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飛鳥山のまさひこ

お米の話

あかまっちゃんのＢＢＳへのカキコに少し書き足しました

お米に、関心を持っていただけるとは．．．うれしい

私は､子どもが学校からいただいてきた
「お米は生きている」（富山和子著）を読みました｡

お米は食料品以外にも使われています｡
石鹸､ヘアクリーム、化粧水、ワイシャツやシーツののり、
ビタミン剤、そのほかさまざまな薬品。
畳、しめなわ　には､いなわら。

そして、いくつもの長所があります。

１．長く保存できます｡
　もみのまま倉庫にしまっておけば、何年ももちました。
　「干し飯（ほしいい）」蒸したお米を日に干したもので､保存食です｡

２．栄養があります｡
　からだの基本になるタンパク質が、たくさん含まれています｡
　ほかの穀物、たとえば小麦やとうもろこしとは、くらべようもないほどです｡

３．栄養のバランスもよい｡
　お米さえ食べていれば､べつにお肉やたまごや牛乳をとらなくとも、
　日本人は生きていくことが出来たのです｡

４．お米は､せまい土地でも、たくさんつくることができました。
　そのうえ、毎年毎年、同じように作ることが出来ました。
　土は､生き物です｡使えば､その分やせていきます｡　　
　たとえば､ヨーロッパでは､小麦を作ります｡
　でも、毎年毎年同じ畑につくることは出来ません｡
　一年畑を使ったら､あとの二年は牧草地にしたり､
　肥料になる作物を植えたりして､土地を休ませます｡
　そんなふうにして土の力を回復させてから、
　次の年､また、小麦を植えるのです｡
　ところが､日本では､同じ土地に毎年毎年お米が作れます｡
　その秘密は､水田の「水」にあります｡
　水田に引かれる水には、川が山から運んできた森林の豊かな土の養分が
　含まれていて、たえず土を補ってくれたからでした｡

５．お米は､おいしい。
　お米そのものがおいしいから､おかずをあまり気にせずにすみました。
　梅干や、ほんのわずかのつけものなどがあれば、ご飯を食べるだけで
　十分満足できました｡

いかがですか？

（おまけ）フランスでは日本語の上手な人を
「タタミゼ」と呼ぶそうです｡

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