恋唄

紅葉

紅葉






赤い　紅い　紅（べに）は　ｱﾀｼの唇を這う

顔がほてるのは　ｱﾅﾀのせいね

息をふきかけて　その葉がｱﾅﾀの元へ行ったのなら

ｱﾀｼはｱﾅﾀに愛の言葉を言うわ

雨のしずくが　ｱﾀｼの瞳に落ちた

けれど　しょっぱかったわ

きっと　ｱﾅﾀのせいね

下を向いて　その葉が地面へと行くのなら

きっとそれは　さようなら

瞳を閉じて　

唇を重ねて　

愛は永遠に年老いないものよ

紅はｱﾅﾀの唇に重なるの




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