WANTの性質


人間は、常にWANTとHATE(*2)を天秤にかけ、自分にとって都合のいい方向にしか進まない。

人間の人生は、物理現象にたとえる事ができる。
ある場所にある球を人生だとすると、
「WANTはその球に掛かる正の向きの加速度、HATEは負の向きの加速度」
と捉える事ができる。
|WANT-HATE|が大きいほど、持続するほど人生の速度は上がる。
そして、周囲の抵抗などの摩擦によって、速度は落ちていく。
場合によっては急に逆向きの加速度が発生して速度が落ちる事もある。

僕は、こんな風に考えた上で、人生は、一体何処まで遠くにいけるかという実験なんじゃないかと思うようになった。
慣性質量が大きい人は、おおきなWANT、HATEを以ってしてもなかなか動かないし、
WANT、HATEの小さい人だったなら、ほとんど速度が出ない。

つまり、大きな野望を持って、思考をすぐに行動に移すような人が素晴らしい。
人生ってそういうものなんじゃないかと思うわけです。


*1〔ここでのWANTは本能からの直接的な命令(食欲、睡眠欲など)も含むとする〕
*2〔HATEとはやりたくない事全般のこと〕

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