画のクジャク。
でも、風は悪戯。
次の題材とばかりに凪がれて消えていく。



コメント...★

ドライブなど、走っていく内に景色が変わりますね。
ぼうっと流れる景色を見ていると、空の表情を変えていきますね。
その中で見つけた偶然のクジャク。
絵に描きたいなぁ。
でも、なかなか画力が追いつかない。
でも、いつか描きたいなぁ。
以来、ドライブ帰りの夕暮れの空の中、
クジャクが現れないかなとつい期待して空を見上げたりしてました。(笑)

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