杖バルって何だろうねぇ

杖バルって何だろうねぇ

第1話



 当然のごとく、両手バルの宿命で死にまくるので、カマラ盾とマガス装備で狩りに拉致られたのを覚えてます。役割は、ウェイルとバインドの攻撃のみで、DAやクラフォールなんかした日には、即死してたものです。

 されど、この時の経験が杖バル誕生の第1歩と言っても過言ではありません。
 とくに、ギルド斬影は、毎週の用にクロノスのお立ち台で「初心者講習会」なるものを開催しており、それぞれの高レベル職業(あくまでも当時の高レベル)を抱える斬影は、先生として立派な功績を残したと言えるでしょう。かくいう私も弓の先生(なんちゃって)として参加していましたしね。

 このとき、私のお茶目な性格が災いして作られたのが、聖女ジャンヌなのです。初心者を装い、何度か講習会に生徒として潜り込んでは、先生をからかう予想外な質問ぶつけていましたね。スキルの振り方とか一緒に考えて下さったアナベルさん、フィジーさん、比叡さん、本当に感謝しております。

 それから、私と杖バルの本格的な格闘がはじまった。

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