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October 13, 2025
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カテゴリ: 雑談
今日は曇り。

雨がたまに降るかも。
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映画を観ようと思い立ち、調べてみると、 TRON ARES が公開直後、っちゅうことで、観に行ってきました。

TRON ARES パンフレット表紙
TRON ARES パンフレット表紙

TORN ARES パンフレット裏表紙
TRON ARES パンフレット裏表紙

1982年の初代TRONは劇場で観たのかどうか記憶が定かではありませんが、前知識はそれだけの状態で観ました。

初代TRONはコンピュータグラフィックス(CG)を映画に本格的居取り入れて話題となったのですが、今回の TRON ARES では CG は当たり前ですから、ストーリーとか映画の思想などがどうなってるかが非常に気になってました。

ネタバレをしない範囲での感想になるので抽象的になるかもしれませんが... (^^;

まず、バーチャルとリアルをどう結び付けるか、という点をあっさりとクリアして、それが今回の映画の主眼となっています。バーチャル世界のデータ/プログラムを物質化する、という、いわば直球勝負の表現ではありますが、近い将来あり得ることではないか、とその直球さ加減に感心しました。



プログラムを擬人化するっちゅうのは初代TRONでもなされていた手法です。初代TRONの頃はプログラムはアルゴリズムとして決定論的に存在するモノだという認識が一般的やったので、プログラムの擬人化っちゅうのは何か夢物語のような印象を受けましたが、現在は AI が急速に発展している最中です。

っちゅうことで、プログラムの擬人化も AI 的な考え方をすればごく自然な感じがしてくるような気がします。実際、ARES もプログラムでありながら、感情のようなものを持ち始める様子が表現されているので、もしかして、これは将来のプログラムのあり方を示唆しているようにも思えます。

プログラム自体がメタプログラムとして作成され、与えられた目的を達成するために自分自身を書き換えていく、そんなことが将来、いや、今現在でも研究開発されているのかもしれません。現在のAIが学習した範囲内ではありますが、プログラムを作成することができるのは実証されているので、それらを組み合わせて新しいプログラムを作成していくようなモノができていくのでしょう。

また、TRON ARES ではバーチャル世界から現実世界に物質化していられる時間が29分と決まっています。これを打破するための永続性を主要登場人物は追っていくわけですが、物質化したものが永続化すれば、それは現実世界の法則に縛られ、いつかは壊れる、という宿命を背負うわけです。そんなところも描かれているので、哲学的な意味でも TRON ARES は考えさせられる作品になっています。

ただ、バーチャル世界のデータが存在する限り、現実世界には何度も物質化することはできるわけで、その辺りの考察が TRON ARES には欠けているような気もします。まぁ、メタプログラムが擬人化して実態となっても、そのプログラムの改変(成長)は実体化した時点で一度限りになる、とも考えられるので、やはり現実世界の法則に縛られて、それぞれが Only one として存在していくのだ、と考えることもできますけども。でも、実体化したときのデータが記憶として蓄積されていくようなんですが...

ということで、TRON ARES は1982年 TRON に敬意を払いつつ(光るバイクでのアクションシーンは1982年 TRONのゲーム盤上でのバイクシーンを現実の街中で再現した、とも考えられます)、AI時代のバーチャル世界と現実世界はどうあるべきか、哲学的な観点も入れて表現してるのかな?と思いました。

もちろん、アクション映画としても楽しめますが、それだけではないテーマを TRON ARES は抱えていると思います。っちゅうことで、未見の方はぜひ観てみてください。
--- 09:10 ---





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Last updated  October 13, 2025 09:11:16 AM
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