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おめでとうサンフ!実を言いますと・・・自分は私用で東京を車で走っていまして・・・浦和サポの友人からショートメールで速報されてわかった次第で・・・・バクスター政権の時の前期優勝以来のタイトル!あと、CWCの決勝、3位決定戦でまってるよ!本当におめでとう
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'Sanfrecce Hiroshima Supporters' |
17分に決まった先制点の興奮冷めやらぬ20分、今季の広島を象徴するような、流麗なコンビネーションによるファインゴールが生まれた。
「ピッチに入る前に『お互いキツいけど、クロスが上がるときはファーサイドに入れるように頑張ろう』と話していた」という清水が左サイドから、右サイドにいる、話した相手の石川にクロス。「『上げていいよ』と言っていた。その通り、ストレートのボールが来た」と振り返る石川は、体を投げ出してのヘディングで落とし、中央にいる青山につないだ。「あんなにうまく落とせるとは思わなかった」という石川のパスを、青山が右足で蹴り込む。左右の揺さぶりと3つのダイレクトプレーが見事にかみ合い、広島はリードを2点に広げた。
ゴールを演出した清水と石川は、今季開幕時点のレギュラーではないが、清水は山岸、石川はミキッチが負傷離脱した際、先発でプレーして貴重な働きを続けてきた。清水は山岸が復帰した後も先発の座を譲らず、石川はこの日、警告累積で出場停止となったミキッチに代わっての先発出場。2点目のシーン以外にも、清水は42分に3点目のPKを誘発し、ファウルした相手を退場に追い込む活躍を見せ、石川は50分、J初ゴールとなる4点目を決めた。この日は最終ラインでも、前節まで全試合に先発してきた千葉が警告累積で出場停止だったが、代わって先発した塩谷が問題なく穴を埋めていた。
現役時代は広島の主力選手として活躍し、今季古巣の監督に就任した森保監督は、チーム全体の底上げを進めながらリーグ戦を戦ってきた。主力だけでなく、控え選手にも気を配りながら、個々とチームのレベルアップを図る。リーグ戦の翌日、広島から離れた場所で行われる控え主体のチームの練習試合にも足を運び、一人ひとりのプレーをチェックした。「監督は見てくれている」と感じた選手たちのモチベーションは、自然と高まった。
勝てば優勝が決まる可能性があったホーム最終戦で、当初は控えだったメンバーが、それぞれの役割を果たして勝利に貢献したという事実は、選手層を含めたチーム力の差であると同時に、森保監督の確かな仕事ぶりを示すものと言える。今季途中に就任したC大阪のクルピ監督は、左サイドバックに本来ボランチの扇原を起用するなど、負傷者続出の苦しい状況を何とか打開しようとしたが、及ばず。試合後は「広島は優勝にふさわしいクラブであり、リーグナンバーワン。素晴らしい完成度だ」と勝者を称えた。
広島は、1993年のJリーグ開幕当初の10クラブ「オリジナル10」の中で唯一、リーグ戦、天皇杯、ナビスコカップの3大タイトルを獲得したことがなかった。しかし、もう引け目を感じることはない。試合終了直後に届いた「仙台敗れる」の報。勝利の喜びはそのまま、悲願の初タイトル、リーグ初優勝の喜びに変わり、スタジアムのあちこちで、選手たちの喜びの輪が広がった。
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