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May 16, 2006

理不尽しかし至極真っ当な相場

(20)

テーマ：株式投資日記(20613)

カテゴリ：資産運用

投資家の皆さん、お元気ですか？
どうも最近、各所で暗い書き込みが多かったり、所在不明になっている方が増えたり、
あまり雰囲気がよろしくない感じが見受けられるようになっていますので、
私の拙い経験に基づいた笑い話を一つ差し上げましょうか。

前期の上場企業決算が続々と出てきている状況で、
景気の先行きはおおむね明るいですね(^^)
そして我が国日本の国際収支も過去最高レベルで順調。

投資家とは言えないと思うんですけどネ（・ω-）

前年比増益、最高益を更新する企業が続々と出ているようです。
日本を代表する、ある大手自動車メーカーの様子を見てみました。

前期決算を発表しましたが、円高をものともせず、過去最高益を更新しました。
特に北米セグメントで絶好調です(^^)

しかし、決算発表後「株価」が下がりっぱなし。
発表前から今日まで、たった1週間で約10％も下落している(笑)
普通の感覚なら、「おかしい」と思いますよね。
「過去最高」という、これ以上無い決算状況にあるのに。

何のことは無い、市況全体が冷え込んでいるんですね。
金回りの問題というよりも「マインド的」なものが大きいですね。
マインドが収縮すると、回復するに数年かかりますよ。

1月頃にも述べましたけど、こういった状況は、
1996～1999年にかけてのITバブルの入り口までの期間。

なんかに類似しています。

ご参考（前段部分です）：真の「暴落」

業績が絶好調なのに、 「人間の感情」に支配されている株価 だけが下がる。
しかし、 「経営成果の絶対数値」で示される業績と配当

これ、普通の感覚では理不尽なことかもしれないですが、
株式市場においては「至極真っ当」 なんです(^^)
そう、こんなことは株式市場においては日常茶飯事なんだと。

こんなときは、リバウンドを見届けて即買い、ですね。
慌てる必要はありません。マインド回復に「数年」かかるのですから、
今後数年、いつでも買い場なのです。

･･･私ですか？もともと「売り」なんて思考回路中に無いもので、
それこそいつでも買い、ですけどネ(笑)

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