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キリバス 医療事情

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 こんにちは ばななぼうやです。

 今回はキリバスの医療事情についてお伝えしたいと思います。


 ここキリバスの首都南タラワには病院と呼ばれるものは2つしかありません。

 地域に点在するクリニックでは対応できない大きな怪我や病気に対応することになっています。

 といっても設備が整っていないので外科手術はほとんどできないようです。

 骨折したらギブスを付けられたらいい方で、添え木で終わるかもしれません。

 「そんなことしたら腕とかガタガタに仕上がるじゃないか」

 って医療隊員に聞いたら

 「そうやで」

 って言ってました。(><)

 衛生管理もなってないので、注射する前にアルコールを腕に塗るけど針刺すところはアルコール塗ってないところとか・・

 海岸に使用済み注射針放置してたり・・

 まぁ、日本でも看護師さんに聞くといろいろあるようですが、ここキリバスでは患者自身も意識が低い(というか気にしていない)ので外から来たぼうやからすると「えっ、これはこんなんでいいの??」っていう対応が普通に行われていてできればお世話になりたくないところです。

 処置室の窓とか開けっぱなしなので(てかドアも?)外から普通に処置の様子がみえるそうです。

 切ったり貼ったりしているのかどうかわからないけど、そうだとすると風吹いたりして患部にゴミや塵は普通に付くでしょう。。。

 クリニックレベルでみるともう大変らしいです。

 大きな切り傷でも縫わずに血洗ってイソジンみたいなのぶっかけて布巻いて終わりとか

 日本だと普通に綺麗に治る傷でも意味不明な処置の為に切るしかなくなったり

 とにかくここキリバスで怪我したら終わりです。

 病気も薬で治る、もしくは安静にしてたら治る病気以外は「覚悟」が必要です。

 だってどうしょうもない!!

 救急隊員に聞くと心臓マッサージして蘇生させてもその後に続く処置ができないので結局苦しみ期間が長くなるだけと言ってました。

 ぼうやが大きな怪我や病気をした場合、オーストラリアに緊急移送されることになっているそうですが、

 緊急移送といっても通常の飛行機は各日にしか来ないし、チャーター便手配するにしても結局オーストラリアからここまで来るのにそれなりに時間かかるし、取って返してオーストラリアに戻らないと処置できないので一刻を争う状況の場合でもちゃんとした環境に辿り着くのに2~3日掛かるわけです。

 それはすなわち一刻の争いに完敗してるわけだから、どう考えても「無理」です。(><)


 「手は尽くした」感だけは残りそうですが結果は悲惨なものになるでしょう。

 なんだかぼうや、これを書いてて早く日本に帰りたいと思ってきました。(涙)

 何もなければ「楽園&天国」だけどなんかあったら途端に「地獄」のキリバスなのです。


 こんな医療環境のキリバスですが驚くべきことに全ての医療は無料で行われています。

 仮に手術(献体?)をしても、入院(自宅の方が回復早い??)しても医療費は無料です。

 クリニックで薬をもらうのも無料で、ぼうやは風邪薬や下痢止めを無料でもらいました。

 手順は以下の通り

 1. クリニックへ行く。

 2. 看護師に症状を伝える。

 3. 看護師が薬の在庫に応じて適当に薬をくれるので決められた用法に従って飲む。


 薬をもらうのにパスポートを見せる必要はありません。

 というか名前を名乗る必要すらありません。

 処方される薬はすべて輸入品なのでネットで調べれば多少安心して飲むことができます。

 中でも鎮痛解熱剤のパナドールは重宝しています。

 日本ではタイレノールという名で売られているそうです。

 痛みを取って解熱もするんだから万能だと思います。

 下痢止めはフランス製でした。(以下食事中の方等ご遠慮願います。)





 いわれるまま飲みましたが不思議な効果でした。

 正露丸のようにとにかく便を止めるというわけでもなく

 ビオフェルミンのように結局垂れ流し上等の構えでもありませんでした。

 どういうことかというと便意だけが止まるのです。

 便意が止まるので寝たければ寝れますしトイレに行けば出ます。

 あの効果がたまたまではなく通常効果なら病みつきになりそうなお薬でした。


 そんなこんなで


 ばななぼうやでした。











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