2005.8月 夏の京都旅行～後編～
【北嵯峨 二尊院 【京都4日目その2】】
今日は、苔寺onlyにしようかな？･･･とも思ったんだけど、
やっぱり出来そうにないかもぉ～～なんだよね～。ふふふ。
そんな事を考えながら嵐山まで戻って来てみると、
やっぱり天龍寺周辺は混雑していました～。
せっかくの苔寺での余韻を、混み混みしたこの中で使いたくない～～！
そこで、その人込みを避けるため、私の好きな二尊院へと向かいました～。
あぁ～～久しぶりに来た感じ～～。
ここまで来ると、観光客の方達も大分減って、
結構、静かな雰囲気になるから好き～♪
総門を潜ると、そこから真っ直ぐ伸びる“紅葉の馬場”と呼ばれる参道です～。
私の歩く先に、一人ポツンを写ってる男性。
ズ～～っと佇んでいるんだよね～。
私ってね、写真を写す時、なるべく人が入らない様に、
人が退くのを待って撮るの～。
だからこの時、ズ～～っと移動しないこの男性を見て、
心の中で“邪魔だぁ～～！”って思っていました～。ふふふ。
余りにも退いてくれないので、結局、追いついちゃった･･･。
実は、この男性の歩く先にもカップルが歩いていて、
この方は、その人達が見えなくなるのを待っていたらしいの～。
私が追いついた時にも、そのカップルはまだおりました。
･･･って言うか、イチャイチャしておりました～･･･。
あぁ～～あんなのが先に居ちゃ～、ますます写すの待つよね･･･
そぉ～思い、苦笑しながら、思わず、
佇んでいた男性に声掛けちゃったもん。ふふふ。
二人して、粘りに粘って写した写真です～。ふふふ。
記念写真でなら、いくら人が写っていても構やしないけど、
風景画を写してる時には、なるたけ静かな写真としたいのよ～♪
本堂になります。
お寺の名前の通り、釈迦如来と阿弥陀如来の2体を本尊として祀っている古刹です～。
正式名称は、小倉山二尊教院華台寺（けだいじ）と称します～。
本堂の扁額は、年代を感じるほどに古びた感じです～。
応仁の乱の時に本堂が全焼してしまって、その後、再建されてたそうです～。
その時、この扁額を時の天皇より賜ったのだそうです～。
本堂は、キュッキュッと鳴る、うぐいす張りになっています～。
そろ～～り･･･歩いても鳴いてしまうの分かっていても、
ついつい、爪先立ちして歩いてしまうのは、私だけ～～！？ふふふ。
本堂脇にある中庭になるのかな？
ここは、風が通り抜ける場所なので、とぉ～～っても気持ち良い～～♪
訪れる度に、しばら～～くここで一休みしちゃいたくなる（してるんだけど）
そんな場所です～♪
二尊院を後にして、のんびりとランチをとった後、
目の前に大覚寺行きのバスが停まりました～。
思わず飛び乗って、大覚寺へ～。
バスを降りたんだけど大覚寺へは入らず、大沢池へ。
いつもは、この舞台の上から大沢池を眺めるんだけど、
下から見上げると、こんな感じだったのね～～。
心地良い風がここでも吹いてきて、ボ～～っとするには持って来いって感じでした～。
でも、しばらくボ～～っとしているうちに、
ポツポツっと雨が落ちてきちゃったので、
慌ててバス停へと戻って、そのままホテルへ帰る事にしました～。
この日の西芳寺さんで見た“あの景色”の余韻にひたりたくって、
あんまり騒がしい所に居たくない･･･そんな感覚になり、
ちょっと早めの引き上げとなりました～～。ふふふ。
【萬福寺＆三室戸寺＆平等院 【京都最終日】】
いよいよ京都最終日になっちゃいました～。
最後のこの日、どこを周ろうかな～っと考えた結果、
以前、観光バスで駆け足の様に時間に追われて周った所を、
今回、のんびり周りなおそうって思い立ちました～。
JR奈良線に乗って、宇治方面へ行動開始～。
電車に揺られる事15分余り。
最初の目的地、黄檗駅で下車しました～。
駅から5分程度の所にあります、黄檗山萬福寺さん。
以前は観光バスだったので分からなかったけど、
な～んだ、こんなに近くにあったんだ～って感じでした～。ふふふ。
中国風の珍しいお寺さんです～。
山門を潜り、広がった景色。
先に進むと、天王殿が建っています～。
この天王殿は、お寺さんの玄関として設けられているんだそうです～。
天王殿の真ん中には、ピッカピカの布袋様が“ニッコリ”笑って、
お迎えしてくれてます～。ふふふ。
萬福寺さんは、グル～～っと回廊が続いていいます～。
魚梛（かんぱい）
お坊さんのお昼の時刻を知らせるために打つんだそうです～。
木魚の原型とされているんだそうです～。
この道の真ん中を歩く事が出来るのは偉い僧侶の方のみで、
他の僧侶の方達は、両端を歩くんだそうです～。
法堂になります。
ここ法堂正面の匂欄は“卍くずし”の文様になっていて、
奈良時代、法隆寺などの寺院で使われた事があったそうですが、
いつしか姿を消していたそうですが、
ここ萬福寺の建立によって、改めてもたらされたそうです～。
次に向かった先は、三室戸寺さん。
アジサイやツツジ、蓮のお花などで有名な、花のお寺さんです～。
アジサイの咲く季節だと、ここ一面にアジサイが咲き乱れるそうです～。
急な階段には、これから登る私達を励ます様に、
“ようおまいり”の可愛らしい文字が･･･。ふふふ。
重層入母屋造りの本堂になります～。
現在の本堂は、約180年前に建立されたものなんだそうです～。
ちょっと時期は過ぎてしまっていましたが、
本堂前には、まだ咲いている蓮の花がありました～。
本堂の右側奥に建つ三重の搭。
今回の旅行で、ここが最後の場所となった、宇治の平等院。
この日は、そんなに混んでなくって、得した気分♪ふふふ。
朱色の表門を潜って、中へと進みます～。
鳳凰堂を両横から見たら、こんな感じになります～。
そんなに大きな建造物ではないのに、重々しい感じがします～。
もともとは、藤原道長という人物が、源氏物語のモデルともいわれる、
源融から譲り受けた別荘“宇治殿”を平安末期の1052年に、
道長の子の道通が寺に改め開創した事に始まるそうです～。
鳳凰堂と普通に呼んでいますが、
本当は、阿弥陀如来を安置しているので、阿弥陀堂が正式名称なんですって～。
屋根に想像上のめでたい鳳凰を置き、また、建物の鳳凰の羽を広げた形から
“鳳凰堂”と呼ぶそうです～。
今回の京都旅行。
4泊5日の日程を組んでみましたが、
あぁ～～～～っという間に過ぎ去ってしまった5日間。
楽しい時間って、どぉ～してこうも時の経つのが早いんだろ～･･･
つくづく感じてしまった5日間でした～。
今年の夏は、歩いていてもクラクラする様な暑さはなくって、
しかも、普段の私の京都旅行からしてみたら、
目標に掲げた“のんびり＆ゆったり”は、実践出来たんじゃ～ないかと思います～♪ふふふ。
初めて訪れた場所、久しぶりの訪れた場所、
そんな所を選んで今回周ってみたんだけど、
とっても有意義に過ごせた5日間でしたぁ～～♪
一応、次回は、10月の予定をしてるんだけど、
ちょっと思う所があって考え中なの～～。ふふふ。
だけど、近い内にまた、京都を再訪するつもり～～～♪
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