鷹匠

鷹匠

韓国と台湾



あの朝日新聞ですら、おかしいという社説であった。であるからして日本側の考えがほぼ同じものとなった。
これはいいことだ。こういった場合、かの国に同調すると、それが先方にいいように利用されてきた経緯があるからだ。

韓国3大新聞の中央日報も、大統領の発言に注意を呼びかけている。しかし最大紙の朝鮮日報は日本のせいだとしている。

どうもつきつめて考えると、やはり韓国人は「恨」の民族なのだろう。
契約とか、約束よりも、感情が優先する民族のように思える。あるいはそのためには嘘ですら許容されるようだ。私が感じているこの憤りはもしかしたら、日韓併合前の日本人も感じていたのではないかという気がする。
玄界灘の永遠の闇なのかもしれない。怖い気がした。

話しは変るが
何年か前に台湾旅行をしたことがあった。
いろいろな思い出があるが、印象に残ったのは二つである。
一つは故宮博物館の入り口にある、大きな唐三彩の馬である。
そこにはこのように書かれていた。
「これは日本国の佐藤首相の夫人から寄贈されたものである」

私の想像では、おそらく戦前日本に没収されていたものを、首相夫人の名を使って返したのだろう。
それにしても一番の玄関にこれを置き、ちゃんと書き込むこの国民に親近感を覚えた。これは外人であろうと、顕彰すべきものはする日本人と一緒だという気がしたからだろう。(明らかな日本文化まで韓国文化だという人たちとはエライ差である)

デパートで困っていたときも、大勢の人が集まって助けてくれた。
ひとつとして不愉快なことはなかった。

戦後の損害賠償を求めなかったのは、そもそも蒋介石なのである。
現在の中華人民共和国は対抗上その真似をしたにすぎない。そのあげくが、損害賠償請求しなかったのだからと、暗に経済協力を日本に求めている。恥ずかしいことだ。

同じ統治下にあっての台湾と韓国。
日本へのマナザシは大きく異なっている。

台湾のある作家が前に書いていた。
「日本の植民地統治は他の欧米諸国とはまったく違ったものだった。欧米は単に富の収奪のみだった。日本は大きなインフラ整備をした。それは台湾人を日本人にしようとしたからだ。日本が戦争に敗れて、そのためにそれまでのインフラ等の投資のお陰で、台湾は大きく発展した。だからといって日本に感謝をする気はない。かといって韓国のように恨む気もない。恨んでも何の解決にもならないからである。」

至極当然であろう。
なぜ韓国人はこういう心境になれないのだろう。
クリスチャンの多い韓国人には思い出して欲しい。

「汝の敵を愛せ」
「恨み心で恨みは解けない」

それと「人を呪わば穴二つ」
これは出典が違うかな?

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