Days of our lives - in Hong Kong

鯨肉、 馬刺 にチャレンジ。



よく、欧米諸国とやらの仲間が集まり、よってたかって「日本は鯨を食べるべきではない。なぜなら、鯨は人間と同じ哺乳類だからだ」


ってなことを言ってるけど、自分達が食べている牛、豚、その他の哺乳類やニワトリなどを棚に上げてよく言えたもんだと思う。


「牛は痛みを感じないように、こめかみに長い棒を差し込み、電気ショックで殺し、すぐにさばくから良い」とか「鶏の脳みそは小さいし、人間に食べられるために生まれて来ているから関係ない」という人もいる。


しかし、「犬や鯨は友達」なのだ。

私は動物が好きだけど、でも他の人が肉を食べることに対して「かわいそうだから、食べるのよしなさい」と無理強いは言わない。

個人的には動物を食べること全てに反対ではないし、肉や魚を食べるときは感謝して食べ、また鯨の肉もしかり。感謝して食べる。

だけど毎回毎回、なんかこの「鯨肉食べるな」っていうのは、白人とかから見た自分達のレベルで人に意見を押し付けているような気がして、ムカつく。


おっさんと知り合った頃にまず質問した。

「鯨の肉、食べたことある?」

「ないよ。たくさんあれば食べると思うけど、個体数が少ないから食べないだけ」って言ってた。

そっか、でその時は終わり、結婚後日本に住み始めて数年後。

コンビニで「鯨の大和煮」の缶詰を発見。


「そうだ、これをだまっておっさんに食べさせたら鯨って分かるかな」と思い、テストすることに。(悪いヤツだね)


「これ買ってきたけど、食べてみるー?」(にっこり)


って差し出したら、おっさんパクパク。


ぜーんぶ食べちゃった。


「美味しかった~。ところで何の肉?」って聞かれたので

「今のは鯨だったよ」と答えると

「えー、そうなんだー。初めて食べたよ。美味しかったー」


それ以来、おっさんは鯨肉のファンに。

鯨肉の刺身も大好き。

さらにそれに加えて実家に帰ったときも、熊本名産の「馬刺し」を知り合いにご馳走になって食べる機会があったのでおっさん挑戦。


半凍りの馬刺しに、しょうがのすりおろしを少し載せて、刺身しょう油で食べると美味しい。

私はそんなに好きじゃないから、一切れくらいしか食べなかったけど、おっさんはお代わりまでして、バクバク食べた。


この人は本当に何でも食べる。


もしおっさんが日本に留学してなくて、香港や中国に行ってたら(最初は香港に申し込んでたけど、抽選で落ちたから日本に行ったの)、今頃は広東語か北京語をあやつり、中国系の人と結婚していたことだろう。

そしたら何の肉食べてたかな??

ヤギとかウサギとか犬も食べてたかもしれんなあ。


野生児おっさんは今日も行く。


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: