満天の星の下

満天の星の下

2021.03.17
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カテゴリ: 海外
成田を離陸した中国民航が北京首都空港に向けて降下を開始しはじめた時、窓から見た北京の街は、漆黒の闇だった。と書きたいところだが、87年当時、中国はまだサマータイムを導入しており、空港を出た時はまだ明るかったことを覚えている。
どういうわけか、留学エージェントがアレンジしたはずの車がなかなか現れず、薄暗くなり始めてから留学先の北京語言学院に向かった。
当時、北京首都空港は、市中心部から見て北東の方角にあり、空港と市内は、空港路という片道一車線の道路で結ばれていた。乗った車のヘッドライトは暗く、頼りないが、運転手氏は、快調に飛ばす。交通量は少ないが、前に遅い車があると、対向車線にはみ出して追い越す。前から暗いランプの光が見えても、追い抜かそうとする、何度目を瞑ったかわからない。
目的地の北京語言学院は、市の北西部にあるため、空港路で一旦市内の環状線に入ってから、学院路を北西に進む。
寮についたのは、夜の8時頃だったと思う。割り当てられた寮の部屋は、六楼の136号室。コンクリートむき出しの六畳ほどの部屋に、ベットと机が二つずつ置いてある。窓には鉄格子がはまっている。同居人は、日本から同じフライトできた15歳ほど年上の男性。明日からどうなるのやらと思いながら、病院のようなベットで中国第一夜を過ごす。





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Last updated  2021.08.16 05:55:56
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