砂菩に詠む月

砂菩に詠む月

詩のようなものかも


at 2004 08/22 04:53 編集

雑誌の広告だったその言葉を見たとき

胸の中で爆発が起こった



IMPOSSIBLE IS NOTHING

不可能は有り得ない!



この言葉を僕自身の為に書きとめよう。

嫌々繰り返す仕事。惰性の私生活。社会生活適応障害。

この言葉の前に、それら全ては四散した。



コンクリートをさえぶち割って、雑草は茎を伸ばし花を咲かせる。

今、声を高く叫ぼう!

INPOSSIBLE IS NOTHING!

そして一瞬の未来へ立ち向かってみよう。



極寒の冬を越え桜は咲き、太陽は実りの試練の夏を呼ぶ。

例え鬱病患者だとしても、僕の為にここに記そう。



「不可能など有り得ない」



お節介だけれど。もしも、貴方が自身を失っているなら。

この言葉を贈らせて欲しい。



INPOSSIBLE IS NOTHING



前を向いた僕の前に、朝の陽光があふれていた。


ね(音)
at 2004 08/07 05:20 編集

at 2002 10/06 04:27 編集



濁っていようと 澄んでいようと 



せせらぎの音の 美しいのに 変わりなく



          そう…





   まるで僕達の 人生のように





◆ アダルトチルドレンの、誰そ彼時。
at 2004 08/03 18:23 編集


2004年07月30日(Fri)17時54分

団地の中。誰も居ないアスレチック公園。タイヤのつり橋に差し込むせみの声越しの斜陽が。大人に成れない僕がここに訪れている心理を、あまりにも描写し過ぎている。黄昏ちゃうなぁ。





◆ 人生はジャングルジム
at 2004 08/03 18:22 編集


2004年07月30日(Fri)17時56分

くぐったり、登ったり、道を抜けたり。閉じ込められたり。右往左往するためのもの。大人に成ってしまった者にとってはね。



その上とても小さな三畳程の存在。僕の30数年の人生とどこも違わない。そのことに気づいてしまった。







◆ Lost in Universe
at 2004 08/02 03:46 編集

失くしたものは何ですか...



恋ですか?愛ですか?



お金ですか?夢ですか?





紅い 赤い月が昇るたびに



そう問いかけられるのです。





僕の答えは見つからないけれど。



喪失感だけが毎日積み上げられて...





けれど、其れさえも、恐らくは平穏な日々。







失くしたものは、何ですか...



人生ですか? 其れとも...?






切り取った景観
at 2004 08/18 23:46 編集

買い物帰り。ターミナルの街灯が、まだ空も蒼いのに。

これ見よがしにオレンジ色の灯を、飾りはじめ。



思わず切ったシャッター。

君が写る筈は無いのに。



群集。滲んだ陰。

飾り立てた割りに殺風景な街の景色。



僕の胸のファインダーには、確かに。

確かに、翻る君の微笑が、オーバーラップしていた。



フィルムには写らないけれど。

無彩色の景観の中に、其れは確かに、天然色の微笑だったんだ。



そして今日も僕は風景を切り取っている。

その微笑がいつか、いつか写ることを夢見て・・・





雨音はエリックサテヰの調べ
at 2004 08/18 01:00 編集

徹夜した新月の夜。やっとの思いで書き上げた1曲。



その朝、振り出した夏の時雨のなんと旋律的なこと。



「敵わないな!」

自然の奏でる無作為のシンフォニー。



僕は静かにシンセサイザーのデータを消した。



蔦の葉を落ちる雨だれの音に聞き入ってしまったんだもの。



風 歩む
at 2004 08/16 23:01 編集

風が歩いている。早足だったり、のんびりだったり。

駅までの道すがら。様々な風とすれ違います。



ほら 今、通り過ぎたのは原っぱの青草の匂いを抱いていた。

街道へ出るとプラタナスと土埃と車の排ガスの匂い其れ。

商店街では青果店から、踊るような足取りで果実の芳香をたくさん抱えて。



約束の時間より早く着きすぎた時に、両脇を通り過ぎていくのは風の雑踏。



         15分。





待ちぼうけて居る僕の前に。

風がゆっくり歩み寄ります。



そしてたった今、立ち止まった其れの くるりと舞わせたのは





君の・・君の香りでした。



◆ 存在の耐えられない軽さ
at 2004 08/16 01:32 編集

群集があればこそ孤独があるのかな?

誰も居ない世界で、孤独を感じるだろうか?



花は一人で咲く。季節を問わず。

彼女は、はたして孤独であろうか?



凛として咲く彼女に問い掛けても

答えのあるはずも無く



ただただ、可憐に咲きそして朽ちて行く



花は花。人は人

孤独であろうと、そうでなかろうと。



ただ、そこに存在(あ)るのは

間違いではなく、事実なんだよね?

悲しくも、嬉しくも無いが





揺ら揺らと、風に吹かれる



僕と向日葵だった。




いのち


at 2002 10/06 04:25 編集



某の生命は汚れていますか? 洗うことが出来ますか? 



綺麗になったら みんなをシアワセに出来ますか?



不幸なのは誰かのせいですか? 何かのせいですか?



某のせいですか?



幸福なのは誰かのせいですか? 何かのせいですか?



某のせいですか?



某の生命は汚れていますか?


睡眠生涯
at 2004 08/15 14:22 編集




睡眠傷害。睡眠生涯。

どちらにしてもそれが人生?



明日の未知が怖くて眠れない。

過去の記憶が怖くて眠れない。



睡眠導入剤3種 睡眠傷害治療薬2種

睡眠剤1種 精神安定剤1種

困ったもので、これでも眠れない夜はある。

昼間には、殊に仕事中は、眠くなれる。現実逃避。



今日も睡眠傷害。

それでもボクは、きっと「何か」を愛している。

多分、恐らく、きっと。



強制した眠りの中で、その愛してる「何か」の正体を。

探しつづける僕なんです。



どうせなら24時間眠くならなければ好いのにね。

星のように眠らない人生なら其れでい好いのにね。

闇のように眠ったままの人生ならば好いのにね。



明日が無為徒食の日であるなら。

いつまでも安らかに眠れるのだけれど。



眠らない生涯。そのとき見る夢は白昼夢?

眠り続ける生涯。そのとき見る夢は非現実。



幸福とは眠るものにしか訪れないモノなのかなぁ・・?

けれども若者は、覚醒したまま夢を見る。



そしてボクはといえば、夢見ているさ。

たぶん、恐らく、きっと。睡眠生涯。



コヨイ
at 2003 07/15 23:01 編集

の月は望月?蒼い眼鏡で見ても、亜麻色は変らないねぇ。月の心は何色?

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