いつかどこかで2



笑い声の中で孤独を知った

まるで突然落ちた落雷のごとく


ねえ、

気付いてほしい

泣けないほどにひとりでいること

笑えるほど絶望に近いこと

「 under seal of secrecy  」

秘密は守られてこそ永遠になる

けれど

秘密なんてこの世に存在しないんだ

だって自分が知ってる

たったひとりの共犯者でも

それはもうヒミツはヒミツでなくなり果てる

「 your wish... 」

なにもいらないから

この風にふかれて

行きつく先は

シアワセでありますように

これ以上なにも望まないから

ダカラ

うずくまって動けない僕に

ささやかな

ひとすじのヒカリがそそぎますように


「 black or white?    」


教えてほしい。

あの人を

好きなのか嫌いなのか

感情に白黒はつけられないけど

まよいは

ときに

全てを壊し傷つけていく


「 i don’t wanna.. 」

同じことを繰り返し

傷を癒す前に、新たな傷を生み

涙を

これ以上

「  first love 」

甘くて切ないにおい。

かなわぬならば 永遠を誓う

その言葉を闇に溶かして・・


「 snow white 」

あなたの望みはこれだったの?

苦しむことはもうないね

言葉は儚く人を切る

「 ring 」

トマトをつぶす手がやけにキレイで。

目が離せなくなる。

腕に伝わるたくさんの雫が

部屋のすきまの光にキラキラ。

輝くそれはまるで目的をもっているよう。



「 seasons 」

甘い苺をつぶしましょう

雪がそのしずくに映えるでしょう。

無造作に転がる檸檬をつかんで

太陽にかざせばキラキラと。

海にうつる月を眺めては

空との境に永遠の想いを馳せよう

いつまでも。

いつまでも。



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