鷹匠

鷹匠

韓国、中国と日本


日韓の首脳会談は、一応友好的に行われているようだ。
昨今の韓流ブームもあり、招かれた方は悪い気分では来ていないだろう。

昨日の世論調査によれば、対韓国への日本国民の好感度は少し上昇したようだ。中国は最悪の数字となっている。

韓国、中国側の日本への好感度は歴史を反映して確かかなり低いはずだ。

こうした好感度というものは、その時々の両国関係が反映されるから、確固としたものではないだろう。

しかし歴史を振り返れば、戦争直前には必ず両国の悪感情というものがあった。

そうした意味で日中両国は国民感情からすると、危険レベルにある。そして政治家のレベルはもっとひどいレベルである。
ある意味戦争直前レベルである。そして中国の潜水艦が平気で日本の領海を闊歩する。
これなど米国なり、ロシアなり、中国なら見逃したろうか。
撃沈しなかったろうか。戦争の火種がいくらもある。
そうした意味で自衛隊が仮想敵国として、ロシアの代わりに中国を想定したのは正しい。
「軍隊」というのはそれをするのが仕事だからだ。
友好を考える部署ではない。

先日ニューヨークタイムスに中国の歴史教科書捏造がひどいという記事が掲載されたという。

チベット侵略により、120万人を虐殺したこと(ユネスコ調査)や、ベトナムへの侵攻、文化大革命による3000万人の粛清が全く伝えられていないほか、第二次大戦で日本に勝ったのは中国自身によるもので米国は傍観者と書かれているそうだ。

日本に歴史捏造と迫る国がこの実態なのだ。

東アジアには、暗雲が立ち込めていると思う。
実は東アジアは大きな火薬庫となっていると思う。
唯一いいのは経済関係のみであるが、先日のサッカーでの中国観衆を見ていると、意外と日本企業の進出も好意的に取られていないのではないかという気がした。


韓国もまた反日で知られる。
韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は過去の親日派を断罪しようとしている。祖先が親日派なら子孫も罪となるわけで、すでに何人かの国会議員が辞職している。
大統領は反日教育の世代なのだろうが、これなど近代法にすら反していると思う。
残念ながら優れた指導者ではないだろう。



北朝鮮で行われている暗黒政治は知られることになったが、無事軟着陸できるとは到底思えない。

ここ50年来、最大の勇気と知恵が日本人に要求されていると思うのは僕だけだろうか。

そして日本の指導者は?

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