砂菩に詠む月

砂菩に詠む月

ヴァンヘルシング





19世紀のヨーロッパ。バチカンから使わされた男、ヴァン・ヘルシング(ヒュー・ジャックマン)は、不死身のモンスター、ドラキュラ伯爵を捕らえるためトランシルバニアへやってくる。この土地で、代々吸血鬼と戦ってきたヴァレリアス一族は、今や王女のアナが残るのみ。アナの兄ヴェルカンは、すでにドラキュラの手に落ちていた。アナとヴァン・ヘルシングは共にドラキュラを追うが、その頃、世界支配を目論むドラキュラ伯爵は、何千という吸血鬼の卵を孵化させようとしていた。

吸血鬼の宿敵として、ブラム・ストーカーの古典小説に登場した男、ヴァン・ヘルシング。吸血鬼ハンターといえど、派手なアクションとは結びつかなかったヘルシング教授が、タフでスマートなヒーローとなって進化した。黒の衣装で決めた「新しい」ヴァン・ヘルシングを演じたのが、ヒュー・ジャックマン。たくましい体つきと知的な表情が役にぴったりだが、それ以上に、自分が本当は何者なのか苦悩する、心の影を熱演した。アン王女を演じたケイト・ベッキンセールも、近年ハリウッドで大活躍を見せているが、気品と強さをかねた王女らしさを好演。

監督は、『ハムナプトラ』シリーズのスティーブン・ソマーズ。伝説の怪物たちをスクリーンに集合させ、1000名以上のスタッフ、大規模なセット、膨大な時間をかけて一大ゴシック・アクションを作り上げた。荘厳な舞踏会シーンやモンスターへの変身シーンなど、満点のスリル感を味わえる。

コメント
レイトショウ観てきた。痛快娯楽作。悩んだけど観て良かった!!
VFXバリバリで凄かったな。ウルフマンやドラキュラの変身シーンのモーフィングも良く出来てた。
テンポが速く飽きる暇のないジェットコースタームービー仕立て。ストーリーもしっかりしててアドベンチャーらしい仕上がり。
しかも、「そう来るか」的な後半の展開はGOOD!でした。アナ皇女の女優さん綺麗だねぇ。ウイル・ケンプが兄役で居たけど出番が少ししかなかった。T-FMにゲストで来て喋ってたけどウルフマンやるためにジム通いしたらしい。
そう言えば大阪弁で「おもろいで~!」って絶叫してたな。

今作は娯楽作としてお勧めできます。

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