2007.06.11
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カテゴリ: MLB記録
 サンディエゴ・パドレスのクローザー「 トレバー・ホフマン 」が前人未到の「 通算500セーブ 」という偉業を成し遂げた。

 MLBにおける投手の通算記録は、更新不可能と思われる アンタッチャブル・レコード ばかりが並ぶ。サイ・ヤングの511勝、ウォルター・ジョンソンの110完封、ノーラン・ライアンの5714奪三振…

 さまざまなピッチング部門のなかでセーブは、登板数と並び数字を伸ばし続けている数少ないカテゴリーでもある。
 そのトップを走る続ける ホフマン のセーブ数は今後数十年に渡って歴代1位であり続ける可能性が高い。が果たして、アンタッチャブルな領域まで辿り着くことができるだろうか…。

ホフマン マリアーノ・リベラ 」だろうが、今季の投球は全盛期のそれとは比較にならないほど不安定で、カットボールのキレもなく、キャリアの黄昏に来ているのは明白である。あと80セーブがとてつもなく遠く感じる。

 次にその可能性があるのは歴代9位・338セーブのメッツ「」。しかし、53セーブを含む 8度の40セーブ越え のある ホフマン に対し、故障が多く2度しか40セーブをクリアしてないワグナーは、例えばホフマンと同じ40歳になる5年後まで毎年40セーブ前後を続けられるとは考えにくく、リベラより更に大台500セーブ到達の可能性は低い。

 エンジェルスの「K-ROD」こと「 フランシスコ・ロドリゲス 」は去年、 史上最年少で通算100セーブ に到達。「2年連続の40セーブ以上」も史上最年少の24歳で成し遂げた。可能性だけを言えば、今年40歳を迎えるホフマンを遥かに凌ぐセーブ数を残すかもしれないが、現時点(6月11日)でまだ通算125セーブに過ぎず、500セーブうんぬんを論じるのは早すぎるか。

 しかし、仮にホフマンに次ぐ500セーブ到達者が出たとしても、追い掛ける人たちよりハイペースで遠ざかっている ホフマン のメジャー記録はその時には遥か先にあるはずである。今季も衰えるどころか現在18セーブとシーズン自己最高に近いペースでセーブをあげ続けている。

 500セーブを記録した6月6日。その試合で勝利投手になったのは歴代10位・通算338勝「 グレッグ・マダックス
 ワールド・チャンピオンに未だ縁のない ホフマン にとってはもしかしたら今年がその最後のチャンスかもしれない。マダックス-ホフマンのリレーがプレーオフでも再び見られるなら、ホフマンに唯一足りない「 チャンピオン・リング 」が11月には手に入っているかもしれない。それは「 史上最強クローザー 」という称号への最後のピースとなるはずである。

 しかし仮にそうなっても、あるいはそうならなかったとしても、そこで ホフマン
今後も当然のように試合終盤に「地獄の鐘」とともにマウンドに上がり、当然のように試合を「クローズ」し続けるに違いない。そして、 アンタッチャブル・レコード への果てしない一人旅がきっと続くに違いない。サイ・ヤングやノーラン・ライアンがそうであったように。





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Last updated  2007.06.12 23:18:31コメント(0) | コメントを書く
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